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老後に沖縄への移住はあり?移住支援や街の魅力についても紹介

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老後に沖縄への移住はあり?移住支援や街の魅力についても紹介

大自然に囲まれて、ゆったりとした時間が流れる沖縄で老後を暮らしたいと、移住を考えている人も多いのではないでしょうか。沖縄は、温暖な気候やおいしい食べ物、積極的に行われている移住支援などを理由に、移住者が増えている地域です。

本記事では、沖縄の魅力、老後に移住することはありなのかどうか、また移住の流れについて、説明します。

あらためて、沖縄の魅力とは

沖縄への移住を検討している人のために、あらためて沖縄の魅力を紹介します。

温暖な気候

沖縄は日本で唯一の亜熱帯地域となっていて、1年を通じて温暖な気候です。

真冬でも15℃を下回ることが少なく、夏も30℃を上回ることはめったにありません。他県と比べても最高気温と最低気温の差が少なく、特に寒さが苦手な人には過ごしやすい地域といえるでしょう。

那覇市の平均気温・降水量

那覇市の平均気温・降水量

沖縄観光情報WEBサイト おきなわ物語「旅のお役立ち」より

また、沖縄には、杉の木がないのでスギ花粉に悩まされることがなく、花粉症の人にとっても過ごしやすい地域です。

大自然を満喫できる

沖縄は、亜熱帯地域として、ほかの県とは違った自然環境が構築されています。

透き通った海にはサンゴ礁や熱帯魚が生息し、陸地にはハイビスカスやディゴなど、沖縄特有の植物が咲いています。

沖縄の海とハイビスカス

沖縄の海とハイビスカス

このような自然がほとんど手つかずの状態で残っており、大自然を身近に感じることができます。

国内外へのアクセスがよい

沖縄には空港が13カ所もあり、国内外へのアクセスがとてもよくなっています

国内線では、全国各地への直行便が運用しており、国際線は台湾や中国、香港など近隣諸国へのアクセスが充実しています。

沖縄県の空港一覧
空港名(所在) 国際線の有無
那覇空港(那覇市)
新石垣空港(石垣市)
宮古空港(宮古島市)
久米島空港(尻郡久米島町)
北大東空港(尻郡北大東村)
南大東空港(尻郡南大東村)
多良間空港(宮古郡多良間村)
みやこ下地島空港(宮古島市)
与那国空港(八重山郡与那国町)
慶良間空港(島尻郡座間味村)
伊江島空港(国頭郡伊江村)
粟国空港(尻郡粟国村)
波照間空港(八重山郡竹富町)

また離島へのアクセスには、飛行機のほかに高速フェリーも用意されており、那覇港から数十分で到着します。

長期間マリンスポーツを楽しめる

沖縄の海開きは4月からゴールデンウィークにかけて行われ、10月くらいまで海を満喫できます。マリンスポーツを目的に移住する人もおり、特に以下のマリンスポーツが人気です。

  • シュノーケリング
  • クルージング
  • ダイビング
  • パラセーリング
  • サーフィン

独特の文化がある

沖縄には1429年から約450年続いた、琉球王国の文化が根づいています。

琉球王国は、中国や日本、朝鮮、東南アジアなどと積極的に交流し、さまざまな文化を吸収しながら発展してきました。シーサーや三線、エイサー、琉球ガラスなど、沖縄独自の文化を身近に感じられるのも魅力です。

また食に関しては、沖縄そばやゴーヤチャンプルー、ラフテーなどの沖縄料理が知られています。さらに、下記のような沖縄独自の食材も多くあり、新鮮でおいしい郷土料理を楽しめます。

  • 島豆腐
  • 島ラッキョウ
  • 海ブドウ
  • 紅イモ
  • シークワーサー

島豆腐

島豆腐は、別名沖縄豆腐ともいいます 。水につけた大豆を潰し、豆乳と生おからに分けます。その後、にがりを加え、よく水気を抜いてかたく仕上げたものが島豆腐です。一般的な豆腐に比べて、固いのが特徴です。調理過程でもくずれにくく、炒め物にも適しています。

島豆腐

島豆腐

島ラッキョウ

島ラッキョウは、沖縄で栽培されるラッキョウで、一般的なラッキョウに比べると、香味(こうみ)が強いのが特徴です。天ぷらや甘酢漬け、塩漬けのほか、ゴーヤチャンプルーにもよく使われます。

