マンション売却の期間は3~6カ月|早く売るためにできる5つの方法

マンション売却には平均して3~6カ月程度かかりますが、これはあくまで目安です。物件の立地や築年数、価格設定によっては、これより長期化することも珍しくありません。少しでも早く売却したい場合には、適切なタイミングや販売戦略が重要になります。
本記事では、マンション売却の流れと期間、早期売却のための実践的な方法、売れにくい物件の特徴と対策をわかりやすく解説します。
リビンマッチのポイント
マンション売却には3~6カ月かかるといいわれていますが、買主を早く見つける、相場を意識した売り出し価格をつける、オープンルームの実施などの工夫で期間を短縮することは可能です。売れにくいマンションも、買取や一括査定利用など、早く売却する工夫ができます。早期売却を意識して、査定に臨みましょう。
もくじ
マンション売却にかかる期間と理由
マンション売却にかかる平均期間を統計から見ていきましょう。東日本不動産流通機構の「首都圏不動産流通市場の動向(2024年)」によりますと、中古マンションのレインズ登録から成約に至る日数は以下のようになります。
| 平均日数 | |
|---|---|
| 2014年 | 71.2日 |
| 2015年 | 65.5日 |
| 2016年 | 69.3日 |
| 2017年 | 74.7日 |
| 2018年 | 78.8日 |
| 2019年 | 81.7日 |
| 2020年 | 88.3日 |
| 2021年 | 74.7日 |
| 2022年 | 71.4日 |
| 2023年 | 80.1日 |
| 2024年 | 85.3日 |
出典:東日本不動産流通機構「首都圏不動産流通市場の動向(2024年)」
上記のデータは首都圏に限定されますが、おおよそ2カ月強から3カ月弱で成約していることがわかります。マンションの売却期間は、物件の条件や市場環境によって変動するため、長めに見積もると3~6カ月となります。
買主が見つかるまで時間がかかる
売却期間の大部分は、買主を探す売却活動に費やされます。広告掲載から問い合わせ獲得、内覧、価格交渉まで、買主の条件や意思決定スピードに左右されるため、不確定要素が多くなります。この期間の短縮が早期売却の鍵といえます。
売買契約を解除されることも
不動産売買契約の成立後でも、買主が住宅ローン審査にとおらなければ「ローン特約」により契約解除となることが一般的です。この場合、手付金は買主に全額返金され、売主は売却活動をやり直す必要があり、数週間から数カ月の遅れが生じます。
売却期間はマンションによって大きく左右する
ここで紹介したマンション売却に要する期間は、あくまで平均期間です。実際には、駅からの距離、築年数、階数、間取り、日当たり、価格設定、管理状態などにより物件の需要が大きく変わります。マンションであっても、不動産はひとつとして同じものは存在しません。人気エリアや築浅物件は数週間で売れる場合もあれば、条件が悪い物件は1年以上売れ残る場合もあります。
マンション売却の流れと期間
マンションの売却は、査定→媒介契約→売却活動→売買契約→引き渡しという流れで進みます。各ステップのポイントと必要な期間を解説します。
マンションの査定
マンション売却の最初のステップは、不動産会社による査定です。不動産には「定価」がないため、売却時には専門家である不動産会社に査定を依頼し、売り出し価格を決める必要があります。
査定には机上査定(簡易査定)と訪問査定の2種類があります。
机上査定(簡易査定)
机上査定は、物件の住所や間取り、築年数などの情報だけで、過去の成約事例や市場相場から概算の査定価格を算出します。不動産会社の担当者が来訪せずにオンラインで査定するため、数日程度で結果が出ます。
訪問査定
訪問査定は、実際に不動産会社の担当者が物件を訪問し、日当たりや眺望、室内の状態などを細かく確認したうえで、机上査定より精度の高い査定価格を算出します。依頼から査定額の提示までは、通常1週間程度が目安です。
査定は1社に絞らず、複数の会社に依頼することをおすすめします。査定依頼から各社の査定結果を比較・検討するまでを含めると、全体で1~2週間ほどかかります。
媒介契約の締結
