仙台のマンション価格推移|最新の売却相場と今後の需要

仙台のマンション価格は近年上昇傾向にあります。ただし、価格の変動は築年数、面積、周辺環境による影響が大きいため、平均価格だけを見て判断するのは危険です。
売却を検討している方は、現在の相場だけでなく、過去の価格推移や将来性も確認しておく必要があります。この記事では、仙台のマンション価格推移や条件別の相場、価格に影響する要因についてわかりやすく解説します。
もくじ
仙台の中古マンション市場の相場【2026年】
公益財団法人 東日本不動産流通機構(東日本レインズ)が公表している、月例レポートによると、仙台における中古マンション市場の平均成約価格は以下のとおりです。
| 年月 | 平均成約価格 |
|---|---|
| 2025年8月 | 2,544万円 |
| 2025年9月 | 2,703万円 |
| 2025年10月 | 2,939万円 |
| 2025年11月 | 2,613万円 |
| 2025年12月 | 2,608万円 |
| 2026年1月 | 2,765万円 |
| 2026年2月 | 2,708万円 |
| 2026年3月 | 2,745万円 |
| 2026年4月 | 2,981万円 |
| 2026年5月 | 2,896万円 |
| 2026年6月 | 2,558万円 |
| 2026年7月 | 3,131万円 |
| 2026年8月 | 2,941万円 |
出典:公益財団法人 東日本不動産流通機構「月例速報マーケットウオッチ・サマリレポート(2026年8月)」をもとに当社作成
成約価格は月によって変動しており、2026年は2,500万〜3,000万円前後で推移しています。6月には2,558万円まで下がりましたが、おおむね2,700~3,000万円と高い水準をキープしている状態です。
仙台市内でもエリアや築年数、専有面積などによってマンション価格は異なるため、所有するマンションの価格を知るには個別の査定が必要です。
仙台の中古マンション価格推移を10年間で比較
中古マンションの価格推移は1年間の差異ではなく、10年間程度の長いスパンでみるほうがより正確です。
ここでは、直近10年間における仙台市の中古マンションの価格推移を紹介します。平均価格と㎡単価を比較することで、エリアごとの価格水準や上昇傾向を把握しやすくなるでしょう。
仙台市のエリア別の価格推移【10年間】
まずは、仙台市におけるエリア別のマンション価格推移を見ていきましょう。東京カンテイでは、築11〜20年の中古マンションを対象に価格動向を公表しています。
上記のグラフを見ると、2015〜2024年までの10年間で、平均価格が大幅に上がっていることがわかります。特に価格が高騰しているのは「青葉区」と「若林区」です。青葉区と若林区は10年間で2,200万円近く上がっています。
年 | 青葉区 | 宮城野区 | 若林区 | 太白区 | 泉区 | 仙台市 |
|---|---|---|---|---|---|---|
2015年 | 2,222万円 | 2,006万円 | 2,077万円 | 1,990万円 | 1,890万円 | 2,091万円 |
2016年 | 2,334万円 | 2,126万円 | 2,217万円 | 2,289万円 | 2,060万円 | 2,252万円 |
2017年 | 2,673万円 | 2,263万円 | 2,373万円 | 2,215万円 | 2,183万円 | 2,432万円 |
2018年 | 2,806万円 | 2,422万円 | 2,357万円 | 2,489万円 | 2,158万円 | 2,549万円 |
2019年 | 3,050万円 | 2,500万円 | 2,730万円 | 2,735万円 | 2,277万円 | 2,773万円 |
2020年 | 3,259万円 | 2,783万円 | 2,934万円 | 2,768万円 | 2,353万円 | 2,949万円 |
2021年 | 3,490万円 | 2,939万円 | 3,525万円 | 2,814万円 | 2,525万円 | 3,210万円 |
2022年 | 4,060万円 | 3,085万円 | 4,069万円 | 3,092万円 | 2,969万円 | 3,622万円 |
2023年 | 4,405万円 | 3,372万円 | 4,222万円 | 3,380万円 | 3,102万円 | 3,899万円 |
2024年 | 4,497万円 | 3,205万円 | 4,356万円 | 3,383万円 | 3,055万円 | 3,888万円 |
参考:東京カンテイ「仙台市 新築・中古マンション市場」(PDF)をもとに自社で作成