島ラッキョウ

島ラッキョウ

海ブドウ

海ブドウは海藻の一種で細い茎に緑色の小さなつぶが付いています。低カロリーでプチプチとした食感が特徴です。マスカットのように見えることから、「海ぶどう」という名前で呼ばれており、観光客からも人気です。

海ブドウ

海ブドウ

紅芋

沖縄で芋と言えば紫色をした紅芋です。焼いたり、天ぷらにしたり、お菓子にしたりなど、さまざまな調理方法があります。紅芋としてイメージされるのが、お土産として有名な紅芋タルトでしょう。

紅イモ

紅芋タルト

シークワーサー

柑橘類のシークワーサーは沖縄を中心に自生しています。 酸味があるため、焼き魚や揚げ物などに添えられます。 冬になると熟した果実は黄色くなり、甘みもでるためそのまま食べられます。

シークワーサー

シークワーサー

老後に沖縄への移住はあり?

老後に沖縄へ移住することで、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。

金銭面でゆとりが持てる

沖縄の田舎エリアに移住した場合、都市部より安い住宅費で生活できます。そのため、金銭的にゆとりのある老後生活が送れます。

また、自然豊かな沖縄では、農業や漁業、畜産業などが盛んです。そのため、地元産の野菜、果物、海産物、肉類が安く手に入り、食費を抑えることが可能です。

ゆったりとした時間が流れる

沖縄は自然が多く、現地住民もマイペースで暮らしている人が多いです。ゆったりとした時間が流れ、ストレスフリーな環境で過ごしたい方には沖縄移住はぴったりです。

また、沖縄は台風対策のため、平屋の家が多くなっています。介護や車いすでの生活になると、階段を使っての移動が非常に困難です。平屋は階段の上り下りがないので、シニア世代にとって過ごしやすい環境といえます。

移住支援制度がある

移住して快適に過ごすためには、地方公共団体(自治体)からの移住支援を活用しましょう。移住支援は地方公共団体によって異なるので、自分に合った移住支援を見つける必要があります。

沖縄の移住支援制度をいくつか見てみましょう。

うるま市の移住支援

本島の中心に位置するうるま市は、移住者のインタビューや動画紹介など、移住者向けの情報を発信する「うるまで暮らす」を運営しています。

また、4泊〜10泊のお試し移住も行っており、民家で生活しながら、現地の暮らしを体験できます。オンラインツアーの開催もしており、移住検討者への支援制度が充実している地方公共団体です。

お試し移住は、沖縄県うるま市の島しょ地域の民家に実際に住む感覚で滞在していただき、地域の方との交流などを通して島の住環境を体験しながら、ご自身の移住へのイメージをもってもらうことを目的としています。

うるまで暮らす「お試し移住」

石垣市の移住支援

石垣島のある石垣市は、「石垣市移住定住支援ポータルサイト」を運営しています。

空き家バンク制度で移住したい人向けに、空き家情報を提供し、物件の見学から交渉や申し込みまでサポートしてくれます。また、移住体験ツアーを開催しており、就職希望者のために幅広い職種の施設見学や体験ができます。

石垣市では、人材が不足する分野の担い手を確保するために、本市が求める分野の人材で、本市への移住を希望する方を対象に、本市で働く魅力や実際の生活をイメージできるような体験型ツアーを毎年開催しております。

石垣市移住定住支援ポータルサイト「移住体験」

国頭村の移住支援

村の95%を森林が占める国頭村では、1泊2,000円からの「移住体験住宅」を提供しています。

国頭村では、国頭村に移住を検討している方を対象に、一定期間、村内での生活を体験できる機会を提供し移住促進を図るため、国頭村移住体験住宅をご用意しています。

国頭村「国頭村移住体験住宅」

また、移住者は最長10年間、国頭村定住促進住宅に住むことができます。1Kが月額35,000円、2LDKが月額45,000円で借りられ、住居に手厚い地方公共団体です。

詳しくは国頭村「国頭村定住促進空家活用住宅入居者募集要項」で確認しましょう。

沖縄移住のデメリット

沖縄への移住は、メリットばかりではありません。以下のようなデメリットがあることは事前に把握しておきましょう。

  • 通販などの送料が高い
  • 仕事が選べない
  • 車が必須

沖縄では、欲しいものが手に入らないことも多いので、品ぞろえが豊富な通販を利用する可能性が高いです。しかし、通販の送料が高いので、経済的な負担になることがあります。