査定結果を踏まえ、実際に売却の仲介を依頼する不動産会社を1社または複数社に絞り込み、媒介契約(仲介契約)を結びます。媒介契約には3種類あり、それぞれ特徴が異なります。特徴を表にまとめると次のとおりです。
| 専属専任媒介契約 | 専任媒介契約 | 一般媒介契約 | |
|---|---|---|---|
| 契約できる会社の数 | 1社 | 1社 | 制限なし |
| 契約期間 | 最長3カ月 (延長時は再契約) | 最長3カ月 (延長時は再契約) | 規定なし ※3カ月が一般的 |
| 自己発見取引※ | 不可 | 可 | 可 |
| レインズ※への登録義務 | 媒介契約締結後5日以内 | 媒介契約締結後7日以内 | 任意 |
| 依頼者への報告義務 | 1週間に1回以上 ※文章、メールなどで報告 | 2週間に1回以上 ※文章、メールなどで報告 | 任意 |
※レインズへの登録期限は、媒介契約締結日の翌日からカウントした日数
それぞれの媒介契約の違いを見ていきましょう。
専属専任媒介契約
1社の不動産会社に売却を任せる契約です。売主が自力で買主を見つけた場合でも、必ず不動産会社を通じて契約を行います。不動産会社にとってもっとも責任が重い契約のため、全力での売却活動が期待できます。
専任媒介契約
1社の不動産会社に売却を任せる契約ですが、売主が自力で買主を発見した場合は直接契約が可能です。こちらも1社にだけ仲介を依頼するため、不動産会社の積極的な売却活動が期待できます。
一般媒介契約
複数の不動産会社に同時に依頼できる契約です。物件の立地がよく、売れやすい物件なら、不動産会社の間で競争が生まれ、高値で売れる可能性が高まるでしょう。
不動産会社選びや契約内容の確認には、1週間ほどかかります。売却活動の成果は担当者の力量によって大きく左右されるため、信頼できる担当者を選ぶことが売却のスピードアップにつながります。
売却活動の実施
媒介契約を結んだら、不動産会社は不動産ポータルサイト(SUUMO、HOME’S、at homeなど)、自社のWebサイトへの情報掲載、購入希望者の内覧対応などを行います。この売却活動期間がもっとも長く、平均で1~3カ月程度です。
買主探しは物件の条件や市場動向によって大きく左右され、不確定要素が多いのが特徴です。専属専任媒介契約と専任媒介契約の場合、レインズへの登録が法律で義務づけられており、全国の不動産会社が情報を共有して、多くの買主候補に物件情報が届く仕組みになっています。反響が少ない場合は、価格の見直しや広告戦略の変更を検討します。
売買契約の締結
購入希望者があらわれたら、価格や引き渡し時期など具体的な条件交渉を行い、双方の合意が得られたら不動産売買契約を結びます。交渉から契約締結までは1~2週間程度が一般的です。
不動産会社の宅地建物取引士による重要事項説明が行われ、不動産売買契約書に署名・捺印します。このとき、買主から手付金を受領します。
マンションの引き渡し・決済
売買契約後は、買主の住宅ローン本審査や売主の引っ越し準備などを経て、残代金の決済と物件の引き渡しが行われます。
通常は契約から1~2カ月程度かかりますが、双方の準備が早ければ短縮も可能です。引き渡し当日には、鍵や関係書類の受け渡し、残代金の受領、固定資産税などの精算、司法書士による所有権移転登記や抵当権抹消登記などの手続きを行います。
マンションを早く売却する5つの方法
マンションの売却は、戦略次第で期間を短縮できます。ポイントは「価格設定」「売り出し時期」「販売手法」の3つです。これらをうまく組み合わせると、買主の注目を集めやすくなり、競合物件に対して有利に売却を進められます。
マンションが築25年になる前に売り出す
築年数はマンション選びで重要な要素ですが、「築25年」は住宅ローン控除の観点から大きな節目となります。住宅ローン控除は築25年以内の物件が対象で、それを超えると耐震基準適合証明書などが必要になり、購入希望者が限られてしまうからです。
一方、築25年以内であればローン控除を利用できるため、より多くの買主の関心を集めることができます。売却を考えている場合は、25年を迎える前に売り出すのが早期成約につながる有効なタイミングです。
相場を意識した売り出し価格にする