その他のエリアでも、10年間で平均価格は1,000万円以上高くなっており、仙台市の中古マンションは全体的に価格水準が上がっているといえます。
仙台市の中古マンション㎡単価の推移
マンション価格の動きを比較する際は、1戸あたりの成約価格だけでなく、1㎡あたりの成約価格も参考になります。成約価格は取引されたマンションの広さによって変動しますが、㎡単価で比較すると、面積の違いによる影響を抑えて価格水準の変化を確認できるためです。
以下は、東日本不動産流通機構の資料をもとに、仙台市の中古マンションにおける㎡単価の10年間の推移をグラフと表でまとめたものになります。
東日本レインズの資料では、仙台市の中古マンションの㎡単価は長期的にみると上昇傾向にあることがわかります。
年 | ㎡単価 |
|---|---|
2016年 | 28.0万円/㎡ |
2017年 | 27.6万円/㎡ |
2018年 | 27.4万円/㎡ |
2019年 | 26.9万円/㎡ |
2020年 | 27.6万円/㎡ |
2021年 | 30.5万円/㎡ |
2022年 | 32.5万円/㎡ |
2023年 | 35.6万円/㎡ |
2024年 | 37.0万円/㎡ |
2025年 | 36.9万円/㎡ |
出典:公益財団法人 東日本不動産流通機構「月例速報_Market Watchサマリーレポート 2025 年10~12月期」
「月例速報_Market Watchサマリーレポート 2022年10~12月期」
「月例速報_Market Watchサマリーレポート 2019年10~12月期」
「月例速報_Market Watchサマリーレポート 2017年10~12月期」のデータをもとに作成
仙台市にある中古マンションの㎡単価の推移を見てみると、2016年の28.0万円/㎡から2025年は36.9万円/㎡となっており、10年間で約32%上昇しているという結果になりました。ただし、2025年は2024年の37.0万円/㎡からほぼ横ばいです。
今後も一本調子で価格が上昇していくとは限らないものの、大幅に下落することは考えにくく、㎡単価は高い水準を維持しながら多少上下することが予想されます。
成約件数から見る中古マンションの需要推移
東日本レインズの資料によると、2016〜2025年における仙台市の中古マンションの成約件数は以下のとおりでした。
仙台市の中古マンション成約件数は、2016〜2018年にかけて増加していますが、その後は減少傾向となり、2023年には1,039件まで下がっています。しかし、2025年は1,259件と前年よりも増加しており、近年は取引件数に回復の動きが見られます。
| 年 | 成約件数 |
|---|---|
| 2016年 | 1,361件 |
| 2017年 | 1,405件 |
| 2018年 | 1,422件 |
| 2019年 | 1,321件 |
| 2020年 | 1,164件 |
| 2021年 | 1,241件 |
| 2022年 | 1,133件 |
| 2023年 | 1,039件 |
| 2024年 | 1,143件 |
| 2025年 | 1,259件 |
出典:公益財団法人 東日本不動産流通機構「月例速報_Market Watchサマリーレポート 2025 年10~12月期」
「月例速報_Market Watchサマリーレポート 2022年10~12月期」
「月例速報_Market Watchサマリーレポート 2019年10~12月期」
「月例速報_Market Watchサマリーレポート 2017年10~12月期」のデータをもとに作成
成約件数の推移を見ると、この10年間では2018年の1,422件が最も多く、その後は増減を挟みながら全体として減少傾向となっていました。しかし、2024年・2025年と2年連続で増加し、2025年は1,259件まで回復しています。
2026年は1~3月が346件、4~6月が311件となっており、上半期では前年を上回るペースで推移しています。このまま大きく失速しなければ、2026年も2025年と同程度か、それをやや上回る成約件数となる可能性があります。
仙台市では2016~2025年の10年間、毎年1,000件を超える中古マンションの成約が続いています。直近では成約件数が回復傾向にあることから、当面は年間1,000件を超える水準で取引が続くことが予想されます。
【条件別】仙台のマンション価格相場
仙台市の中古マンション価格は上昇傾向にありますが、 一口にマンションといっても築年数や面積などの条件は物件によってさまざまです。物件の条件は売却価格に大きく影響するため、条件別の価格相場も考えるべきでしょう。
