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不動産を早く売りたい!家・マンションを早期売却する方法とポイント

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不動産を早く売りたい!家・マンションを早期売却する方法とポイント

不動産の売却は半年以上もかかることも珍しくありません。できるだけ早く不動産を売りたい場合は、あらかじめ準備をしておくことが大切です。

どういった不動産が早く売れるのか、どうすれば早く売れるのかをわかりやすく解説します。不動産売却をスムーズに進めるポイントを、ぜひ参考にしてください。

早く売れる不動産の特徴

「不動産を少しでも早く高く売りたい」のは、売主共通の想いでしょう。一般的に不動産の価格を下げれば早く売れますが、手もとに残るお金はわずかです。できるだけ価格を下げずに、早く売るにはどうすればよいのでしょうか。

一般的に、早く売れる不動産の特徴は次のとおりです。

  • 立地がよい
  • まだ新しい
  • 状態がよい
  • 需要が高い

それぞれの早く売れる不動産の特徴を詳しく解説します。

立地がよい

徒歩圏内に最寄り駅がある、近くにスーパーや病院といった生活利便施設があるなど、立地条件のよい物件はスムーズに売却できます。

購入希望者の多くは、その地域での生活を想定しています。そのため、生活しやすい場所にある物件は早く売れる傾向にあるのです。

まだ新しい

建物の資産価値は、築年数が経過すればするほど下がるのが一般的です。また、築古ちくふるの物件は資産価値が低いうえに、状態が悪ければ修繕も必要です。

築古の物件に対して築浅ちくあさの物件は資産価値が高いだけでなく、そのまま住めるというメリットがあります。新しい物件は購入希望者の注目を集めやすいため、築古の物件と比べると早く売れます。

状態がよい

物件の状態がよい不動産も早く売れる特徴のひとつです。立地条件がよかったり、価格が安かったりしても、状態が悪くてそのまま住めない中古住宅は、買主がなかなか見つかりにくいでしょう。

購入してから修繕の手間がかからない、状態のよい物件はそれだけ早く売れる可能性があります。

需要が高い

地域の需要に合った不動産も早く売れるポイントのひとつです。たとえば、子育て世代が多い地域なら、2LDKや3LDKといったファミリー向けの物件の需要が高くなります。需要に合った不動産は、すぐに購入希望者があらわれるでしょう。

高く売れる不動産の特徴

不動産の価格は、多くの要素によって左右されます。高く不動産を売却するには、価格を決定する要素を理解し、それらを最大限に活かすことが大切です。

立地のよさ

立地は不動産価格を左右する、大きな要素のひとつです。駅からの距離や、商業施設、学校、公園などの周辺施設、さらには眺望なども価格に影響します。

アクセスがよく、生活に必要な施設が近くにある不動産は、売却価格が高くなる傾向にあります。

建物の状態がよい

物件の構造(木造や鉄筋コンクリートなど)、築年数、間取り、総戸数、設備の新しさ、管理状況なども重要です。

たとえば、新築や築浅の物件、大規模マンション、新しい設備が整った物件、きちんと管理されている物件は価格が高くなりやすいです。

市場の動向に合っている

不動産市場の動向も価格に影響を与えます。市場全体が活況にあるとき、供給が不足している地域や物件のタイプは、高値で売却できる可能性があります。

現在の市場の状況を理解し、地域の需要や物件の特徴を把握することが大切です。

近隣の相場に合った価格設定

同じような条件の物件が、周辺でどのような価格で売買されているかを調べることも重要です。金利相場に合った、適切な価格を設定であれば購入希望者が多く、極端な値引き要求を受けずに済むでしょう。

不動産を早く売るときの注意点

不動産を早く売ることを目的する場合、通常の売買とは異なる注意点があります。

  • 抵当権を確認し、抹消する
  • トラブル予防のため、入念にチェックをする
  • 売り出し価格が相場より安くなりがち

それぞれの注意点をあらかじめ把握しておき、スムーズに売却ができるよう備えましょう。準備がしっかりしていれば、それだけトラブルなく、早く売却できます。

抵当権を確認し、抹消する

抵当権は住宅ローンを完済しても自動的に抹消されないため、自身で手続きを行う必要があります。そのため、相続した不動産のなかには、抵当権が設定されたままになっていることがあるのです。

相続した不動産に設定されている抵当権は、所有者や不動産会社が気づくのが遅れることがあります。不動産会社に売却の相談をする前に、法務局で登記簿謄本を取得して抵当権が設定されているかどうかを確認しましょう。

抵当権抹消に必要な証明書を発行するには、約1カ月かかるため注意が必要です。

トラブル予防のため、入念にチェックをする

不動産を早く売りたいときは不動産会社が取引を急ぐあまり、物件の状況把握が不完全になってしまうことがあります。物件の状況把握が不十分だと、あとでトラブルが起こるおそれがあります。