マンションの売却スピードを大きく左右するのは価格設定です。「希望価格で売りたい」よりも「早く売りたい」と考えるなら、市場価格か、それよりやや低めの設定にすることで、多くの問い合わせが見込めます。
一般的には、売り出し価格を相場より1割ほど高く設定して様子を見ながら徐々に下げていく方法がよく採られます。逆に、相場よりかなり高めに設定して買主を待つ「チャレンジ価格」という方法もありますが、成約までに時間がかかる点がデメリットです。
早く売りたい場合は、最初から市場価格か少し低めで出すのが効果的です。売り出しから2~3カ月はもっとも反響が集まりやすく、この期間に注目を得られるかが早期売却の鍵となります。「売りたい価格」ではなく「実際に売れる価格」を意識することがポイントです。
3月・9月の引っ越しシーズン前に売り出す
不動産市場には需要が高まる「繁忙期」があります。春(2~3月)と秋(8~9月)は入学や入社、転勤のタイミングで、物件の購入希望者が活発に動く時期です。4月や10月の入居を目指す人が多いため、その3~4カ月前から売却活動をはじめると、スムーズに成約できる可能性が高まります。
繁忙期を逃すと需要が落ち着き、売却が長引くリスクが高くなります。早く売却したい場合は、不動産会社に早めに相談し、繁忙期に合わせてスケジュールを立てることをおすすめします。
オープンルームを実施して購入希望者を集める
オープンルームとは、週末や祝日に物件を開放し、予約不要で自由に見学してもらうイベントのことです。通常の内覧は1組ずつですが、オープンルームなら複数の人に同時に見てもらえるため効率的にアピールできます。写真や資料では伝わりにくい魅力を体感してもらえる点も大きなメリットです。
また、「ほかの人も見に来ている」という状況が競争意識を生み、成約を早める効果も期待できます。売主には準備が必要ですが、効果的な販売方法のひとつです。
一般媒介契約で複数の不動産会社に依頼する
媒介契約には専属専任媒介、専任媒介、一般媒介の3種類があります。早く売りたい場合は、複数の会社に依頼できる一般媒介契約も有効です。複数の会社が独自に広告を出すため、多くの購入希望者の目に触れる機会が増え、成約までのスピードが上がる可能性があります。
ただし、一般媒介では各社ごとのモチベーションが下がることもあるため、依頼する不動産会社の選定が重要です。また、複数の会社に依頼する分、進捗管理や連絡調整は売主が主体的に行う必要があります。積極的に動ける売主にとっては、有効な契約形態といえるでしょう。
売却期間が長引くマンションの特徴
マンションがなかなか売れないのは、物件自体に共通する問題がある場合がほとんどです。ここでは、売却が長引くマンションの特徴と、それぞれの注意点を解説します。
築年数が25年以上で劣化している
築25年以上のマンションは、外観の古さに加えて内装や設備の劣化が進んでいるケースが目立ちます。キッチンやトイレ、浴室といった水回りは使用感が出やすく、この部分が劣化していると「入居後すぐにリフォームが必要」と思われがちです。リフォーム費用が数百万円にのぼることもあり、購入をためらう大きな理由になります。
築年数の古いマンションを売却する場合は、劣化が目立つ部分を補修したり、内覧前に清潔感を整えたりする工夫が必要です。費用対効果を厳密に計算したうえで、リフォームも検討しましょう。
極端に立地が悪い
マンションの価値を決める最大のポイントは立地です。駅から遠い、バスの本数が少ない、スーパーや病院など生活インフラが乏しい、といった物件は利便性の低さから敬遠されがちです。単身世帯は通勤・通学の利便性を、子育て世帯は子育て環境や生活環境を重視するため、立地の悪さは致命的になってしまいます。
立地を変えることはできませんが、「伝え方」を変えることはできます。たとえば、駅から遠い立地であれば、「閑静な住宅街で落ち着いて暮らせる」とアピールします。駐車場の情報をあわせて伝えて、「車での生活に便利です」と強調してもよいでしょう。マイナスを補う魅力のアピールが、早期売却につながります。
タバコのヤニや室内の傷みが目立つ
室内環境は、内覧時に購入希望者が気にするポイントです。タバコのヤニによる黄ばみや臭い、ペットによる壁や床の傷み、水回りのカビや水垢といった汚れは強いマイナス印象を与えます。その結果、購入の候補から外されてしまい、売却が長引きやすくなります。
