登録免許税
(トウロクメンキョゼイ)
登録免許税とは、不動産の登記手続きに伴って納める税金のことです。不動産の権利移転や変更があった際に課税され、住宅の建築や購入時の所有権保存登記、土地や中古住宅の購入、相続時の所有権移転登記、抵当権設定登記などが対象となります。
登録免許税の税率は、対象となる登記の種類によって異なります。所有権の保存登記は0.4%ですが、一律で適用されるわけではなく、不動産の種類や価値によって税率が定められています。所有権の移転登記の税率は、売買の場合通常は不動産の価格の2%ですが、相続による場合は固定資産税評価額に応じた税率が適用され、贈与による場合も同様です。抵当権設定登記の税率は、債権額の0.1%ですが、これも条件によって異なる場合があります。
また、新築住宅の購入や一定条件を満たす住宅用家屋の取得については、登録免許税の軽減措置が適用される場合がありますが、その具体的な税率や条件は時期や政策によって変動することがあります。
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