印鑑証明

（インカンショウメイ）

印鑑証明は、あらかじめ届け出た印鑑と同一であることを官公庁が証明する書面です。この証明書は、その印鑑が登録者本人のものであることを公式に証明するもので、個人は住所地の市区町村に印鑑を登録します。

登録できる印鑑には制限があり、他人が既に登録しているもの、不鮮明、一部欠け、サイズが通常8mm四方以上25mm四方以下のものでなければ登録できません。また、耐久性や正確性が低いため、変形しやすいゴム印などは登録できません。印鑑登録をすると、登録された印鑑は「実印」として、それ以外のものは「認印」として区別されます。

実印として登録された印鑑は不動産の売買、車の購入、住宅ローンの契約、不動産登記など正式な文書で必要とされ、印鑑証明書がこれらの契約を行う際に本人確認のために必要になります。