リビン・テクノロジーズが20周年 リビン・テクノロジーズが20周年
東証上場 リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場)が運営するサービスです  証券コード:4445
通話・相談無料:9時~18時(年末年始を除く)tel:0120-139-179

糸島市への移住!人気の理由や移住支援制度、おすすめエリアを紹介!

更新日:
糸島市への移住!人気の理由や移住支援制度、おすすめエリアを紹介!

2021年に魅力的な小都市で世界3位に選ばれた糸島市をご存じでしょうか。

糸島は福岡県の西端に位置し、福岡市と接しているためベッドタウンとしても人気があるエリアです。近年では、糸島ブランドが全国的に有名になり、首都圏からの移住者も増えています。

この記事では、糸島に移住を検討している人におすすめのエリアや魅力、移住支援制度について紹介します。

糸島市の基本情報

糸島市の人口推移や平均気温などの基本情報について紹介します。

人口推移

年齢階層別人口の推移 – 糸島市」による糸島市の人口推移は以下のとおりです。

糸島市の人口推移
人口数(人)
2016 99,687
2017 100,131
2018 100,721
2019 101,450
2020 101,665
2021 102,434
2022 102,936
2023 103,562
2024 103,655

人口減少に悩まされる地域が多いなか、糸島市の人口は増加傾向にあることがわかります。糸島市は、人口増加の大きな要因としては以下の3つを挙げています。

  • 新興住宅地への移住・定住
  • 九州大学移転に伴う学生や教員の移住
  • 外国人居住者の増加

特に外国人からの人気は高く、移住者は今後も増加が見込まれます。

気温・風速・雨量

糸島市の年間の平均気温・平均風速・合計雨量は以下のとおりです。東京都の平均と比較しながら紹介します。

糸島市の平均気温・平均風速・合計雨量
  平均気温(℃) 平均風速(m/s) 合計降水量(mm)
糸島市 17.3 3.0 1686.9
東京都 15.8 2.9 1598.2

平均気温・平均風速・合計雨量のすべてが東京都の平均数値と近く、糸島市へ移住してもこれらの3つの点で生活が大きく変化することはないようです。

糸島の魅力と残念なポイント

ここでは、世界的に注目されている糸島の魅力と、移住して後悔しないために知っておきたい残念なポイントを紹介します。

魅力的な小都市

2021年にイギリスの情報誌「MONOCLE」が「輝く小さな街」のランキングを発表し、糸島市は世界3位に選ばれました。日本では糸島市のほかに、青森市が16位に選ばれていますが、日本国内では糸島市が圧倒的に1位です。

ランキングは、世界中の人口25万人未満の街のなかで、住みやすさや移住者への寛容さ、ビジネスの機会、生活の質などを総合的に評価したものになっています。総合的な視点から評価したランキング調査で3位に選ばれたということは、糸島市が世界から評価されていることを示しています。

参考:「Bright lights, small city – The Forecast 2021 – Magazine | Monocle

自然と利便性の調和

糸島市は自然と利便性がほどよく調和した、住みやすい街です。

海と山に囲まれた自然豊かな地域で、海ではサーフィンや釣りが盛んに行われ、ハイキングスポットもあります。また、海や山のさち、農産物が豊富に取れるので、新鮮な食べ物を安い価格で食べられます。JA直営の大型直売所やイオンなどの大型スーパーもあるので買い物にも困りません。

糸島市の海

糸島市の海

自然が豊かであるとともに、福岡市へのアクセスもよく、福岡空港から世界中へアクセス可能です。世界中を飛び回るビジネスマン、ビジネスウーマンの癒やしの場としても最適な街です。

また、コミュニティーの意識が強く寛容的なので、移住者にとっても住みやすい環境といえます。さらに、クリエイティブな人が集まっており、新しいビジネスが生まれることも多く、若い世代にも人気があります。

