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【最新版】福岡県のマンション価格推移を分析!注目すべき街や今後の予想

更新日:
【最新版】福岡県のマンション価格推移を分析!注目すべき街や今後の予想

福岡県の新築マンション価格は今年も上昇が続いており、中古マンション価格への影響が予想されています。

そのため、この記事では過去10年間のデータから、福岡県内にあるマンションの価格推移を徹底的に分析しました。

特に福岡市は今後も値上がりが継続すると予想されており、注目すべきエリアといえます。今後の価格動向を参考にするときなど、ぜひ参考にしてください。

リビンマッチのポイント

福岡県のマンション価格は新築・中古ともに上昇傾向にあります。特に再開発が進む福岡市では、博多区や中央区が市場を牽引しており、今後も高い需要が見込まれます。

リビンマッチは東証グロース市場に上場するリビン・テクノロジーズ株式会社が運営しています。運用実績約20年、参加社数約2,100社の信頼を集めている不動産一括査定サイトです

福岡県全体のマンション価格推移

まずは、福岡県における新築と中古それぞれのマンション価格推移を分析します。築年代別の価格から、築年数による価格への影響を見ていきましょう。

新築マンションの価格

福岡県の新築マンション価格については、県庁所在地である福岡市の情報を調べることで、ある程度推測できます。

株式会社東京カンテイが公表している「新築・中古マンション市場をデータ・現地調査から分析」(PDF)によると、2024年における福岡市の新築マンションの平均坪単価は314.4万円です。㎡単価に換算すると約95万円となり、2015年〜2025年の10年間の中では最高値となっています。

また、後ほど詳しく解説しますが、福岡市の中古マンション平均価格は10年間で80%以上上昇しています。新築マンションの価格上昇は、中古マンションにも影響を与えているといえるでしょう。

中古マンションの価格

次に、福岡県の中古マンション価格推移を見ていきます。なお、以降の価格データは、国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」のデータに基づく実勢価格をベースにしています。

福岡県 中古マンション㎡単価の推移(2015年~2025年)

40
30
20
10
0
(万円/㎡)

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

24.56
27.17
28.96
29.94
31.74
32.62
31.37
33.99
35.99
38.45
39.75

2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025

上記のグラフは、不動産情報ライブラリで福岡県の「中古マンション等」のうち「用途:住宅」「今後の利用目的:住宅」と確認できる取引を抽出し、㎡単価の平均を算出しました。

福岡県における中古マンションの平均価格は、㎡単価の場合2015年は24.56万円/㎡でしたが、2025年には39.75万円/㎡となっており、過去10年間で約1.5倍も上昇しています。

築年代別の中古マンション価格

一般的に、中古マンションは築年数が古くなるほど価格が下がっていきます。

下表は、1981年から10年ごとに年代を設定し、各都市の中古マンション価格をまとめたものです。2021~2025年のデータに関しては、5年間分のため一部エリアで取引件数が少なく、実際の成約価格と差異が大きいおそれがあります。

築年代別の中古マンション価格(単位:円/㎡)
 1981~1990年1991~2000年2001~2010年2011~2020年2021~2025年
福岡市21万2,25128万8,86843万7,65458万2,36085万9,862
北九州市10万6,87015万4,76324万25433万8,33143万7,699
飯塚市10万14914万7,10518万9,08727万5,44246万1,538
大牟田市7万9,01212万1,35518万7,24429万7,511
春日市18万1,58521万1,22428万9,71040万5,05346万3,866
久留米市11万9,99414万6,15724万2,56434万9,91748万3,636

表は不動産情報ライブラリにおける2025年第3四半期までのデータとなっていますが、築年数が新しいほど㎡単価が高い傾向であることが分かります。

特に福岡市は建築年数が2021~2025年の場合、85万9,862円/㎡と他都市を大きく上回っています。北九州市や久留米市、飯塚市も築年数が新しいほど価格が上昇していますが、福岡市との差は大きく、エリアによる価格差が目立っています。

