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- マイホームを購入すると後悔だらけ?後悔する理由9選と対策を解説
夢のマイホームを購入したものの、実際に住んでから後悔をする人も多いです。
物件の間取りや設備、仕様が原因なだけでなく、住宅ローンの返済など金銭面が理由のこともあります。事前に想定できていれば、後悔する事態は避けられたでしょう。
本記事では、マイホーム購入を後悔する理由を具体的に紹介します。さらに、すでにマイホームを購入して後悔している方向けの対策も紹介します。
これからマイホーム購入を検討している方だけでなく、すでにマイホームを所有している方のご参考になれば幸いです。
マイホーム購入を後悔する理由は、人によってさまざまです。具体的にどういった理由があるのかを紹介します。
マイホームの購入時、以下のような立地にある物件に住みたいと考える方は多いです。
しかし、このような人気の立地にある物件は、その分購入価格も高額です。そのため、予算の都合である程度妥協してマイホームを購入するのが一般的です。
何を妥協するかは人によりますが、妥協点を間違えると、実際に住むと以下のように後悔するポイントが出てきます。
また、マイホームの購入を検討するときには、最寄駅までの距離や勤務先までの時間を確認します。
しかし、物件を気に入っていると、少しくらいなら通勤や通学の時間が長くなっても問題ないと考えがちです。実際に住むと毎日の生活に関わるため、問題ないと考えていた通勤や通学の時間を、苦痛に感じるようになることもあります。
都会と田舎、古い家が多いエリアと新しい家が多いエリア、などそれぞれ環境がまったく違います。下記のように、住んでから初めてわかることも多いでしょう。
特に、近隣の住人との人間関係には注意が必要です。
近隣にどのような人が住んでいるかは、実際に生活を始めてみないと知ることができません。きっかけは小さなことでも、大きな近隣トラブルが発生することがあります。大きなトラブルではなくても、隣人と折り合いが悪いだけで相当なストレスです。
住宅ローンが残っている場合は、簡単に引っ越すこともできません。賃貸ならすぐに引っ越せるのに、と悔やんでしまう方もいるようです。
ハウスメーカーに勤めている人なら別ですが、一般的にマイホームを購入する人は建築の素人です。図面でどれだけ確認しても、以下のようにイメージと違うことがよくあります。
特に新築の場合は、モデルハウスや設備のショールームで確認しても、まったく同じ家はありません。そのため、実際の生活をイメージするのにも限界があります。
ハウスメーカーによって得意分野は異なるため、新築する際の依頼先は重要です。具体的には、以下のようなハウスメーカー選びの失敗例があります。
ハウスメーカーの担当者によっても対応はまったく違います。こちらの希望を伝えてもきちんとした対応をしてくれない担当者は、会社に事情を説明して変更してもらうこともできます。
自分の条件にぴったりだと思って購入した後に、もっとよい条件の物件を見つけてしまうことがあります。こればかりはタイミングですので、正解はありません。
物件を購入する際には、上記のポイントをチェックしておくと後悔しにくいでしょう。
住宅ローンを組んで購入した場合、返済計画が狂うことがあります。
以下のように、収入が減ったり支出が増えることで、返済にまわせる金額は変動します。
固定資産税などの税負担も無視できません。不動産の種類や規模によりますが、年間約10万〜20万円はかかります。余裕を持った資金を、事前に準備しておく必要があります。
戸建てやマンションなど物件種別に関わらず、不動産を所有すると維持費がかかります。
新築の購入当初はまだきれいな状態のため、それほど手間や費用はかからないかもしれません。しかし、時間が経過するとともに建物は劣化します。それに伴い維持費が増えるため、長期的な計画が必要です。
具体的には、以下の維持費について長期的な計画を立てておきましょう。
また、中古住宅を購入した場合は、壊れていなくても使い勝手が悪かったり、機能が不十分だったりすることがあります。購入後すぐに故障するケースも考えられます。
マイホーム購入後の資金に余裕がないタイミングで修理や交換の費用が発生すると、資金計画が厳しくなります。
購入時に設備の交換費用を計上するなど、余裕を持った資金計画を立てる必要があります。
マイホームを購入するタイミングでイメージする生活はさまざまです。結婚に合わせて購入するなら、夫婦2人での新婚生活を想定します。
しかし、住宅は何度も頻繁に買いかえるものではありません。子どもが生まれると、アパートが手狭になり、部屋数が足りなくなるかもしれません。
さらに、以下のような想定外の事情ができるケースもあります。
マイホームを購入する際には、将来を見据えて長期的な目線で検討しないと後悔します。
マイホームの購入前には想像していなかった急な転勤や離婚などが、購入後に突然起こることもあります。
転勤の場合は、単身赴任や購入した家を賃貸に出すことが考えられます。離婚の場合はマイホームを売却して、売却代金を分けることが多いです。
いずれにしても突発的な事情が発生してから対処するまで、あまり時間がないので大変です。
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購入時には魅力的だと感じていた物件の設備や仕様が原因で、マイホーム購入を後悔するケースも多いです。具体的な事例を確認してみましょう。
後悔するポイントとして圧倒的に多いのは、コンセントやスイッチの位置です。建築当初は、家具や家電の配置、人の動線を考えてコンセントやスイッチを配置します。
しかし、実際に住んでみると、以下のような理由で使いにくいと感じることもあるようです。
タコ足配線
予算の都合で、窓枠にアルミサッシを採用することがよくあります。北海道や東北地方であれば樹脂サッシが普及していますが、本州ではそれほど普及していません。
アルミサッシは樹脂サッシに比べて、結露が発生しやすいといわれています。結露はカビや木材の腐食につながるため注意が必要です。
結露が発生した窓
