埋立地
(ウメタテチ)
埋立地とは、川や海、湖を埋め立てて造成された人工的な土地で、その歴史は古く、大阪や東京などの都市がこの方法で拡張されてきました。埋立方法には、陸続きの土地を形成するものと、水面を囲んで島を作るものがあり、河川の浚渫土砂や都市ゴミを利用し、物流拠点や住宅地としての役割を果たしてきました。計画的に大規模開発が可能な一方で、地盤が軟弱であるため、液状化のリスクがあり、阪神・淡路大震災や東日本大震災では被害が発生しました。地盤改良や耐震性の高い建築物の建設などの対策が重要です。
土地の区分としては、浅瀬や池沼に土砂を運び込んで造成された土地を指し、公有水面埋立法に基づく公有水面の埋立地を具体的に示す場合もあります。
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