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戸建て一軒家の買取とは?相場はいくら?

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戸建て一軒家の買取とは?相場はいくら?

所有の一戸建て住宅を売却したい時は、仲介での売却とは別に不動産会社に直接買取ってもらう不動産買取という方法もあります。

この買取の場合、不動産仲介による通常の売却と比べていろいろな違いがあります。ここでは戸建て買取とは何か?仲介との違いや買取相場、戸建て物件ならではの特徴をご紹介します。

戸建て(一軒家)の買取とは?

不動産を売る場合、不動産会社に売買仲介を依頼するのが一般的です。まずは仲介と買取を比較しながら、特徴を見ていきましょう。

買取と仲介の違い

買取と仲介とでは、物件の買主が違います。不動産仲介では、媒介契約を交わした不動産会社に買い手を探してもらい、最終的には不動産会社ではなく個人などの第三者が買主です。

一方で買取の場合は、買取業者、つまり不動産会社が買主です。

この取引内容の違いから、仲介と買取ではいろいろな点で違いがあります。

例えば、買取での買主は不動産を査定した不動産会社なので、合意すればすぐにでも売却をすることが可能です。このため現金がすぐに必要な方などは、戸建て買取を利用すれば仲介で売却するよりも早く現金化できます。また、不動産会社相手の取引になるので、室内を掃除して印象をよくするという必要がありません。不動産会社次第では残置物があっても問題なく買い取ってくれるため、引っ越しや不用品の廃棄においても負担を減らせます。

仲介と買取の違い
仲介による売却 買取による売却
買主 個人など第三者 不動産会社
売却までの期間 3~6カ月 最短1カ月
掃除 印象をよくしたいなら必要 不要

買取の相場

続いて戸建て買取で生じる金額の相場についてご紹介します。

買売買金額の相場

不動産の買取では不動産会社の負担が大きいため、仲介の場合と比較して6~8割程度の金額で取引されます。

戸建て物件の買取後、不動産会社はリフォームをしたり更地に戻したりして販売します。当然これらにも多くの費用がかかりますし、物件が売却できずに在庫をかかえるなどの、いろいろなリスクを背負うことになるので金額が安く設定されます。

費用の相場

必要なのは、売買契約での印紙代です。

印紙代は契約書記載の金額に応じて違います。適宜確認は必要ですが、目安としては3,000万円前後の取引で約1万円程度です。その他、住宅ローンが残っていれば、一括返済の手数料に数万円かかることもあります。場合によりますが、戸建て買取では基本的に高額な費用が発生することはほとんどありません。

ちなみに仲介の場合は、売却代金の約3%を手数料として仲介業者に支払います。買取ではこの仲介手数料が生じないため、数十万円にも及ぶ手数料を用意する必要がありません。また、仲介手数料には物件を売りに出す際の広告料なども含まれますが、当然これもかかりません。

戸建て買取の税金

戸建て買い取ってもらった場合、どのような税金がかかるのか簡単にご紹介します。

不動産買取での課税については、仲介による売却の場合と基本的に同じです。物件の売却代金から取得費や諸費用を差し引いてもプラスだった場合には、確定申告をして、所得税と住民税を納めます。ただし、買取は仲介での売却と異なり市場価格よりも安い金額で取引されるため、所得がでないことも多いです。

不動産売却と税金については以下を参考にしてみてください。

買取で高く売るためにできること

戸建て買取は、高い金額で売却するためではなく、早く・確実に現金化するために依頼するケースが多いです。

それでも少しでも高く売るためにできることがあるので、ご紹介します。

最も効果的なのは、一括査定サイトを活用して複数の査定結果を比較する方法です。不動産の買取では、物件の査定額で取引されるケースがほとんどです。このため、複数の不動産会社に査定を依頼し、最も高額で買取ってくれる不動産会社を選ぶことで、少しでも高い金額で売却できます。

その他、不動産の「買取保証」を利用するという方法もあります。

これまでに紹介した戸建て買取の方法を「即時買取」と、いいます。これに対し「買取保証」は、戸建て物件を仲介と同じように市場価格で売り出し、一定期間で売却できなかったら仲介業者が買い取ってくれる、というものです。不動産会社にとっても仲介手数料が入るのでメリットは大きいサービスですが、買取の大きな魅力である早い現金化がなくなるため、スピード重視の場合は活用できない方法です。

戸建て(一軒家)買取とマンション買取の違い

ここまでご紹介した戸建て買取の特徴は、マンションなど分譲住宅においても当てはまるものです。ここではマンションとの比較をしながら、戸建て買取ならではのポイントを簡単にご紹介します。

一戸建ての資産価値

一戸建てとマンションの大きな違いは、土地の比率と物件構造にあります。一戸建ての場合は木造が多く、建物の劣化が早い傾向にあります。建物の価値の目安として、10年経過で約半分、さらに10年で価値がほとんどなくなるといわれます。一方でマンションは、建物自体に資産価値があり、鉄筋コンクリート造などが多いので経年による劣化は緩やかです。

買取に向いている戸建てとは?

築古物件の場合、価値はほど土地だけです。こういった物件は買い手がつきにくく、仲介での売却には向いていません。また、古い物件にはすぐには見つからない損傷などがある場合が多く、売却後に契約不適合責任(契約内容に合致しない内容)が問われることがあります。

しかし不動産買取の場合は、買主が宅建業者となるので契約不適合責任を問われることがありません。そのため築年数が経過している戸建てはより買取に向いているといえます。

また、売買仲介に向いていない戸建ては買取に向いていると捉えることもできます。

例えばあまりに広すぎる、または狭すぎる土地に建った戸建て住宅は、税金や再建築などの都合で扱いにくく買い手がなかなか見つかりません。こういった場合も、再販売のノウハウをもった不動産会社なら買い取ってくれるというわけです。

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