残念なポイント

魅力の多い糸島市なだけに、観光客が多く、渋滞になることが多いのが残念なポイントです。また、電車は市の中央に一本しかなく、バスもあまりないため、生活するには自動車が必須といえます。

さらに、糸島市では光熱費が高い傾向にあります。水源が少ないことから水道代が高くなります。相場としては東京の約1.5〜2倍といわれています。ガス料金に関してもプロパンガスの利用が多いことから、都心エリアに比べるとガス料金も高くなる傾向にあります。

参考:水道料金・下水道使用料 早見表 – 糸島市

移住におすすめのエリア

糸島市には多くの魅力がありますが、住むエリアによっても特徴があります。ここでは、移住におすすめのエリアについて紹介します。

JR駅周辺

糸島市の中央にはJR筑肥線(ちくひせん)が走っており、市内には駅が10個もあります。JR筑肥線は筑前前原駅(ちくぜんまえばるえき)よりも東であれば、空港や繁華街として有名な天神(てんじん)まで乗り換えなしで行くことができます。

以下は糸島市の走る10個の駅を東から順にしたものです。

糸島市の走る10個の駅
駅名 住所
波多江駅(はたええき) 福岡県糸島市波多江駅北4-3-13
糸島高校前駅(いとしまこうこうまええき) 福岡県糸島市伊都の杜1-5-1
筑前前原駅(ちくぜんまえばるえき) 福岡県糸島市前原中央1-1-15
美咲が丘駅(みさきがおかえき) 福岡県糸島市荻浦4-8-1
加布里駅(かふりえき) 福岡県糸島市神在4-11-8
一貴山駅(いきさんえき) 福岡県糸島市二丈田中130-3
筑前深江駅(ちくぜんふかええき) 福岡県糸島市二丈深江1055
大入駅(だいにゅうえき) 福岡県糸島市二丈福井2447-3
福吉駅(ふくよしえき) 福岡県糸島市二丈吉井4086-2
鹿家駅(しかかえき) 福岡県糸島市二丈鹿家1799

福岡方面に通勤や通学する人は、電車か自動車で移動することになりますが、糸島市は観光地ということもあって、自動車の渋滞が多い地域です。そのため、電車で移動する人も多くなります。電車で通勤・通学を考えているなら、駅周辺がおすすめです。

電車は1時間に約3〜5本走っているので、地方路線としては待ち時間も少ないです。ただし、筑前前原駅より西側は1時間約2本になってしまうので、電車をよく使う人は筑前前原駅(ちくぜんまえばるえき)より東側に住んだほうがよいかもしれません。

筑肥線

筑肥線

前原エリア

筑前前原駅周辺は糸島市の中心街です。市役所や図書館があり、お店も多いのでにぎわいを感じます。そのため、糸島の田舎の魅力と都会の便利さの両方を感じたいなら、前原エリアがおすすめです。

また、筑前前原駅は始発駅になることが多いので、電車で通勤する人にとっては、便利な駅です。天神までも乗り換えがなく、約30分で到着できます。駅の南には高速道路のインターチェンジもあり、車での長距離移動にも便利です。また、海や山にも車で約15分で行けるため、休日は海や山でリフレッシュできます。

おしゃれなお店が立ち並ぶ志摩エリア

おしゃれなお店が立ち並ぶ志摩エリアは、移住者にとても人気のあるエリアです。

近くには大型のショッピングセンターがあるため、日常の買い出しにも困りません。駅までは遠いですが、天神・博多までの直通高速バスが通っており、移動にも便利です。

海沿いには、サイクリングやドライブを楽しめるサンセットロードという道があります。サンセットロード沿いにはおしゃれなカフェや飲食店、雑貨屋があるため、週末になると家族連れやカップルでにぎわいます。

志摩エリアは、海水浴やマリンスポーツが行えるほか、絶景スポットも数多く存在するので、一年中楽しめるエリアです。糸島らしいおしゃれな街に住みたい方におすすめのエリアです。

海沿いの二丈(にじょう)エリア

筑前深江駅周辺の海沿いのエリアを二丈エリアといいます。福岡市と佐賀の唐津市のちょうど中間に位置し、二丈より東側は福岡のベッドタウン、西側は昔ながらの漁師町といった雰囲気です。

玄界灘(げんかいなだ)という海域に面しているため、海のさちが豊富で、直売所で販売されている海産物はとても新鮮です。マリンスポーツが趣味の人や、静かなエリアに住みたい人におすすめのエリアです。

【補足】在住経験者からのイチオシ情報!