以下ではマンションの条件別に、中古マンションの価格相場をご紹介します。
築年数別のマンション価格相場
まずは、マンションの築年数別に価格相場を見ていきましょう。国土交通省が運営する「不動産情報ライブラリ」において、できるだけ最新の条件でデータの絞り込みを行いました。
- 地域:宮城県仙台市青葉区
- 価格情報区分:不動産取引価格情報、成約価格情報
- 種類:中古マンション等
- 時期:2025年第1四半期〜2026年第1四半期
仙台市青葉区における、築年数別のマンション相場は以下のとおりでした。なお、価格が成立した時点でそのマンションが「築何年だったか」をそろえるため、取引年から建築年を差し引いて築年数を算出し、建築年が不明な物件は集計から除外しています。
築年数 | 取引価格の範囲 | 中央値 |
|---|---|---|
0~5年 | 2,700万~9,000万円 | 4,900万円 |
6~10年 | 3,100万~1億3,000万円 | 5,150万円 |
11~15年 | 1,700万~1億円 | 4,400万円 |
16~20年 | 1,600万~9,500万円 | 4,100万円 |
21~25年 | 830万~5,100万円 | 3,000万円 |
26~30年 | 220万~4,500万円 | 2,100万円 |
31~35年 | 120万~3,900万円 | 1,150万円 |
36~40年 | 180万~3,800万円 | 1,300万円 |
41年~ | 100万~2,700万円 | 1,100万円 |
参考:不動産情報ライブラリ「不動産価格(取引価格・成約価格)情報の検索・ダウンロード」のデータをもとに作成
基本的に築年数が経過したマンションほど、取引価格は安価になっている傾向です。ただし、立地や面積、間取りなどによる違いも大きいため、築年数だけで価格相場を断定することはできません。
興味深いのは、築年数が30年を超えるような築古マンションでも、取引価格が2,000万円を超える物件が存在する点です。つまり、築年数が古い物件であっても、立地や面積、管理状態、修繕履歴などの条件が良ければ、2,000万円を超える価格で取引される可能性があるということです。
仙台市の中古マンション需要が今後も続けば、築年数が古いという理由だけで、必ずしも価格が大幅に下がるとは言い切れません。
面積別のマンション価格相場
次に、面積別の価格相場を見ていきましょう。築年数と同じく以下の条件で絞り込み検索を行って確認しています。
- 地域:宮城県仙台市青葉区
- 価格情報区分:不動産取引価格情報、成約価格情報
- 種類:中古マンション等
- 時期:2025年第1四半期〜2026年第1四半期
青葉区における面積別の取引価格はおおむね以下のとおりでした。
建物の面積 | 取引価格の範囲 | 中央値 |
|---|---|---|
30㎡未満 | 120万~1,100万円 | 430万円 |
30㎡以上40㎡未満 | 100万~3,400万円 | 660万円 |
40㎡以上50㎡未満 | 500万~4,200万円 | 1,400万円 |
50㎡以上60㎡未満 | 220万~5,200万円 | 1,500万円 |
60㎡以上70㎡未満 | 100万~5,900万円 | 1,800万円 |
70㎡以上80㎡未満 | 400万~6,800万円 | 2,900万円 |
80㎡以上 | 150万~1億3,000万円 | 3,100万円 |
参考:不動産情報ライブラリ「不動産価格(取引価格・成約価格)情報の検索・ダウンロード」のデータをもとに作成
表を見ると、仙台市青葉区の中古マンションは、建物面積が広くなるほど取引価格の中央値も上昇する傾向が確認できます。中央値は30㎡以上40㎡未満で660万円ですが、40㎡以上50㎡未満になると1,400万円まで上昇しています。特に70㎡を超えるあたりから価格水準が一段高くなっているのも特徴です。
さらに、50㎡以上60㎡未満が1,500万円、60㎡以上70㎡未満が1,800万円なのに対し、70㎡以上80㎡未満では2,900万円と上昇幅が大きくなっています。このデータだけで断定することはできませんが、70㎡前後以上の広さを持つ中古マンションでは、比較的高い価格で取引されているといえるでしょう。
仙台のマンション価格に影響を与える要因
仙台にあるマンションの価格に影響を与える要因として、以下の項目が考えられます。
- 築年数
- 専有面積
- 間取り・所在階・方角・眺望
- 管理状態・修繕履歴
- 駅までの距離
- 周辺環境
