フラット35
(フラット35)
フラット35とは、住宅金融支援機構が取り扱い先の民間金融機関と提携して提供する「全期間固定金利型住宅ローン」商品の名称です。住宅金融公庫時代の2003年10月に「証券化支援による新型住宅ローン」の名称で取扱開始し、2004年12月に「フラット35」の名称になりました。
民間金融機関が窓口となり融資したフラット35のローン債権を住宅金融支援機構が買い取り、証券化により金融市場で調達した長期資金を金民間融機関へ供給する「買取型」と、金融機関が住宅ローンに機構の「住宅融資保険」を設定したうえで融資し、当該住宅ローン債権の受益権を金融機関が機構を介して転売(資金調達)する「保証型」があります。
住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合していること(中古住宅は耐震評価基準等に適合)を前提に、返済期間15年以上35年以内の金利固定の長期ローンを設定します。資金の受取時に返済終了までの借入金利と返済額が確定するため、長期にわたるライフプランが立てやすくなります。
通常の住宅ローンで必要な、借りる時の保証料や繰り上げ返済手数料が無料といった特長があります。保証人も必要ありません。利用対象は、住宅建築、新築・中古住宅購入、住宅ローン借り換えの場合にも申し込みできます。
また、省エネ性や耐震性に優れた住宅には、一定期間金利を引き下げる「フラット35S」が、長期優良住宅には返済期間50年の「フラット50」が利用できます。
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