たとえば、売買契約を結んだあとに、雨漏りが見つかったり、下水道の工事が行われていないことが明らかになったり、さまざまなことが起こるかもしれません。不動産会社に任せきりにするのではなく、役所で調査をしたり、自身も物件をくまなくチェックしたりしましょう。

急いで売却をしたい場合は、事前に物件の資料や写真などを不動産会社に提供し、効率よく調査が進むようにしましょう。

売り出し価格が相場より安くなりがち

不動産を売却するときに「早く売る」を条件にすると、不動産会社は相場より安い価格で売り出す提案をすることがあります。

本来であれば、売り出し当初は相場より高い金額で広告し、反響を見ながら徐々に値段を下げていく手法が取られます。しかし、短期間で売買をするために、相場より安い金額で売り出し、多くの反響が得られるようにしなければならないのです。

不動産会社から売り出し価格を提案されたときは、なぜその価格になったのか、理由の説明を必ず受けましょう。

「早く売りたい」依頼に不動産会社がすること

売主から「早く売りたい」というリクエストがあったとき、不動産会社は主に次のような対応をします。

  • 売り出し価格を安くするよう提案する
  • 状態が悪い空き家は土地として売り出す
  • 買取を提案する

早期売却の代表的な方法として、あらかじめ把握しておきましょう。

売り出し価格を安くするよう提案する

不動産会社は売主が「早く売りたい」と希望されたら、売り出し価格を相場より安くする提案することが多いです。

売り出し価格を相場より低く設定することで、多くの反響を獲得できるでしょう。特に交通の便がよい立地や移住に人気のエリアは、広告を出したその日に内見の予約が入ることも珍しくありません。

ただし、仲介手数料は物件が売却できた価格で決まるため、不動産会社によっては安い金額を提示しないこともあります。提案を受けた売り出し価格や周辺の相場価格は、必ず根拠を確認しましょう。

状態が悪い空き家は土地として売り出す

長年放置された状態の悪い空き家を売却するとき、不動産会社は土地として売り出すことを提案することがあります。

家を売却するときは、修繕の必要な箇所やライフラインの状況などを正確に把握しなくてはなりません。状態の悪い空き家だと、それらの調査に時間がかかってしまいます。また、状態が悪い空き家は購入希望者との条件交渉になることが多く、売買が長期化するおそれがあるのです。

引き渡すまでに更地にするという条件をつけたり、建物を無価値とする古家付き土地として売り出したりすることで、売買するときのリスクを回避できます。

買取を提案する

売主が早く売却したいと考えているうえに、不動産の立地や状態がよいのであれば、不動産会社によっては買取を提案することがあります。買取は不動産会社が物件を直接買い取ることをいい、仲介で購入希望者を探すより早く売れるのがメリットです。

ただし、一般的に買取の売却価格は、市場価格より安くなります。不動産会社が再販売して利益を出す費用が、買取価格から差し引かれているためです。しかし、もっとも早い売却方法ではあります。

買取に対応できる不動産会社は決して多くはないため、一括査定サイトのリビンマッチを利用して、買取に対応できる不動産会社を見つけてください。

とにかく早く売る!それなら不動産買取がおすすめ

不動産売却には、不動産会社に買主を探してもらう「仲介」と不動産会社に直接物件を買い取ってもらう「買取」の2種類があります。

買取は時間をかけずに不動産を売却できるため、すぐに売りたい方におすすめの方法です。ただし、買取にはいくつかデメリットがあります。「早く売れるから買取にしよう」と安易に決めると、後悔するかもしれません。

メリットとデメリットの両方を把握してから、利用を検討してください。

不動産買取のメリット

不動産買取のメリットは、次のとおりです。

  • 短期間で売却できる
  • 即現金化できる
  • 近所に知られずに売却できる

短期間で現金化できることが、買取を利用する大きなメリットです。広告を出す必要がないため、近所に知られずに売却できるのも魅力です。

不動産買取のデメリット

早く不動産を売りたい方に魅力的な買取ですが、次のようなデメリットがあります。

  • 仲介に比べると売却価格が安くなる
  • 不動産会社が限定される

仲介に比べると売却価格が安くなるのは、買取の欠点です。不動産買取の売却価格は、市場価格より2~3割ほど安くなります。

売却価格が安くなるのは、不動産会社が再販売するための施工費や人件費などを差し引いているためです。不動産会社に買い取られた物件は、リフォームやリノベーションをしてから再販売されるため、仲介より価格が安くなります。

不動産を早く売るためにできること

「不動産を早く売るために何をすればよいかわからない」という方は少なくないでしょう。ここでは、不動産を少しでも早く売るために、売主ができることを紹介します。

相場価格を知る

不動産を早く売るには、まず市場価格を調べましょう。売却の相談をする前に、売り出す不動産の相場を把握しておくことが大切です。

相場価格を調べるときは、次のWebサイトがおすすめです。

不動産会社の提案する売り出し価格が適切かどうかを判断できず、相場よりかけ離れた金額を設定してしまうと売却に時間がかかってしまいます。短期間でスムーズに売却するなら、相場価格を把握して適切な売り出し価格をつけることが大切です。

