リビン・テクノロジーズが20周年 リビン・テクノロジーズが20周年
東証上場 リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場)が運営するサービスです  証券コード:4445

不動産無料査定のトラブル事例と上手な活用方法を紹介

更新日:
不動産無料査定のトラブル事例と上手な活用方法を紹介

不動産の無料査定」と聞いて多くの方がイメージするのは、一括査定サイトでしょう。
一括査定サイトは気軽に利用できるため便利ですが、トラブルに巻き込まれる売主も多いです。

不動産会社は無料で査定をする代わりに不動産売却の依頼を受けることを目的としていますが、実際には査定依頼したものの売却しないケースもあります。そのため、不動産会社と売主の温度差が原因でトラブルが発生してしまいます。

ただし、一括査定サイトは不動産の売却を検討する売主にとってはなくてはならないサービスです。不動産無料査定のトラブル事例を紹介するとともに、上手な活用方法を解説します。

無料査定の種類

不動産の無料査定は一括査定サイトだけではありません。いくつか種類があるため、違いを理解しておきましょう。

  • 一括査定サイト
  • AI査定
  • 不動産会社へ直接査定を依頼

一括査定サイト

無料査定で最もよく使われるのが、一括査定サイトです。

インターネット上で情報を入力し、不動産会社から査定価格の回答をもらう仕組みですが、一度で複数社に依頼できるという特徴があります。

簡単に査定依頼ができるため、多くの売主が利用しています。依頼したからといって必ず売却しないといけないことはなく、査定価格を把握したうえで判断すれば問題ありません。そのため、売却がまだ決まっていない方でも利用できます。

AI査定

AI査定は一括査定サイトのように不動産会社が査定するのではなく、入力した情報をAIが成約事例や販売事例をベースに算出し査定価格を回答します。

一括査定サイトが査定価格の回答に1日~数日かかるのに対し、AI査定は数秒で回答が出るというのが特徴です。

AI査定では大まかな査定価格を把握できますが、室内の汚れなど物件ごとの詳細は反映がされないため、正確性に欠けるのが欠点です。

不動産会社へ直接査定を依頼

不動産会社を直接訪問し、査定依頼をしても無料です。

この場合は、その場で査定価格を提示されることもあれば、後日物件を確認し売却プランとあわせて提示されることもあります。

多くの会社に個人情報を展開することなく、AI査定よりも精度の高い査定を依頼したい場合に有効な査定方法だといえるでしょう。

不動産査定は基本的に無料

不動産査定は基本的に無料です。すでに説明をした3つの査定方法もすべて費用がかかりません。

査定に関する費用は売買契約時に仲介手数料として請求されます。仲介手数料は宅地建物取引業法で上限が定められているため、査定にかけた時間や労力が多いからといって高額な費用を請求されることはありません。

複数社に査定を依頼しても、最終的に売主が仲介手数料を支払うのは1社のみです。つまり、仲介手数料を受け取れない不動産会社は査定をしただけで、査定に関する費用は受け取れません。

そのため、不動産会社は査定依頼のあった案件に関しては、売却依頼をもらおうと必死になることもわかります。このような背景があって、不動産の無料査定を受けるときには、売主と不動産会社でトラブルに発展するおそれがあるのです。

一括査定サイトのトラブル事例

不動産の無料査定を受けることによってどのようなトラブルがおこり得るのでしょうか。今回はとくに利用率の高い一括査定サイトで発生しやすいトラブル事例を解説します。

しつこい営業を受けた

一括査定サイトの利用によって、しつこい営業を受けるおそれがあります。

具体的には、頻繁に電話がかかってきたり直接訪問をしてきたりするケースがあり、このようなしつこい営業による苦情件数が多いです。

不動産会社は売却の依頼を受けることが目的となっており、不動産会社によっては、査定依頼を受けた売主にかける電話件数や資料投函件数をノルマにしている会社もあるくらいです。


売る気がないなら依頼するなと怒られた

査定依頼後に、不動産会社より連絡があり「売る気はない」と答えたら、「売る気がないなら依頼するな」と不動産会社に怒られるといったケースもあります。

「売る気がないなら利用できない」のような利用条件は基本的にはありません。しかし、不動産会社は反響ごとに一括査定サイトの運営会社に費用を支払っているため、不動産会社の言い分も分かります。

そのため、将来的にも売る気が0なら利用は避けたほうがよいでしょう。一方で、「将来的には売る可能性がある」「査定価格を見てから検討したい」のようケースでは問題なく利用できます。将来的に、見込み客となる可能性があるため、不動産会社も丁寧に対応してくれるでしょう。

