名古屋千種区は、名古屋市の中心地へアクセスしやすいことや学校が多いことなどが魅力の地域です。本記事では、千種区の不動産売却において人気の高いエリアと今後の動向について解説します。不動産売却・査定を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
人口密度は不動産の需要にかかわる重要なポイントのひとつです。 人口密度が高いエリアほど、不動産の需要が高くなります。
人気のエリアは直近の成約情報からわかります。 不動産の成約情報は国土交通省が運営している「REINS MARKET Information」「土地総合情報システム」などで確認できます。
面積(km2) | 人口(人) | 人口密度(人/km2) |
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18 | 164,956 | 9073.48 |
出典:名古屋市千種区オープンデータサイト (https://www.city.nagoya.jp/chikusa/)を加工して作成
名古屋市千種区は、18km2の面積に164,956人もの人口が暮らす、人口密度が非常に高いエリアです。そのため、不動産売却の需要も高く、特に池下駅周辺の物件は人気が高い傾向にあります。また、名古屋大学をはじめとする大学や病院、商業施設などが充実していることもあり、さまざまな世代の人々が暮らしやすい環境が整っています。
戸建 | 所在 | 価格(万円) | 土地面積(m2) | 建物面積(m2) | 間取り | 築年 | 成約時期 |
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1 | 千種区池園町 | 4,600 | 80~100 | 60~80 | 3LDK | 2016年から 2017年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
2 | 千種区今池 | 3,800 | 60~80 | 100~120 | 2SLDK | 2018年から 2019年 |
2022年8月~ 2022年10月 |
3 | 千種区大島町 | 3,000 | 60~80 | 80~100 | 4DK | 1998年から 1999年 |
2022年8月~ 2022年10月 |
4 | 千種区大島町 | 5,700 | 100~120 | 80~100 | 1SLDK | 2019年から 2020年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
5 | 千種区北千種 | 5,500 | 140~160 | 200超 | 6LDK | 2002年から 2003年 |
2022年8月~ 2022年10月 |
6 | 千種区振甫町 | 5,500 | 160~180 | 120~140 | 3SLDK | 2012年から 2013年 |
2022年8月~ 2022年10月 |
7 | 千種区清明山 | 3,900 | 80~100 | 100~120 | 4SLDK | 2014年から 2015年 |
2022年8月~ 2022年10月 |
8 | 千種区高見 | 6,900 | 120~140 | 80~100 | 2SLDK | 2010年から 2011年 |
2022年8月~ 2022年10月 |
9 | 千種区春岡 | 3,700 | 60~80 | 100~120 | 3LDK | 2008年から 2009年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
10 | 千種区豊年町 | 4,400 | 80~100 | 100~120 | 3SLDK | 2017年から 2018年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
出典:REINS MARKET Information(http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do)
マンション | 所在 | 単価(万円) | 専有面積(m2) | 築年 | 間取り | 成約時期 |
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1 | 千種区青柳町 | 42 | 80~100 | 4LDK | 1999年から 2000年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
2 | 千種区池上町 | 12 | 80~100 | 3LDK | 1976年から 1977年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
3 | 千種区池下 | 18 | 20~40 | 1DK | 1972年から 1973年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
4 | 千種区池下町 | 98 | 60~80 | 3LDK | 2013年から 2014年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
5 | 千種区池園町 | 63 | 80~100 | 3LDK | 2010年から 2011年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
6 | 千種区稲舟通 | 61 | 60~80 | 2LDK | 1999年から 2000年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
7 | 千種区今池 | 24 | 20~40 | 1K | 1990年から 1991年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
8 | 千種区内山 | 58 | 80~100 | 3LDK | 2009年から 2010年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
9 | 千種区丘上町 | 20 | 80~100 | 4LDK | 1981年から 1982年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
10 | 千種区覚王山通 | 26 | 60~80 | 3LDK | 1973年から 1974年 |
2022年11月~ 2023年1月 |
出典:REINS MARKET Information(http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do)
千種区の戸建て物件の需要が高い地域は「大島町」です。大島町は、名古屋駅と名古屋大学のほぼ中間にある町です。そのため、大学や中心地である栄、名古屋駅へアクセスしやすいため、通勤や通学に便利な立地となっています。
マンション物件で需要が高い地域は、「池下駅周辺」です。池下駅は交通の利便性がよく、駅周辺に飲食店やスーパーなどの生活施設が多くあるため、生活しやすいことが魅力の地域です。主要な駅である名古屋駅へ約15分でアクセスできるほか、池下駅の地下には直通でいける商業施設「サンクレア地下」があります。
※出典:REINS MARKET Information (http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do)
千種区において、戸建て物件の直近の成約価格が上昇していることや、マンション物件の直近の成約価格が安定していることから、不動産の需要が増加していると考えられます。千種区は名古屋市内でも大学や病院が集中しており、2005年から2020年にかけて人口も増加しています。そのため、不動産の需要は今後も増加する可能性が高いでしょう。
名古屋市千種区における不動産取得方法の調査です。総務省が行う土地統計調査をもとにしました。
新築の住宅を購入 | 中古住宅を購入 | 新築(建て替えを除く) | 建て替え | 相続・贈与で取得 | その他 |
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23510 | 19060 | 12410 | 9100 | 2960 | 2480 |
※出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)
「[持ち家の購入・新築・建て替え等の状況] 住宅の建築の時期(7区分),住宅の購入・新築・建て替え等(8区分)別持ち家数-全国,都道府県,市区町村」
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