福岡県エリア別のマンション価格推移

同じく「不動産情報ライブラリ」のデータを用いて、福岡県の各エリアに注目してマンション価格の状況を分析します。

6都市の中古マンション価格

6都市(福岡市・春日市・久留米市・飯塚市・北九州市・大牟田市)の位置

6都市(福岡市・春日市・久留米市・飯塚市・北九州市・大牟田市)の位置

福岡県の人口が多い6都市(福岡市・春日市・久留米くるめ市・飯塚市・北九州市・大牟田おおむた市)について、中古マンション価格の推移を紹介します。

福岡県の中古マンション㎡単価の推移(2015年~2025年)

 福岡市  春日市  久留米市  飯塚市  北九州市  大牟田市  福岡県平均

50
40
30
20
10
0
(万円/㎡)

 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025

 

2015年からの10年間における価格の上昇率をまとめると、以下のとおりです。

2015年と2025年の㎡単価比較(円/㎡)
エリア2015年2025年上昇率
福岡市27万2,78651万1,60987.5%
春日市21万2,84024万6,91316.0%
久留米市16万2,07922万7,42840.3%
飯塚市17万3,60629万5,63970.3%
北九州市17万2,42221万7,30226.0%
大牟田市11万3,21914万5,49928.5%
福岡県平均24万8,34543万7,08476.0%

上の図やグラフのとおり特に上昇率が高いのは福岡市で、福岡県の平均を上回っています。

  • 福岡市:27万2,786→51万1,609(+87.5%)
  • 福岡県平均:24万8,345→43万7,084(+76.0%)

次いで飯塚市(70.3%増)の躍進も目立つ一方で、春日市(16%増)や北九州市(26%増)などは緩やかな上昇に留まりました。今後も福岡市への需要が集中すると、地域間のマンション価格差はより大きく広がることが予想されます。

福岡市の中古マンション価格

福岡市の地図

福岡市の地図

福岡市内の中古マンション価格推移を区別に表したのが下のグラフです。

価格水準が最も高いのが中央区です。2015年からの10年間における価格の上昇率をまとめると、以下のとおりです。

福岡市各区 中古マンション㎡単価の推移(2015年~2025年)
※種類:中古マンション等/用途:住宅/今後の利用目的:住宅 ※2025年は第3四半期まで
 博多区
 東区
 南区
 中央区
 早良区
 西区
 城南区
60
50
40
30
20
10
0
(万円/㎡)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025

 

上記のグラフをもとに、福岡市における区別の上昇率をわかりやすくまとめたのが下の表になります。

福岡市各区の中古マンション㎡単価比較(2015年・2025年)
区名2015年2025年上昇率
博多区30万1,34053万5,26477.6%
東区20万1,32441万4,382105.8%
南区21万3,38735万6,59167.1%
中央区33万84363万4,18091.7%
早良区30万71251万3,36870.7%
西区23万2,28732万8,49041.4%
城南区24万5,69138万28854.8%

福岡市は全域で価格が上昇していますが、エリアごとに見てみると明確な差がわかります。再開発が進む東区は上昇率でみると105.8%増ですが、価格で比較すると都心である中央区とでは1.5倍も差があります。

一方、西区(41.4%増)や城南区(54.8%増)などの郊外住宅地は堅調ながらも上昇幅はさほど高くありません。市内でも交通利便性や再開発の状況の違いなどが、価格の上昇率に影響していると考えられるでしょう。

北九州市の中古マンション価格

北九州市の地図

北九州市の地図

福岡市に次ぐ人口規模の北九州市における中古マンション価格推移も確認しましょう。

北九州市各区 中古マンション㎡単価の推移(2015年~2025年)
※種類:中古マンション等/用途:住宅/今後の利用目的:住宅 ※2025年は第3四半期まで
 小倉北区
 八幡西区
 戸畑区
 小倉南区
 門司区
 八幡東区
 若松区
30
25
20
15
10
5
0
(万円/㎡)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
2015
2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025

 

北九州市は、福岡市内の区と比べると全体的に㎡単価が低く、上昇率も控えめです。

各区の上昇率は次のとおりです。

北九州市各区の中古マンション㎡単価比較(2015年・2025年)
区名2015年2025年上昇率
小倉北区18万5,26823万4,71026.7%
八幡西区15万7,79217万5,03310.9%
戸畑区17万7,51818万6,9115.3%
小倉南区19万78027万5,36244.3%
門司区18万1,45122万8,06825.7%
八幡東区15万5,18420万8,64634.5%
若松区12万1,10113万4,91511.4%

北九州市内では、小倉南区の上昇率が44.3%と最も高く、八幡東区も34.5%と大きく伸びています。一方、戸畑区は5.3%、八幡西区は10.9%にとどまり、区によって価格上昇の幅に差があることがわかります。

ただし、同じ福岡県内でも福岡市の中心部や周辺区のほうが㎡単価も高いことから、中古マンション需要がやや低いといえるでしょう。

今後の予想!福岡県のマンション価格はどうなっていく?