対策としては、専門会社によるハウスクリーニングや消臭施工、壁紙の張り替えなどが有効です。大規模なリフォームをしなくても、比較的安価な方法で「第一印象」をよくし、成約スピードを早めることができます。
売り出し価格が相場より高すぎる
売却が長期化する典型的な理由は、相場とかけ離れた価格設定にあります。購入希望者は複数の物件を比較するため、割高と判断されると敬遠されてしまいます。結果として、問い合わせが減り「売れ残り物件」と見られて、さらに印象が悪化するという悪循環に陥ります。
「どうしてもこの価格で売りたい」という希望がないのであれば、不動産会社と相談して現実的な売り出し価格に設定しましょう。適正価格の設定が売却の近道であり、高すぎる売り出し価格は売却長期化の原因になります。
管理費や修繕積立金が高い
購入希望者はマンション価格だけでなく、購入後にかかる管理費や修繕積立金といったランニングコストも考慮します。これらが相場より高いと、月々の負担が大きくなり、購入をためらう人が増えます。マンションによっては、新築時よりも管理費・修繕積立金が増額されているケースもあり、買主は慎重になりがちです。
管理費や修繕積立金が相対的に高い場合は、その分「管理体制がしっかりしている」「共用部分がきれいに保たれている」といったメリットをアピールすることが大切です。「コストに見合った管理品質」であることを伝えることで、マイナスの印象を和らげることができます。
部屋が広く価格が高い
専有面積の広いマンションは魅力的ですが、価格が高くなるため購入層が限られます。単身者や子育てを終えた夫婦など、小規模世帯が主流となっている現在のニーズと合わず、売却が長引く場合もあります。
広さを強みにするには、二世帯利用や在宅ワークスペースの確保、趣味の部屋としての活用など「広さを活かした暮らし方」を提案することが効果的です。「多用途に使える」と感じてもらえれば、ターゲット層を広げられます。
使われなくなったリゾートマンション
リゾートマンションは観光地や山間部など立地が限られ、絶対的な需要が少ないため、売却が難しい物件です。利用頻度が少なくても管理費や修繕積立金、固定資産税の維持コストはかかるため、売主は「早く手放したい」と思う一方で買主が見つからないという状況になりやすいといえます。
売却を成功させるには、別荘利用や投資用物件としての可能性を打ち出すなど、需要を広げる工夫が必要です。リゾート物件を専門に扱う不動産会社へ依頼するのも有効で、ターゲットに合った買主を見つけやすくなります。
マンションを売り出しても反響が少ないときの対策
マンションを売りに出しても問い合わせや内覧希望が少ない場合、そのまま待ち続けても状況が大きく改善する可能性は高くありません。売却が長期化するほど物件の鮮度が落ち、「売れ残り物件」という印象を持たれやすくなるため、早めに対策を講じましょう。
ここでは、売却活動が停滞しているときに試すべき具体的な改善策を紹介します。
周辺相場を確認して売り出し価格を下げる
反響が少ない原因は、売り出し価格の設定にあるかもしれません。購入希望者は、希望するエリア内で複数の物件を比較、検討します。もし、自分の物件が割高に感じられたら、検討対象から外されてしまいます。
販売開始から1カ月程度経過しても内覧がほとんど入らない場合は、市場に合っていないと考えられます。価格を下げることには心理的な抵抗があるかもしれませんが、周辺の成約事例や現在販売中の競合物件を調べ、不動産会社と相談のうえで適正価格に見直しましょう。数十万円単位の値下げでも検索結果の条件に引っかかりやすくなり、実際に問い合わせが増えるケースは少なくありません。
周辺相場を調べる方法として、リビンマッチの「マンション査定シミュレーション」があります。立地や築年数、広さなどの情報をもとに、おおよそのマンションの相場を算出します。マンションの相場を調べるときの参考にしてください。
一括査定を依頼してほかの不動産会社と契約する
売れない原因が価格ではなく、不動産会社の販売力不足にある場合もあります。依頼した不動産会社が十分に広告を出していなかったり、営業担当者の意欲が不足していたりすると、当然ながら反響は伸びません。