また、沖縄の完全失業率は全国最下位です。完全失業率とは、仕事を探していても、仕事に就くことのできない人の割合です。そのため、仕事を見つけること自体が難しく、希望の職業に就けない可能性が高いことを理解しましょう。

そして、沖縄の田舎エリアでは公共交通機関の便が悪いので、自動車での移動が必須です。運転ができないと、不便な生活を余儀なくされることを覚悟しましょう。

沖縄へ移住する流れ

沖縄への移住を決めたら、実際に移住するときの流れを把握しておきましょう。

移住先を選ぶ

沖縄には41市町村があり、環境や移住支援制度が異なるので、自分に合った移住先を決めましょう。可能であれば、数カ所の候補から比較検討することをおすすめします。

候補先が決まったら、移住候補地の市町村に行って、現地確認を行います。1週間程度の短期滞在をして、医療施設や交通事情、買い物環境などを確認するとよいでしょう。

移住先で就職を考えている人は、仕事も探しておきましょう。先述したとおり、沖縄の就職は難しいので、移住してから探していては、見つからないおそれがあります。移住前に探しておくと安心です。

移住先の地域で住居を探す

移住先が決まったら、その地域で住居を探しましょう。

地方公共団体によっては、空き家バンクなどの支援もしているので、移住先の地方公共団体のホームページを参考にしてみてください。都市部以外では自動車での移動が必須となるので、駐車場の確保も忘れずに行います。

住居が決まったら、契約が必要です。住居を購入する場合は、契約までに1〜2カ月かかることもあるので、早めに行動しましょう。

引っ越し

沖縄への移住では、引っ越し費用が高くなりやすいです。引っ越し業者に支払う費用以外にも、以下のような費用が必要です。

  • 不用品の処分費用
  • 車やバイクを輸送する費用
  • 移動時の飛行機代

車を輸送して使用する場合には、防サビ対策が沖縄の環境に対応しているかも確認しておく必要があります。沖縄は、海に囲まれているため、潮風があたりサビやすい環境です。

引っ越しの際には、ライフラインの解約と開始手続き、郵便物の転送手続き、市町村役場での届け出などが必要です。

持ち家の売却

移住前の住居が持ち家の場合は、持ち家の売却が必要です。持ち家の売却には、引っ越す前に売却先を決める方法と、引っ越し後に売却先を決める方法があります。

引っ越す前に売却先を決めるためには、住んでいる状態で買主候補が内見に来るので、内見の対応が必要です。

引っ越し後に売却先を決める方法は、不動産会社に内見を任せられますが、何かトラブルがあった際にすぐに対応ができないデメリットがあります。それぞれにメリットやデメリットがあるので、十分に検討しましょう。


売却時は一括査定サイト「リビンマッチ」が便利

持ち家の売却は、不動産会社に買い取ってもらう方法と、不動産会社に仲介してもらい一般の人に買ってもらう方法があります。

不動産会社に買い取ってもらうとすぐに現金化できますが、売却金額は安くなってしまいます。リビンマッチを利用して、一番好条件で売却できる不動産会社を見つけましょう。

仲介してもらう場合は、売却金額が市場価格で決まります。しかし、売却までに約半年かかることがあるので、早めの行動が肝心です。仲介の場合でも、一括査定サイトを利用することで、多くの見積書を比較でき、不動産の相場がわかります。そのため、短期間で適正価格での売却ができる可能性が高まります。

リビンマッチを利用し、複数社と接点を持つことで不動産会社との相性もわかるので、売却に失敗するリスクが減ります。また、相場を知ることで無理な値下げ交渉に応じる必要がなくなるので、持ち家を高く売ることができるでしょう。

老後に沖縄への移住に関するよくある質問

老後に沖縄への移住はあり?
沖縄への移住は金銭面でゆとりが持て、ストレスフリーな生活を送れます。多少の注意点はありますが移住支援なども豊富なのでおすすめです。
移住するうえで知っておくべきことは?
移住生活を豊かにするために、持ち家の売却活動は重要です。一括査定サイトでスムーズに高値で売却できます。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
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