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ツーバイフォー住宅の寿命は何年?短いといわれる理由を解説

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ツーバイフォー住宅の寿命は何年?短いといわれる理由を解説

一棟のアパートやマンション、マイホームを建てるなら、誰もが長く住みたいと願うはずです。できれば子どもや孫など次の世代に残してあげたいと思う方もいらっしゃるでしょう。

2×4工法の寿命は短いと言われることがありますが、それは本当なのでしょうか?この記事では、ツーバイフォー住宅の寿命や耐久性、長持ちさせるための対策を解説します。

この記事でわかること

  • ツーバイフォー住宅の寿命の目安
  • 住宅の寿命が短いといわれる原因
  • ツーバイフォー住宅を長持ちさせるための対策
  • 修繕と売却を判断するポイント

ツーバイフォー(2×4)工法の寿命は本当に短いのか

在来工法に比べると2×4工法の家は寿命が短いと言われることがあります。しかし、その意見を裏付ける明確な根拠はありません。

実際に、大正時代に2×4工法で建てられた住宅が現在も残っており、長期間にわたって使用されている事例もあります。

2×4工法では、木材の腐朽やシロアリ被害を防ぐため、さまざまな対策が施されています。こうした住宅の耐久性を評価する指標の一つが「劣化対策等級」です。

劣化対策等級は、在来工法や2×4工法など工法の種類を問わず、建物の構造部分の劣化を抑えるための対策について評価するものです。2×4工法でも、防腐・防蟻処理や小屋裏の換気などの対策によって、高い等級を取得できます。

等級は1~3の3段階あり、等級1は建築基準法に定める対策が行われている住宅を指します。等級2は約50~60年、等級3は約75~90年にわたって大規模な改修が必要になる期間を延ばす対策が講じられている住宅です。

ただし、劣化対策等級の年数は建物の寿命を保証するものではありません。そのため、2×4工法だから寿命が短いということはなく、適切な施工や維持管理が重要です。

ツーバイフォー(2×4)工法で建てた家の寿命は?

2×4工法で建てた住宅の法定耐用年数は、木造住宅と同じ22年です。法定耐用年数は税金の計算に使用する年数であり、建物の実際の寿命を示すものではありません。

法定耐用年数は、建物などの資産価値を税務上の経費として計上する「減価償却」に用いられる基準です。22年を経過した住宅だからといって、老朽化して住めなくなるわけではありません。

実際に2×4工法で建てられた住宅が何年使用できるかは、建築時の施工品質や湿気対策、定期的なメンテナンスなどによって異なります。適切に維持管理されていれば、50年以上にわたって住み続けることも可能です。

ツーバイフォー(2×4)工法の寿命が短いと言われる原因

ではなぜ、2×4工法の寿命が短いと言われるのでしょうか。

もともと2×4工法は北米で生まれましたが、日本とは気候も生活習慣も違います。そのため、北米の規格のままでは日本に最適な工法とはいえませんでした。

ここでは、2×4工法で使用される木材の一つである、SPF材を例に説明します。SPF材は加工しやすい一方、湿気が多い環境では腐朽しやすいため、適切な防湿・防水対策が必要です。特に日本は高温多湿のため、梅雨や冬場の結露などによって木材が影響を受けるおそれがあります。

そのため、2×4工法は湿気の多い日本には合わないと言われていたのです。しかし、現在は木材の改良も進み、適切な湿気対策が施されるようになっています。

ツーバイフォー(2×4)工法の耐久性を高めるための対策

2×4工法で使用される木材は、耐久性を高めるための対策が施されています。

構造耐力上主要な部分に使用される木材は、日本農林規格(JAS)に基づき含水率19%以下の乾燥材が使用されています。木材を適切に乾燥させることで、変形や腐朽などのリスクを抑えているのです。

また2×4工法では、壁内に断熱材を充填するとともに、防湿層や通気層を適切に設けています。断熱材だけでなく、湿気を壁内に侵入させない対策などにより、結露が発生しにくくなっています。小屋裏は軒裏換気などを設け、湿気を外部へ排出するための換気対策も施されています。

さらに、外壁のサイディングと下張材の間に防水紙を貼ったり、室内側の石こうボードの内側に防湿フィルムを貼ったりと、壁内の結露を防ぐ工夫も見逃せません。

それに加え、防錆性を高めるため、亜鉛メッキ処理されたCNZ釘の使用が認められています。金物には亜鉛メッキが施されたものを使用することも、2×4工法の耐久性を高めるのに役立っています。

ツーバイフォーの住宅に長く住むにはメンテナンスが重要

どのような工法の建物でも、大切なのは早めにメンテナンスをすることです。

外壁や塗装が傷んでいるのに適切なメンテナンスを行わないと、建物の構造部分に水が入り、腐ってしまうおそれがあります。また、換気設備の故障や換気口の詰まりを放置すると、湿気がこもり、木材の腐朽やカビの発生につながるかもしれません。

日ごろから建物によく気を配って、劣化がひどくなる前に適切な対処することが大切です。そうすれば、2×4工法の家の寿命をより延ばすことができるでしょう。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部アイコン リビンマッチ編集部

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