担当者の対応や販売活動に不安を感じた場合は、媒介契約の更新タイミングで他社への切り替えを検討しましょう。一括査定サービスを利用すれば、複数の会社から査定価格や販売戦略の提案を受けられ、自分の物件により適したパートナーを見つけやすくなります。新しい会社に変えることで、新たな販売ルートや広告媒体を活用でき、反響が一気に増えるケースもあります。
使用している室内写真を見直す
現在の不動産購入は、インターネットでの情報検索からはじまります。ポータルサイトなどに掲載されている写真が「暗い」「狭い」「生活感が強い」といった印象を与える場合、クリックされずにスルーされてしまいます。写真を改善する際のポイントは、次のとおりです。
- 昼間に自然光を採り入れて撮影する
- 余計な家具や荷物を片付け、広さを強調する
- 広角レンズで撮影して部屋の奥行きを見せる
- プロのカメラマンに依頼して高品質な写真を撮影する
写真を差し替えるだけで「見栄えがよくなり、内覧希望が増えた」という成功事例も多く、コストパフォーマンスの高い対策といえます。
囲い込みを疑って調べてみる
不動産業界特有の問題として「囲い込み」があります。これは不動産会社が他社からの問い合わせを意図的に断り、自社で買主を見つけて両手仲介(売主・買主の両方から仲介手数料を得る)を狙う行為です。この場合、物件情報が十分に市場に出回らず、売却機会を大きく損ないます。
囲い込みをされているかどうかの調べ方としては、第三者に別の不動産会社から問い合わせてもらう方法があります。「売り切れています」「商談中です」といわれたにもかかわらず買主が見つかっていない場合は、囲い込みをされている疑いがあります。その場合は、不動産会社の変更を検討すべきです。
ハウスクリーニングを実施する
売却期間が長期化している物件は、内覧時の印象改善が鍵になります。中古マンションを検討する買主にとって、気になるのは「清潔感」です。多少の古さがあっても、清掃が行き届いていれば印象は大きく変わります。効果的なクリーニング箇所は、次のとおりです。
- キッチン(油汚れやシンクの水垢を除去)
- 浴室・トイレ(カビや臭いを徹底除去)
- 窓ガラス(光を取り込み、明るい印象にする)
- リビングの天井・壁・床(不要な家具・荷物を片付け、広さを演出)
数万円程度の投資で「すぐに住めそう」と思ってもらえれば、価格を大きく下げずに早期売却につながる可能性が高まります。
短期間での売却を目指すなら買取も検討する
先述したように、仲介でマンションを売却する場合、成約までに3~6カ月かかることが一般的です。しかし、「できるだけ早く現金化したい」という場合は、不動産会社による「買取」を検討するのも有効な方法です。
マンションの買取なら、売却活動や内覧対応が不要で、数週間以内のスピード売却が可能になります。
買取でマンションを売却するメリット
マンション買取とは、不動産会社が直接買主となって物件を売却する方法です。通常の仲介による売却では、不動産会社が買主を探し、契約から引き渡しまでに3~6カ月かかりますが、買取であれば最短で数日~数週間で現金化できます。売却活動や内覧対応が不要なため、生活のプライバシーが守られる点もメリットです。
不動産会社による買取では、売主の「契約不適合責任」を免責する特約をつけるのが一般的です。売却後にトラブルが起こりにくい点も、売主にとって安心材料となります。
買取でマンションを売却するデメリット
一方で、マンション買取には大きなデメリットもあります。最大のデメリットは、売却価格が相場の60~80%に下がる点です。不動産会社は買い取った物件をリフォームして再販売します。不動産会社にとってマンションの買取価格は仕入れ原価となるため、できるだけ安く仕入れたいのです。また、立地・築年数・管理状況によっては、買取そのものを断られるケースもあります。
「できるだけ高く売りたい」という場合は、仲介による売却を続けたほうがよいでしょう。
短期間のマンション売却のコツは一括査定を使いこなすこと
早く売却するには、最初の売り出し価格の設定と販売戦略が決め手になります。両方を効率よく整える手段として、不動産一括査定サービスの活用は非常に効果的です。