このうち「周辺環境」は競合物件の新設や都市開発の進行などによって変化するため、売主が操作することはできません。そうはいっても、マンションの価格に与える影響は大きいため、周辺環境の変化は必ずチェックすべきです。
マンションの価格は何によって変わるのか、仙台市の不動産市況や人口動態、住宅供給の観点から解説します。
仙台市の不動産市況
不動産売買では、市況(売買の状況)だけでなく、地価の動きも確認することが大切です。宮城県では、国土交通省の地価公示をもとに「令和8年地価公示の概要」を公表しています。
地価公示とは、一般の方が土地の取引価格の指標にできるように、国土交通省の土地鑑定委員会が年に1回土地の価格を公表する制度のことです。
地価公示における宮城県・仙台市の主な動きを住宅地中心にまとめました。
- 宮城県の住宅地の平均変動率は2.8%で、14年連続で上昇している
- 仙台市の全用途の平均変動率は5.5%で、14年連続で上昇している
- 仙台市の住宅地の平均変動率は4.3%で、14年連続で上昇している
- 市町村別の平均変動率では、多賀城市が 7.1%で最も上昇している
なお、全国の住宅地の平均変動率は2.1%です。宮城県の住宅地は14年連続で上昇しているものの、平均変動率は前年の4.2%から2.8%へ縮小しており、地価上昇の勢いはやや鈍化しているといえます。
宮城県内すべての地域で地価が上昇しているわけではなく、その他の市町として住宅地は1.0%下落しています。とはいえ、仙台市は住宅地・商業地ともに上昇が続いており、地価は引き続き高い水準で推移しているといえるでしょう。
参考:宮城県「令和8年地価公示(宮城県分)」
仙台市の人口動態
人口動態も不動産売買に影響を及ぼす要素のひとつです。人口が増加しているエリアは不動産需要が高まる可能性がありますし、人口の流出が続いているエリアは不動産市況の観点から需要が収縮すると考えられています。
仙台市の公式ホームページで確認できる「推計人口及び人口動態」によると、令和3年~令和8年までの人口総数は以下のとおりでした。
| 年月 | 人口総数 |
|---|---|
| 令和3年10月 | 1,097,237人 |
| 令和4年10月 | 1,099,239人 |
| 令和5年10月 | 1,097,814人 |
| 令和6年10月 | 1,096,168人 |
| 令和7年10月 | 1,096,951人 |
| 令和8年9月 | 1,096,225人 |
出典:仙台市「推計人口及び人口動態」
仙台市の人口は令和4年10月の1,099,239人をピークにやや減少していましたが、令和8年9月時点では1,096,225人となっています。この5年間でみると、人口は109万人台後半でほぼ横ばいに推移しているといえます。
直近の令和8年9月1日時点の推計人口は1,096,225人です。大幅な人口増加が続いているわけではありませんが、人口規模に大きな変化はみられません。中古マンション市場を考える際は、市内外からの人口移動やエリアごとの住宅需要、成約件数などもあわせて確認することが重要です。
仙台市の住宅供給
現在、仙台市の住宅供給はどのような状況になっているのでしょうか。令和7年の仙台市統計書(経済や文化など各分野の統計資料)を確認すると、仙台市の住宅建設に関しては以下のことが読み取れました。
- 令和6年の住宅の新設戸数は1万935戸で、そのうち共同住宅は5,766戸のため、共同住宅の供給が続いている
- 平成に入ったあたりで鉄筋・鉄骨コンクリート造のマンションの建築数が急増している
- 平成3~12年築の共同住宅が多い一方、令和以降も共同住宅の供給は続いている
参考:仙台市「仙台市統計書(令和7年版)14-21.住宅の建て方(4区分)、構造(5区分)、建築の時期(14区分)別住宅数」
仙台市における住宅総数は53万4,100戸ですが、そのうち共同住宅は32万5,000戸です。つまり、住宅の約6割が共同住宅のため、中古マンションを住まいの選択肢として考えている方が一定数はいると考えられるでしょう。
また、共同住宅の総数は32万5,000戸ですが、仙台市は令和に入ってからも共同住宅の建築は進んでいます。共同住宅の供給が続いていることから、中古マンションを売却する際は、新築や築浅の物件と比較される場面もあるでしょう。
中古マンションを売却する際は、新しい物件や賃貸住宅と比較される前提で、立地や価格設定の妥当性を見極めることが大切です。
仙台のマンションにおける将来性と価格予想
仙台市のマンション価格を把握する際、現在の相場だけでなく、今後の再開発の有無やエリアごとの需要も確認しておきたいポイントです。特に交通利便性や生活環境の充実度は、将来的な住宅需要や資産価値にも影響します。