定期的に売却チラシが届くようになった

査定を依頼する際には、名前や電話番号、住所などの個人情報を不動産会社に伝えます。

個人情報を伝えた結果、売却依頼のチラシを投函され続けることがありますが、これ自体は大きなトラブルとはいえません。

トラブルになりやすいのは、チラシに記載された内容です。チラシには「他社より高く売ります」のように根拠のない釣り文句が記載されることが多いです。

チラシの内容を鵜呑みしてしまったがゆえに、契約時にトラブルに発展することがあるため、注意してください。

査定価格と売却価格に大きな差があった

査定を依頼したときの査定価格と、実際に売却できる価格に大きな差が生まれることがあります。

査定価格が一番高いという理由で売却を依頼したものの、買主は一向に見つからず、数カ月後に価格を下げる提案をする会社は多いです。

わざと相場よりも高い査定価格を提示することで、あたかも高値売却できるかのように見せかける、売却の依頼を受けるための営業手法だといえます。

こういったトラブルに巻き込まれた売主は、不動産の売却期間が不当に長引いてしまい、固定資産税や管理修繕費といったランニングコストの支払額が増えてしまいます。

不動産会社を選ぶ際には査定価格だけでなく、査定価格の根拠についての説明や販売プランの内容を見て決めましょう。

売却を検討していることが近所にばれた

査定には、現地に不動産会社が出向かず査定をする「机上査定」と、現地を確認して査定をする「訪問査定」があります。基本的には、売主の希望に沿った方法で行われます。

しかし、「偶然近くを通ったから」などといって、売主の自宅を訪問し、その結果近所に売却を検討していることがばれるというトラブルもあります。

このように、売主の意向を無視して営業をかける不動産会社もあるため、注意しましょう。

一括査定サイトの捉え方と活用方法

一括査定サイトはトラブルが起こり得る一方で、メリットが多いため利用を検討したいサービスです。一括査定サイトの捉え方と上手な活用方法について、解説します。

あくまで不動産会社選びのきっかけ

一括査定サイトは売却活動の第一歩であり、不動産会社選びのきっかけとして利用しましょう。

一括査定を通じて、不動産会社がどのような対応をするのかをチェックすることが重要です。
査定価格はどの会社に依頼しても、大きくは変わらないでしょう。しかし、電話や面談時の対応によって信頼できるかどうかを見極められます。

信頼のできる会社を選別できれば、トラブルに発展するリスクが下がり、満足のいく売却になる可能性が高くなります。

不動産の無料査定に関わらず、事業者と消費者にはトラブルがつきものです。トラブルを避けるためにも複数社に依頼できる一括査定サイトを利用し、任せられる会社を選びましょう

売却の知識が得られる

不動産の売却に慣れている売主は珍しく、多くの売主が初めての不動産売却で一括査定を利用します。

一括査定を利用し、複数の不動産会社とコンタクトをとることで、さまざまな情報を収集できます。不動産会社も顧客がほかの会社と接点をもっていることを把握しているため、デタラメな情報はすぐに見抜かれることをわかっています。そのため、見当違いの提案をしてくることは考えにくいです。

このように、正確な情報を収集し、失敗しない売却活動を行うためのツールとして一括査定サイトは有効です。

「リビンマッチ」は安全に利用できる

リビンマッチ」は安全に利用できる一括査定サイトです。

すべての不動産会社が、リビンマッチに加盟できるわけではありません。審査基準を満たした会社のみが加盟しており、トラブルの多い不動産会社は登録から外されてしまいます。

つまり、リビンマッチに登録されている不動産会社はある程度の実績と信頼がある会社だけです。また、運営元のリビン・テクノロジーズ株式会社はプライバシーマークを取得しているため、個人情報の扱いには安心できます。

リビンマッチは多くの売主が利用しています。売却を検討の際は、ぜひ活用してください。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。

コンテンツの引用ルール

運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)

カテゴリー
不動産売却コラム

リビンマッチコラムを引用される際のルール

当サイトのコンテンツはどなたでも引用できます。 引用にあたって事前連絡などは不要です。 コンテンツを引用される際は、引用元が「リビンマッチ」であることを必ず明記してください。

引用ルールについて

カテゴリー一覧

Copyright © Living Technologies Inc. All rights reserved.
ページトップへ
コンシェルジュ

完全無料でご利用できます