糸島での生活が30年を超える在住経験者より、イチオシ情報をお伝えします。

日本を代表する海鮮産地

福岡県糸島半島は、日本を代表する海鮮の産地のひとつです。ここで採れる海鮮は、鮮度、甘み、旨み、味わいなどに優れていて、とくに糸島半島の海域は深海で栄養豊富な海洋環境が整っています。そのため、ほかの地域に比べてここで採れる魚介類は、栄養豊富です。

また、海風に吹かれながら育っているため、風味も絶妙です。 代表的な海鮮としては、糸島半島特産の「糸島真鯛」「糸島牡蠣」などがあります。糸島真鯛は、日本を代表する高級魚のひとつで、白くて脂がのった肉質が特徴です。9年連続日本一の天然真鯛漁獲量を誇る糸島の天然真鯛をぜひ味わってみてください!

糸島牡蠣は、柔らかで甘みがあり、また食べたくなる味わいがあります。 このような美味しい海鮮は、近隣のレストランや市場で手に入ります。また、直接漁師から買うこともできるので、新鮮な海鮮を手軽に楽しめます。 とくにおすすめのお店は、加布里にある塚本鮮魚店、グルメ通も通い詰める人気店です! “味もコスパも◎”な塚本鮮魚店の絶品海鮮丼をぜひ味わってみて下さい。

基本情報 店名:塚本鮮魚店 ジャンル:定食・食堂、魚介料理・海鮮料理、居酒屋 予約可否:予約不可 ※ランチは11:00が比較的待ち時間が少ないため、おすすめです。 住所:福岡県糸島市加布里2-2-3

福岡県糸島半島の海鮮は、鮮度、甘み、旨み、味わいなどに優れているため、ぜひ一度ご賞味ください。

アクセスもよく、暮らしやすい

生活するには、設備の整ったアパートやマンションが多く、糸島市内にはスーパーマーケットやドラッグストア、コンビニエンスストアなどの便利な施設もあります。また、学校や病院も近くにあり、生活の質も高く、安心して暮らせます。

糸島市から福岡市内までのアクセスも非常に良く、天神や博多まで30〜40分でいけます。 糸島市は観光地でありながらも、地元の人々が暮らす地域でもあります。市内では、地元のイベントや祭りが開催され、地元の人々と交流もできます。また、海や山など、自然も豊かですので、アウトドアスポーツやレジャー活動も楽しめます。 福岡県の糸島市は、県内外からの観光客にも人気の観光地であり、海辺の街並みや、美しい景色、料理などが魅力です。

とにかく景色が素晴らしい

福岡県糸島半島は、美しい自然と温かな人々が住む地域です。ここは、海と山が織りなす景色が素晴らしいことで有名です。

糸島半島

糸島半島

とくに、糸島半島は海岸線が長く、砂浜が続くのが特徴です。空気が澄んでいる日は、美しい青い海と白い砂浜が目の前に広がります。また、季節によっては海辺では風車や灯台絵のような美しい風景を楽しめます。

糸島半島には、山々が点在していて、周囲を取り巻く景色に鮮やかな緑色を添えます。また、山頂からの眺めは、美しい海と周囲を取り巻く風景を一望できます。 また、糸島ではパラグライダーも楽しめるスポットがあります。火山から離陸してふもと幣の浜にぎのはまに着陸するスタイルです。