仙台市の将来性と中古マンションの価格予想について、詳しくみていきましょう。
仙台市の中心部では再開発が活発化
仙台市では、2019年から取り組んできた「せんだい都心再構築プロジェクト」を発展させ、2026年に「せんだい都心再構築2036」を立ち上げました。このプロジェクトは、経済や観光の活性化と都心機能の強化を目指すもので、コンセプトと施策の方向性は以下のとおりです。
- 都心部の建て替えや再開発の促進
一例:研究開発施設・宿泊施設・MICE施設などを対象に加えた建替え助成や容積率緩和、市街地再開発事業への支援など - 企業・研究開発拠点の誘致
一例:企業立地促進助成制度の拡充や、研究開発拠点の移転・賃料に対する支援など - 観光・交流機能の強化
一例:高級ホテルの立地促進に向けた調査や、MICE開催支援の拡充など
参考:仙台市「2036年プロジェクトの概要」(PDF)
これらのプロジェクトを通じて、仙台市は経済成長や観光やレジャーなどで一時的に訪れる人口の増加、都心部における不動産需要の拡大と都市機能の強化を進める方針を示しています。ただし、再開発が進んだからといって仙台のマンション価格が必ず上昇するわけではありません。
今後の仙台市のマンション価格を考える際は、こうした市場要因とあわせて、都心部の再開発や都市機能強化の進捗も確認しておくことが重要です。
仙台市内で住みやすい人気エリア
仙台市内で人気が高いエリアとしては、以下の区が挙げられます。
- 仙台市青葉区
- 仙台市太白区
- 仙台市宮城野区
- 仙台市泉区
- 仙台市若林区
仙台駅周辺を含むエリアは、マンションの新築および中古マンションの取引も活発です。特に仙台市青葉区は、「せんだい都心再構築プロジェクト」で複数の高機能オフィスビルの建設が発表されており、さらなる発展が予想されます。
仙台駅周辺の再開発に伴い、引き続き周辺エリアの住宅需要が見込まれるでしょう。その他のエリアも、仙台駅周辺へのアクセスの良さや施設の充実度合いなどから人気が高まっています。
参考:プレスリリース「SUUMO住みたい街ランキング2025 宮城県版/仙台市版」
仙台のマンションにおける今後の価格予想
マンション価格は、物件の築年数や立地、管理状態だけでなく、ローン金利や人口動態、地価、住宅需要など複数の要因によって左右されます。これまで確認してきたデータを踏まえると、仙台市の中古マンション価格は、今後も高い水準を維持しながら推移する可能性があるといえます。
マンションの価格に関係する主な状況を以下にまとめました。
- 2025年の中古マンション成約件数は1,259件となり、2024年より増加している
- 仙台市の中古マンション㎡単価は、2025年の36.9万円/㎡と高い水準でほぼ横ばいの状態
- 令和8年地価公示において、仙台市の住宅地は14年連続で地価が上昇している
- 一方で、住宅地の地価上昇率は前年より縮小しており、上昇の勢いには鈍化がみられる
- 仙台市の人口は109万人台後半でおおむね横ばいを維持している
- 「せんだい都心再構築2036」などを通じて、都心部の再開発や都市機能の強化が進められている
こうした状況をふまえると、仙台市の中古マンション市場では、急激に価格が下落する状況ではありません。一方で、㎡単価が直近では横ばいとなり、地価の上昇率も縮小していることから、価格が急激に上昇することは考えにくいでしょう。
今後は、仙台駅周辺や交通利便性の高いエリア、築年数が浅い物件などを中心に価格が維持される一方、物件の条件によって価格差が広がるおそれがあります。
仙台のマンション価格を正しく知るには査定を依頼しよう
中古マンションの価格は長期的にみると上昇傾向にあります。特に青葉区・若林区のマンションは、平均取引価格が10年間で2,000万円近くも上がりました。
仙台市は、仙台駅や青葉通り周辺で再開発プロジェクトを促進しており、今後さらに住みやすい環境が整うことが予想されます。中古マンションの需要が高まれば、住宅需要を下支えする要因となるでしょう。
ただし、マンション価格は金利上昇や物件の築年数などさまざまな要素に左右されるため、正確な金額を把握することは容易ではありません。マンションの売却価格の目安を知るには、不動産会社に査定を依頼するのが有効です。
一括査定サイトの「リビンマッチ」では、フォームに必要事項を入力するだけで、最大6社に査定依頼が可能です。年間24万件の査定依頼の実績があり、毎年多くの方に利用されています。完全無料で利用できるため、ぜひ活用してください。
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