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中古で買った家を売る!流れや費用、注意点を解説

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中古で買った家を売る!流れや費用、注意点を解説

中古で家を買ったものの、事情が変わって住み替えを検討している人もいるでしょう。

ここで気になるのは、中古で買った家を売却できるのかという点です。「新築住宅よりも売れにくいのではないか」、「売れるとしても、すごく時間がかかりそう」など中古住宅の売却に不安は尽きません。

この記事では、中古で買った家でも売れるのかどうか、売却の流れや費用、注意点などを解説します。

中古で買った家でも売れる?

中古で買った家でも問題なく売れるのでしょうか。中古住宅の売却事情について紹介します。

中古で買った家でも売却可能

中古で買った家でも売却できます。
買い手からすると、新築住宅は費用面で高額になりやすく、手が出ないことも考えられます。中古住宅だと、手直ししたい部分をリフォームして自分の好みに変えたとしても、新築住宅ほど高い金額にはなりません。

購入金額を安く抑えたい人がいるため、中古住宅の需要は高いといえるでしょう。

売却理由によっては買い手がつかない

売却理由によっては、買い手がつかないケースが考えられます。なぜなら、中古住宅の買い手のほとんどが、売り手の売却理由を気にするからです。売却理由を買い手に伝える義務はありませんが、隠すとかえって怪しまれてしまうため、結果的に伝えることになる場合が多いです。

売却する理由が離婚など、家庭の事情などの場合は買い手がつかない原因にはならないでしょう。しかし、建物に瑕疵があったり、近隣住民に問題があったりするなど、中古住宅での生活に支障があるような理由だと、買い手はつきにくくなってしまいます。

中古住宅は安く購入できるため、ニーズが高いです。しかしその分、買い手は慎重になることを覚えておきましょう。

売却価格は安くなる

売却する家のエリアが高騰すると、中古住宅でも購入時の金額より高く売却できる可能性があります。ただしこの場合は地価の高騰が理由です。

中古住宅自体の価値が上がっているわけではありません。基本的に中古住宅を売却する場合、売却価格は購入時よりも安くなってしまうケースがほとんどです。

そして注意したいのが耐用年数です。耐用年数とは通常の効果が持続する期間を指します。簡単に言い換えると家の寿命です。木造戸建て住宅の耐用年数は22年と定められています。

構造別の耐用年数
構造 耐用年数(年)
木造 22
軽量鉄骨 27
重量鉄骨 34
鉄筋コンクリート 47

そのため、築年数が22年を超えた木造住宅は、数字上では建物価値が0となります。しかし、耐用年数を過ぎたからといって住めないわけではないため、買い手がいれば売却可能です。しかし、築年数が経過し、耐用年数に近づくにつれて価値が減少していくことは理解しておきましょう。

中古で買った家を売る流れや必要費用

中古で買った家を売るおおまかな流れと、かかる費用などについて詳しく解説します。

不動産会社へ売却を依頼する

まずは、不動産会社への売却依頼です。不動産会社に自分の家を査定してもらい、売却価格を決定します。ここで注意したいのが、査定価格です。査定価格とは不動産会社が近隣の相場や近隣事例などから売却できるであろう価格を算出します。

査定価格は不動産会社によって異なり、1社だけの査定だと査定価格の妥当性がわかりません。査定依頼だけなら費用はかかりません。必ず複数社から査定価格を受け取り、比較したうえで依頼する不動産会社を決定しましょう。不動産会社が決まれば、いよいよ売却活動が始まります。

売買契約前のホームインスペクションがおすすめ

中古住宅の売却で買い手が気にするのが、購入後に修理が必要になるかもしれないという点です。中古住宅なので、どこか見えない箇所などが破損や故障している可能性が考えられます。

中古住宅の売買を活発にするためにホームインスペクションという制度が用いられています。これは資格を持った住宅診断士に建物全体の状況を調査し、売却前に修繕が必要な個所を見つけ出します。

ホームインスペクション(住宅診断)とは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、不具合事象の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行なう専門業務を指します。( 詳細は当協会サイト「よくあるご質問」をご覧ください) 住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行なうことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。

住宅診断(ホームインスペクション)とは – 日本ホームインスペクターズ協会

建物の状況が購入前に把握できますので、買い手は安心して購入することができるでしょう。費用も5〜10万円とそう高額ではありません。ホームインスペクションによって買い手の安心度は高くなり、早期売却につながります。

買い手と契約条件がまとまれば引き渡し

買い手があらわれ、売却価格や引き渡し条件などがまとまれば、いよいよ引き渡しとなります。一般的に中古住宅が売れるまでの期間は、売り出してから売却が完了するまで約4カ月〜8カ月かかるといわれています。

実際のところ、売り出してからいつ売却完了できるのかは、中古住宅の状況などによっても違います。買い手が突然あらわれることもあり、早く購入して住みたいという要望が出ることも考えられます。すぐに引き渡してほしいといった要望に応えられるように、いつでも引っ越せる体制を整えておきましょう。

中古の家を売る際にかかる費用

中古住宅の売却にかかる費用は、建物売却価格の約5〜10%です。一番大きな割合を占めるのは仲介手数料です。

中古住宅の売却には、次のような費用がかかります。

中古住宅の売却にかかる費用
項目 費用
仲介手数料 売却価格×3%+6万円 +消費税
ホームインスぺクション 5~10万円
抵当権抹消費用 1~3万円
印紙税 1,000円~6万円
住宅ローン一括返済の手数料 1~3万円

中古で買った家を売る際の注意点

中古で買った家を売る際には、注意が必要な点があります。注意点を確認し、満足のいく不動産売却を行いましょう。

残債を返済できる価格での売却が必要

不動産売却では、売却価格が丸ごと手元に残るわけではありません。すでに紹介した仲介手数料などが必要です。

売却価格で住宅ローンを完済する場合は、手元に残る金額と、住宅ローンの返済に充てる金額を把握する必要があります。もし、売却価格で住宅ローンが完済できない場合は、自己資金などで対応しなければなりません。

住宅ローン残債がある場合の売却は、担当の不動産会社に残債額を伝え、いくらで売却する必要があるのかなど、計画的に進めていく必要があります。

契約不適合責任に注意する

中古住宅の売却後に起こるトラブルとして考えられるのが、契約不適合責任です。

契約不適合責任とは、契約の内容に合致しない問題が発生した際に売り手が負う責任で、契約不適合となった場合、追完請求や代金減額請求、損害賠償請求などを買い手は請求できます。

売ってしまえば終わりというわけではないことと、売却後のトラブルを防ぐために前述したホームインスペクションなどの対策が必要ということを覚えておきましょう。

一括査定サイトで不動産会社を比較検討する

中古の家を売るときにおすすめなのが、不動産一括査定サイトのリビンマッチです。リビンマッチはインターネット上で必要な情報を入力するだけで、複数の不動産会社に家の査定依頼ができます。

不動産の査定価格は、不動産会社によって違います。査定された不動産会社の中で最も高い価格を提示した不動産会社を選択してもよいでしょうし、最もサービスがよさそうな不動産会社を選ぶのもよいでしょう。

不動産売却は、やることが多くて不動産会社選びがおざなりになってしまいがちです。しかし、不動産会社によって売却価格が数百万も変わることがあります。無料で利用できるリビンマッチを活用し、優良な不動産会社を選択しましょう。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
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