一括査定サイトの仕組み
不動産一括査定サイトは、一度物件情報を入力するだけで複数の不動産会社にまとめて査定依頼できるサービスです。各社の査定価格や販売戦略を並べて比較できるため、自分に合った売却パートナーを選びやすくなります。
インターネットから手軽に申し込みでき、サービスの利用は無料です。査定価格だけでなく対応スピードや提案内容の質も比較できるため、販売能力の高い会社を見極めやすいのも特徴です。
マンション売却は一括査定が効果的
マンションは戸建て住宅に比べて、市場に流通している物件数も多く、査定の精度が高い傾向にあります。一括査定で提示された価格は実勢価格に近く、売却戦略の参考として信頼性が高いといえるでしょう。
一括査定を利用すれば、マンション売却を得意とする会社を見つけられる可能性が高まります。複数社の比較をとおして、適正な価格設定や販売方針が明確になり、早期売却に直結しやすくなります。
電話が多い…それは短期売却できるサイン
一括査定を依頼すると、多くの不動産会社から連絡が入ることがあります。これは「その物件は売れる見込みが高い」と判断されているサインです。
電話が多いと煩わしく感じるかもしれませんが、積極的に営業してくる会社が多いのは、早期成約のチャンスともいえます。その機会を活かし、各不動産会社の条件や販売戦略をしっかり比較しましょう。この初動のスピード感を味方につければ、短期間での売却につながります。
結論。早期のマンション売却は最初の査定が重要
マンションを早期売却するには、物件の適正価格を把握し、販売力のある不動産会社に仲介を依頼することが重要です。そこで活用したいのが不動産一括査定サイトです。
不動産一括査定サイトの「リビンマッチ」は、一度の情報入力で複数の不動産会社から査定や販売戦略の提案を受けられ、短期間で最適なパートナーを見つけられます。売却価格の検討から信頼できる担当者の選定まで、マンションの早期売却を成功させるための第一歩として、ぜひリビンマッチをご利用ください。
マンションの売却期間に関するよくある質問
- マンションの売却にかかる期間の目安は?
- マンションは比較的売れる期間が短く、目安は一般に3~6カ月程度です。
- 売れにくいマンションの特徴は?
- 需要の低いマンションは売れるのに時間がかかります。具体的には立地が悪い、築古、相場に合わない高価格などです。

(りびんまっちこらむへんしゅうぶ)
リビンマッチコラムを制作・執筆・編集を行う、リビン・テクノロジーズ株式会社の編集チームです。
難しくてわかりにくい不動産を、誰にでもわかりやすくお伝えするコラムを制作しています。
この記事の編集者
リビンマッチ編集部
リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。
運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)
人気ワード
老後の住まい (21) 離婚で家を財産分与 (18) 一括査定サイト (11) 海外移住 (11) 売れないマンション (10) 離婚と住宅ローン (9) 家の後悔 (8) 家の売却 (8) マンション価格推移 (7) 移住 (7) 実家売却 (7) 訳あり物件 (6) 離婚と家 (6) 売れない家 (5) 不動産高く売る (5) 家の価値 (5) 離婚準備 (5) 不動産会社の選び方 (4) 農地売却 (4) サブリース (3) お金がない (3) イエウール (3) マンション売却の内覧 (3) 近隣トラブル (3) マンションの相続 (3) 空き家売却 (3) マンション買取 (3) 不動産価格推移 (3) 家の解体費用 (3) 離婚と家売却 (3) 売れない土地 (2) マンションか戸建てか (2) リビンマッチ評判 (2) シンガポール移住 (2) アパート売却 (1)リビンマッチコラムを引用される際のルール
当サイトのコンテンツはどなたでも引用できます。 引用にあたって事前連絡などは不要です。 コンテンツを引用される際は、引用元が「リビンマッチ」であることを必ず明記してください。
引用ルールについて

















