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マンションの買ってはいけない階とおすすめの階を紹介

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マンションの買ってはいけない階とおすすめの階を紹介

マンションは高階層ほど価値が高くなる傾向にありますが、高階層が絶対におすすめというわけではありません。

実は階層ごとにマイナスポイントがあり、知らずに買って後悔する人も多いです。

この記事では、マンションの階層ごとの特徴を解説します。これからマンション購入を検討する人や、今住んでいる人もぜひご参考にしてください。

買ってはいけない階は?各階層のマイナスポイント

人によって重要視することは異なるため、買うと絶対に後悔するという階層はありません。しかし、内覧では気づくことができなかった点に、実際に住んだ後で後悔するケースがあります。

ここでは、マンションの各階層におけるマイナスポイントを解説します。「このマイナスポイントは絶対に避けたい」と考える階層を避け、購入を検討しましょう。

低階層・中階層

低階層と中階層に明確な定義はありませんが、一般的には5階以下の階層が、低階層や中階層と呼ばれることが多いようです。

この階層のマイナスポイントは、以下のとおりです。

  • 人の目が気になる
  • 騒音が気になる
  • 虫が入ってくる

それぞれ詳しく説明します。

人の目が気になる

マンションの1階には庭があるタイプがあり、比較的高めの囲いがある仕様もありますが、人の視線が気になるという人は多いです。

生活習慣を見知らぬ人に確認されてしまうおそれがあるのは、低階層のマイナスポイントのひとつといえるでしょう。

騒音が気になる

最近のマンションは防音仕様になっているため、窓を締めれば外の音は気にならないという人は多いです。

しかし低階層や中階層は、道路や生活音に近い高さにあるため、窓を閉めていても音が聞こえるおそれがあります。

外の音が聞こえるということは、部屋内の音が外に聞こえる可能性があるため、気を遣う生活を強いられることがあります。

虫が入ってくる

蚊やハエは、一般的なマンションの4階や5階までは窓から入ってくるといわれています。

そもそも虫が嫌いなため、戸建てではなくマンションを選ぶ人も多いです。低階層、中階層に住むなら、虫対策は必要です。

ただし、高階層だからといって、虫と完全に無縁となるわけではありません。エレベーターや人の服に付着することで侵入してくるため、あくまでも程度の問題だと考えておきましょう。

高階層

マンションといえば高階層が人気です。人の目を気にすることなく騒音も少ないため、安心した居住空間を維持できるからです。

マンションを内覧した際に景色を気に入り、購入を決めたという人も少なくありません。

しかし、ほかの階層と同じように、高階層にも以下のようなマイナスポイントがあります。

  • 通勤時のエレベーターが混む
  • ゴミ捨て場が遠い

通勤時のエレベーターが混む

高階層に住む住民の通勤ラッシュは、部屋のドアを開けた所から始まるといわれています。

駅から近いマンションを購入したものの、ドアtoドアで勤務時間を計算するとマンションのエレベーターでかなり時間を費やしていた、ということも珍しくありません。

購入時にはエレベーターの台数もチェックするとよいでしょう。

ゴミ捨て場が遠い

ダストシュートが付属しているマンション以外は、高階層の住民はゴミ捨てをするのも一苦労です。ダストシュートとは、各階の廊下などに設置されたゴミ捨て場です。

ゴミ捨てが面倒なため、パートナーとの喧嘩にまで発展するケースもあります。購入時には、ゴミ捨て場までしっかりと確認しておきましょう。

最上階

マンション住まいで一種のステータスといえるのが、最上階です。

価格も最高額に設定することが多いため、一番マイナスポイントが少ないように思えますが、最上階ならではの問題があります。

それは、日照です。最上階は非常に日当たりがよい反面、夏場は暑すぎるためエアコンが効きづらいという問題があります。

また、屋根が焼けた熱が伝播してくるという点も、暑さ問題に拍車をかけています。
この暑さ問題に加え前述した高階層の問題もプラスされるため、最上階での生活は意外と苦労が多いです。

購入におすすめの階は?

各階層のマイナスポイントを解説しましたが、結局どの階層がよいのでしょうか。

ここでは各階層に向いている人の特徴を解説します。

低階層・中階層が向いている人

低階層や中階層は、高階層に比べて物件価格が安い傾向にあります。そのため、費用を抑えたい人に向いています。

また、通勤距離や通勤時間を少しでも短くしたいという人にもおすすめです。
そして、小さい子どもがいて高階層に住むことが心配な人は低階層を選択するケースが多いです。

高階層が向いている人

日当たりや静かな環境を保持したい人は高階層が向いています。

景色と日当たりは低階層に住みながら確保することは難しく、物件価格が高くても購入する価値があります。

また、将来売却しやすいというメリットもあります。
初期投資は大きくなるものの売却価格が高くなるため、売却も考慮しながら購入する人におすすめの階層といえます。

最上階が向いている人

最上階に住むことでしか得られないステータスと、唯一マンション内で上に誰も住民がいない階層となります。

マンションに住みながら、人の気配を感じることなく暮らせる部屋は最上階のみです。生活環境や費用対効果のバランスが合う人であれば、最上階での生活は価値あるものになるでしょう。

階層以外で注意するポイント

マンションは階層以外にも注意点があります。住まないとわからないようなポイントを事前に知っておくことで、買った後に後悔せずに済みます。

階層の注意点とは別に、マンションの内覧時に見落としがちなチェックポイントを解説します。

中央に近い部屋か角部屋か

通常、中央の部屋はエレベーターや階段が遠く、マンションの敷地外に出るまでの距離が一番長いケースが多いです。

そのため、地震や火災が発生した際には、ほかの部屋よりも逃げ遅れてしまうリスクが高いです。

また、角部屋に対し、周りが他の部屋で囲まれています。住民の生活音が聞こえやすいため、内覧時には隣が空き部屋で気にならなかったことが、居住後にストレスになることもあります。

内覧時には、避難経路や隣部屋の状況を確認しておきましょう。

駐輪場、駐車場が近いかどうか

部屋の場所によっては駐輪場や駐車場が近く、車両通行時の音が気になることがあります。

マンションには多様な生活サイクルの人が住んでいます。そのため、早朝や深夜に車やバイクを駐車する音が聞こえることがあります。

マンションを購入して住んだ後に後悔する理由として、騒音問題が多く挙げられます。
内覧時には必ず駐輪場や駐車場の位置を確認し、可能であればどんな車やバイクが停まっているのかをチェックしましょう。

目の前に大きな土地があるかどうか

マンションの前に広い空き地がある場合は注意が必要です。

マンションの向かいにある土地は、マンション建築がされる可能性が高いです。一方、前面が大きな道路や川であれば、マンションが建築されることはないでしょう。目の前に大きな土地がある場合は今後、周辺環境が一変する可能性があるため注意が必要です。

ここまで、マンションの各階層でのマイナスポイントや、各階層に向いている人の特徴を紹介しました。これからマンションを購入する人は、ぜひ参考に物件選びをするとよいでしょう。


この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

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