相場より少し安い価格で売り出す

少しでも早く売却するなら、相場より少し安い価格で売り出すと効果的です。価格を下げることでほかの物件と差別化でき、購入希望者の注目を集められます。

ただし、早く売りたい気持ちが先行するばかりに、相場よりかなり低い価格をつけることはおすすめしません。

立地や物件の状態がよいのに価格が安すぎると、「問題がありそう」と敬遠されてしまうおそれがあります。あくまでも相場より少し安い価格を設定することがポイントです。

きれいにして印象をよくする

物件の内装をきれいにして、購入希望者の印象をよくする方法もおすすめです。見た目が悪い物件は、生活する場所として好まれず、なかなか売れないおそれがあります。

劣化や汚れが目立つ物件は、リフォームやリノベーション、設備を交換して第一印象をよくするとよいでしょう。

また、築年数が浅い物件やそれほど劣化が目立たない物件なら、ハウスクリーニングを実施するのもおすすめです。素人では気づきにくい汚れも、掃除のプロがきれいにしてくれます。

買取保証をつけて売却を依頼する

「ある程度高値で売りたいけど、売却期間に限りがある」という方は、買取保証をつけて売却に出すとよいでしょう。

万が一、仲介で売れなくても期限になったら不動産会社が買い取ってくれるため、時間をかけずに売却できます。

買取保証とは?

買取保証とは、仲介で一定期間売却できなかった場合に、あらかじめ決めておいた価格で不動産会社が買い取る売却方法のことです。決められた期間内に確実に売却できる点が、買取保証の魅力です。

買取保証は、仲介で高値売却できるチャンスがありながら、期限内に必ず売却できるため、仲介と買取のよいところ取りといえるでしょう。

転勤や離婚、相続などさまざまな事情から売却期間が限られているものの、高値で売ることを諦めたくない方は、買取保証をつけて売り出すことをおすすめします。

媒介契約ばいかいけいやくの種類をよく検討する

媒介契約には、「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の3種類があります。それぞれの特徴は、次のとおりです。

媒介契約の種類
  一般媒介契約 専任媒介契約 専属専任媒介契約
契約可能な会社の数 上限なし 1社のみ 1社のみ
自己発見取引 できる できる できない
売却活動の状況報告義務 なし あり
14日に1回以上
あり
7日に1回以上
レインズへの登録義務 なし あり
契約締結から7日以内
あり
契約締結から5日以内
契約有効期間 定めなし
※3カ月以内が一般的
3カ月以内 3カ月以内

物件の需要の高さで異なりますが、早く売却するなら専任媒介契約がおすすめです。

一般媒介契約では売主が複数社と契約可能なため、どれほど積極的に売却活動を行ってもほかの会社と契約が成立してしまうことがあります。そのため、なかには手間が無駄になるのを嫌って、積極的に売却活動しない不動産会社があるのです。

また、専属専任媒介契約は売主が自分で見つけた購入希望者と直接取引ができません。もし、どうしても売主が購入希望者と取引したい場合は契約終了まで待つ必要があり、それだけ売却まで時間がかかります。

それに比べて専任媒介契約は、1社の不動産会社と契約を結びながら、売主の自由もある程度保証されているため、早期売却を実現しやすいといえます。

売却が得意な不動産会社に依頼する

不動産を早く売却したいのであれば、売却が得意な不動産会社に依頼することも大切です。不動産会社によって売却を専門とする会社や賃貸をメインとする会社、管理業に力を入れている会社など得意な分野が異なります。

不動産の売却を検討しているなら、売却に力を入れている不動産会社を選ぶべきです。売却以外の分野を得意とする会社に依頼してしまっては、知識や経験が足りず売却までに時間がかかるおそれがあります。

一括査定サイトで不動産会社を探す

不動産を早く売るには、どの不動産会社と契約するかが重要です。しかし、不動産会社に1社1社連絡して相談していては、それだけ時間がかかってしまいます。できるだけ早く売りたいのに、不動産会社を探すのに手間をかけるのは、時間がもったいないです。

不動産会社選びをスムーズに進めるのであれば、一括査定サイトのリビンマッチがおすすめです。不動産の情報や連絡先などの情報を一度入力すれば、所有する不動産の売却に対応できる最大6社の不動産会社から査定を受けられます。

リビンマッチ

特にリビンマッチは業界最大手の一括査定サイトなので、多くの不動産会社から査定を受けられるチャンスがあります。まずは、リビンマッチを使って不動産会社の査定を受けてください。

登記事項証明書などの土地や建物の面積がわかる書類を用意しておくと、入力がスムーズにできます。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
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