ダクトとは？ ダクトの解説｜リビンマッチ 不動産用語集

ダクト（ダクト）

ダクト、別名「風道」とは、空気調和や換気システムにおいて空気を指定の場所に運ぶための長方形または円形の管路です。建物内の空調設備や換気設備に設置され、角ダクト（四角い形状）や丸ダクト（円形）など、直線形や曲線形、それらの組み合わせの形状があり、用途に応じて使い分けられます。

ダクト設置工事は管工事に分類され、設計図や施工図に基づいて製作されたダクトを現場で組み合わせて接続します。ダクトの品質は、空調や換気の機能を正常に保つために重要で、風量の確保、接続部の腐食や雨水の浸入防止、地震によるたわみ防止、音漏れ防止のコーティングなど、多くの要素が考慮されています。ダクトは「エアダクト」「風導管」「通風管」とも呼ばれ、鉄管、アポニール風管、薄鉄板円筒などが用いられます。建物が完成した後は見えない部分なので、ハウスメーカーなどに品質を確認することが望ましいです。