福岡県のマンション価格は今後どのように変化するのでしょうか。

マンション価格に影響すると考えられる要素に注目し、マンション売却のタイミングの見極め方などを解説します。

一極集中が続く福岡市の価格は上昇が続く

福岡県のエリアは「福岡地域」「北九州地域」「筑豊地域」「築後地域」と、4つの大きなエリアに分かれています。その中でも、マンション流通が活発なのは、「福岡地域」と「北九州地域」です。

特に、福岡地域にある福岡市は、福岡県の県庁所在地であるだけでなく、九州の中心としてのポテンシャルが高く、人口が集中しています。

ただし、福岡市も区内で需要が異なっており、福岡県第2の都市である北九州市においても、マンション価格が上昇しているエリアは限られています。

現在、マンションを所有し今後の価格推移に関心がある人は、福岡市内の物件か福岡市以外の物件かによって価格が大きく異なることを理解しておきましょう。

福岡市の人口は、2040年にピークを迎えて約170万人に達すると予想されており、住宅需要のベースとなる世帯数はその後も増加する見通しです。福岡市の一極集中が続くため、マンション価格が下落に転じる局面は今のところ考えられないといえるでしょう。

参考:福岡市「福岡市の将来人口推計」(PDF)

ポテンシャルが高い春日市の価格動向に注目

今後の福岡県のマンション市場において、春日市の動向は見逃せません。

今回の集計では、春日市の中古マンション㎡単価は2015年の21万2,840円/㎡から2025年には24万6,913円/㎡となっており、約16.0%上昇しました。福岡市の中央区や博多区ほどの大幅な上昇ではないものの、福岡県内では一定の価格水準を維持しているエリアといえます。

春日市は人口減少が予想されていますが、福岡市に隣接し、通勤・通学の利便性を確保しやすい立地であることは、住宅地としての評価を支える重要な要素です。

また2025年時点の㎡単価を見ると、春日市は24万6,913円/㎡で、北九州市小倉北区の23万4,710円/㎡を上回っています。福岡市の中央区や博多区、早良区などとは価格差がありますが、福岡市中心部に比べると購入しやすい水準といえます。

今後も福岡市中心部の価格上昇が続く場合、周辺都市に需要が広がる可能性があるため、福岡市近郊で中古マンションを検討する際に、春日市は対象に入れておきたいエリアといえるでしょう。

福岡県のマンションを売るならいつ?

福岡県の中古マンション価格は、2015年から2025年にかけて上昇傾向にあります。福岡県全体の中古マンション㎡単価は2015年の24万8,345円から2025年は43万7,084円となり、上昇率は約76.0%でした。

エリア別に見ると、福岡市は27万2,786円から51万1,609円と大幅に上昇しており、上昇率は約87.5%です。一方、春日市、北九州市、久留米くるめ市に関しては大幅な上昇率は見られず、エリアによって価格上昇の幅には差があります。

ただし、大牟田市や飯塚市のように年ごとの価格変動が大きいエリアもあります。中古マンション価格が今後も一定率で上昇し続けるとは限らないため、売却時期を判断する際は、福岡市中心部の価格動向だけでなく、各エリアの直近の成約状況や物件の築年数、立地条件もあわせて確認することが重要です。

マンションの査定額を確認するときは、不動産の一括査定サイト「リビンマッチ」を活用して、複数の不動産会社から結果を受け取る方法がおすすめです。

査定価格がわかったからといって、今すぐ売る必要はありません。いつ売るべきかを判断するためにも、リビンマッチを使って「今、売ったらいくらになるのか?」を常に把握しておきましょう

参照記事・文献

株式会社東京カンテイ「福岡市・北九州市のマンション供給動向」(PDF) 春日市「人口統計

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リビンマッチ編集部アイコン リビンマッチ編集部

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