間近で見るパラグライダーは迫力満点です。このような美しい自然と温かな人々が住む福岡県糸島半島は、リフレッシュするのに最適な場所です。ぜひ一度訪れて、美しい景色を感じてみてください。

利用できる移住制度や補助金

糸島への移住を後押ししてくれる、移住制度や補助金について紹介します。

地域コーディネーター

糸島市では、「地域コーディネーター」が定住のサポートを行っています。

糸島市では、市内16の小学校区のうち、10校区(加布里・長糸・雷山・怡土・一貴山・深江・福吉・可也・桜野・引津)において、19名の地域コーディネーターを配置しており、移住・定住促進や地域の活性化のために活動しています。 地域コーディネーターは、地域の実情に詳しい人に担っていただいており、「どんな人が住んでいるの?」「どこで買いものをしているの?」といった、住んでみないと分からないことを何でも質問することができます。

地域コーディネーターについて|きっと満足 糸島生活

地域コーディネーターの主な活動内容は、次のとおりです。

  • 生活に密着した地域情報の提供
  • 移住希望者の相談対応
  • 移住先の検討や移住後のフォロー

移住希望者は糸島市に相談すると、地域の情報提供や空き家の案内とともに地域コーディネーターを紹介してもらえます。地域コーディネーターは地域の実情に詳しい人が選任されているので、住んでみないとわからない実情なども丁寧に答えてくれます。

参考:地域コーディネーターについて|きっと満足 糸島生活

空き家バンク

糸島市では、移住を推進するために「空き家バンク」を運営しています。

糸島市では、移住・定住を促進して地域を活性化することを目的に、「空き家バンク」を運営しています。 空き家バンクは、市が、空き家を「売却」「賃貸」したい所有者等から情報提供を受けて、その情報を発信するものです。登録料や利用料は無料です。

糸島市空き家バンク – 糸島市

ただし、成約時には仲介手数料が必要です。空き家バンクといっても、仲介会社を挟む必要があるので、注意しましょう。

参考:糸島市空き家バンク – 糸島市

糸島市戸建て住宅ニーズバンク

糸島市では、戸建て住宅(空き家)の所有者と戸建て住宅(空き家)の購入希望者をマッチングさせるサービスを実施しています。

糸島市では、移住・定住の促進に関する取組の一環として、人口の受け皿となる住宅を確保するため、空き家の活用を推進しています。

現在運用している「糸島市空き家バンク」に加えて、戸建て住宅を求めている人と、戸建て住宅の所有者をつなぐ仕組みとして、「糸島市戸建て住宅ニーズバンク」(以下「戸建て住宅ニーズバンク」といいます。)の運用を令和6年2月1日より開始しました。

糸島市戸建て住宅ニーズバンク – 糸島市

参考:糸島市戸建て住宅ニーズバンク – 糸島市

移住計画はまず一括査定から

移住を計画するには、最初に自宅をどうするか検討しましょう。もし、売却するのであれば、早めに一括査定サイトで売却価格を調べるのがおすすめです。一括査定サイトのリビンマッチでは、複数社が無料で自宅の売却価格を査定してくれます。

複数社から査定結果を受け取ることで、売却価格の相場がみえてきます。相場がわかれば、移住先での資金繰りを早い段階で計画できます。

賃貸にするのか、持ち家にするのか、どのエリアに住むのかなど、資金繰りによって移住後の生活が変わってきます。移住を検討する早い段階で、自宅の売却価格を知ることは、移住を成功させるカギになり得ます。まずはリビンマッチを利用してみましょう。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。

コンテンツの引用ルール

運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)

カテゴリー
不動産売却コラム
タグ
移住

リビンマッチコラムを引用される際のルール

当サイトのコンテンツはどなたでも引用できます。 引用にあたって事前連絡などは不要です。 コンテンツを引用される際は、引用元が「リビンマッチ」であることを必ず明記してください。

引用ルールについて

カテゴリー一覧

Copyright © Living Technologies Inc. All rights reserved.
トップへ