予算を抑えるために居室だけペアガラスを採用し、玄関ドアや廊下の窓のガラスをシングルガラスにすると家全体の機密性が損なわれます。
キッチンや洗面所、トイレなど水を使う場所の壁紙は専用のものでないと後悔することがあります。デザイン優先で居室用の壁紙を使うと、お手入れが大変です。
キッチンの壁の掃除をする様子
水回り専用のビニールクロスを壁紙に採用すれば、汚れがつきにくく、手入れも簡単です。床も木材を使わずに、クッションフロアなど専用のものを使いましょう。
洗濯物を干しているバルコニー
夫婦2人暮らしなどでは、洗濯物がそれほど多くありません。1階で物干しができてしまうので、2階のバルコニーを使わないケースもあります。
そのような生活を想定していると、狭いバルコニーがあるマイホームを購入します。その結果、家族構成が変化すると不便に感じます。
たとえば、子どもが増えれば洗濯物も増えるため、家族全員分を干すためにそれなりの広さが必要です。洗濯は毎日のことですので、バルコニーに不満があるとストレスも相当たまります。
アイランドキッチン
親子で向かい合って料理をしたり、友人と集まってホームパーティをするなど、開放的なアイランドキッチンに憧れを持つ方が多いです。
しかし実際にアイランドキッチンを使っている人は、以下のことで悩んでいます。
天窓
モデルハウスなどでもよく採用されている天窓ですが、場所を間違えると大変です。
リビングやキッチンに天窓からの日差しが入ると、夏場にはかなり暑くなります。滞在時間が長い場所ほど影響は大きいので、かなりのストレスです。
わざわざ自然光を取り入れようと設置したのに、暑すぎて隠すことになりかねません。隠してしまえば天窓に役割はないため、無駄なお金を使ったと後悔してしまいます。
居住空間を広く取ることを優先した結果、収納が足りないことがよくあります。家族構成が変化することも想定すると、収納は多くて困ることはありません。
たとえば以下のような収納スペースがあると便利でしょう。
玄関横の収納
引っ越すまでは昼間に物件を見に行く機会が多いため、夜間の雰囲気を知らないままで購入することがあります。近隣の子どもの声や車の騒音など、夜間と昼間の印象が大きく違うケースがあります。
また、自宅の中でも、リビングの真上に子ども部屋があると音が気になることがあります。
夜に交通量が多い道
家の外側と内側問わず、防音対策をもっとしておけばよかったと考える人は多いようです。
フェンス
外構のフェンスはなんとなく決めている人も多いのではないでしょうか。通常よく使われているデザインの中から、見た目や色だけで選んでいるからです。
実際にはフェンスの向こう側、つまり隣の家がどうなっているのかを確認する必要があります。
駐車場でこちらに排気ガスが来そうなら、排気ガスを通さないフェンスを設置します。隣の家の窓や勝手口と面しているなら、目隠しフェンスを設置します。
ちょっとした配慮で日々のストレスは軽減できます。
家の駐車スペース
購入時には十分な駐車スペースを確保していても、家族構成や車の種類が変われば狭く感じることもあります。
夫婦2人のコンパクトカーから家族を乗せるファミリータイプのミニバンに変わるだけで、必要なスペースは大きく変わります。
子どもが成長して車の台数が増えることも考えられます。長期的な目線で駐車スペースを確保しないと後悔します。
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すでにマイホームを購入して後悔している方は、以下の対策を検討しましょう。
それぞれ順番に解説します。
設備仕様に関して後悔しているなら、リフォームする選択肢があります。内容によっては比較的安くリフォームできることがあります。
まずは後悔している設備仕様をリストアップして優先順位をつけます。リストを基に、リフォーム会社に見積もりを取りましょう。
同時に行えば安くなる工事もあるため、自分の希望をまとめて伝えます。その後リフォーム会社と相談しながら、予算の範囲内でリフォームを行いましょう。
住宅ローンを組んでいる場合は、住宅ローン残高とリフォーム費用を合わせて支払い可能かどうか判断する必要があります。
住宅ローンや税金の支払いで家計が苦しいなら、資金計画を見直す必要があります。
税金は基本的に交渉できないため、金融機関に住宅ローンの返済計画について下記のポイントを相談します。
返済期間を伸ばして月々の返済金額を減らしてもらう場合は、現在住宅ローンを組んでいる金融機関に相談します。
住宅ローンを借り換える場合は、現在組んでいる住宅ローンより金利が安いところを探します。
まずは、現在住宅ローンを組んでいる金融機関に相談することから始めましょう。
その物件にこれ以上住みたくないのなら、賃貸物件として活用する方法もあります。賃貸物件にして家賃を得ながら、自分は違う物件に住むことができます。
ただし住宅ローンを組んでいる場合は要注意です。
基本的に住宅ローンは自分が居住するためのものです。賃貸物件にするということは投資目的になるため、投資用のローンを組む必要があります。
住宅ローンが残っているなら、まずは一括返済する必要があります。賃貸物件として活用するのはハードルが高いでしょう。
マイホーム購入を後悔していて日々悩んでいるのなら、売却をおすすめします。
せっかく手に入れたマイホームでも、嫌な思いを抱えたままで住み続けるのはストレスがかかります。気持ちを切り替えるために、売却を検討しましょう。
また、不動産の価値は年々下がっていきます。新しいうちに売却したほうが、早く高く売れます。
できるだけ早く売るのがよいですが、不動産の所有期間によって税率が違うなど難しい面もあります。そのため、マイホームの売却は、専門家である不動産会社に相談しましょう。
不動産の売却価格は、不動産会社によって大きく差が出ます。そのため、複数の会社に査定を依頼して、比較検討する必要があります。
その際は、複数の不動産会社に一度の手間で査定を依頼できる、一括査定サイトの「リビンマッチ」を活用しましょう。
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