分電盤とは？ 分電盤の解説｜リビンマッチ 不動産用語集

分電盤（ブンデンバン）

分電盤とは、建物内での電気配線を複数の回路に分岐させ、それぞれの電気回路の開閉や過電流保護を行うための収容箱です。幹線からの配線を各所に分岐させるために設置され、電灯や動力など用途に応じた種類があります。

家庭に送られてきた電気は分電盤を通じて各部屋の照明やコンセント、電気機器へ供給されます。分電盤内には、アンペアブレーカー、漏電遮断機、配線用遮断機が装備されており、電気の使用量を制限したり、漏電や過電流による事故を防ぐ役割を果たします。また、電気使用量を可視化したり、雷や地震に対応して自動で電気を遮断する高機能な分電盤もあります。安全な電気使用のためには、定期的な分電盤の点検とメンテナンスが重要です。