リビン・テクノロジーズが20周年 リビン・テクノロジーズが20周年
東証上場 リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場)が運営するサービスです  証券コード:4445

マンション査定の依頼方法と調査方法!戸建てとの違いをわかりやすく解説

更新日:
マンション査定の依頼方法と調査方法!戸建てとの違いをわかりやすく解説

マンション査定時の調査方法は訪問査定と机上査定の2タイプがありますが、マンションと戸建てでは、その査定方法に明確な違いがあります。

マンションを査定依頼したい方に向け、依頼方法をはじめ、マンション査定をする際のマンションならではの評価ポイントや調査方法、戸建てを査定するときとの違いなど、わかりやすく解説します。

マンション査定の依頼方法4つ

マンション査定の依頼方法は、主に以下の4つです。

  • 不動産仲介会社を利用
  • 不動産買取業者を利用
  • AI査定アプリを利用
  • 不動産の一括査定サイトを利用

それぞれ依頼方法の具体的な内容やおすすめできる人の特徴まで解説するので、マンション査定の依頼方法について詳しく知りたい人は参考にしてください。

不動産仲介会社を利用

もっとも一般的な依頼方法は、不動産仲介会社に査定依頼する方法です。不動産仲介会社は不動産の売主と買主を仲介して売買取引のサポートをする会社のことで、不動産査定はメインとなる業務のひとつです。

直接訪問して依頼も可能ですが、足を運ぶのが面倒である場合は、電話やメールでの依頼も可能です。会社ごとに営業担当者が対応してくれるため、売買に関する疑問や不安なども相談できます。

以前から付き合いがある不動産会社がある場合や、対人で相談しながら売買を進めていきたい人などにおすすめです。


不動産買取業者を利用

査定依頼ができる不動産会社は、仲介会社だけではありません。不動産買取業者にも依頼できます。

不動産買取業者とは不動産を転売目的で買い取る会社のことで、マンションであれば、リノベ再販業者が主な買取業者に当たります。買取業者に買い取ってもらう場合、一般個人への売却時に比べて、価格が低くなりますが、確実に早く現金化できるメリットもあります。

そのため、不要資産として早く手放したい場合や相続時に税金が支払えないなど、処分や現金化に急ぐようなケースにおすすめの方法です。

AI査定アプリを利用

AIを活用した自動の不動産査定アプリを使う方法もあります。アプリ上から査定に必要な情報を入力することで、AIが自動的に査定額を算出してくれます。

査定結果は、10秒程度とすぐに自宅マンションの査定額を確認できるので、気軽に早く査定額を知りたい人におすすめです。

ただし、不動産会社に依頼するケースのようにマンションごとの細かい部分まで加味した査定ではないため、正確性は明らかに劣ります。

正確な情報を知りたい人には向かない方法ですが、あくまで気軽に査定額を知っておきたい場合などに有効な手段です。

不動産の一括査定サイトを利用

自宅で気軽にマンションの査定ができ、近年の不動産査定で一般的となっているのが、不動産の一括査定サイトです。

一括査定サイトを利用すれば、複数の大手不動産会社に対してサイト上の窓口ひとつでマンションの査定を依頼できます。

自分で不動産会社に問い合わせる場合、複数社に相談するのは労力がかかりますが、一括査定サイトを利用すれば、そんな労力はかかりません。

一括査定サイトに登録すると、複数の不動産会社に査定を同時に依頼します。その後、個々の不動産会社から、マンション査定の結果が届きます。

インターネット上から気軽に利用できるため、労力をかけずに複数の不動産会社に査定依頼したい場合におすすめです。


マンション査定時の調査方法!戸建てとの違いは?

マンション査定時の調査方法について、戸建て物件との違いを解説します。

マンションと戸建ての査定調査をする際に、査定員が見るポイントは、それぞれ以下のような違いがあります。

建物の価値か土地の価値か

マンションと戸建てを査定する際、物件の価値を判断するうえでマンションは建物の価値を、戸建ては土地の価値を重視して査定額を算出します。土地のほうが価値は下がりにくいですが、マンションは土地利用の自由度がほぼないに等しいためです。戸建てには土地がついており、所有者は自由に利用できます。

マンションであれば建物の構造上、耐用年数が40~50年ほどですが、木造が多い戸建ての場合、中古物件だと建物に価値がほとんど残っていない場合もあります。

たとえば築20年の物件であれば、マンションだと耐用年数が半分ほど残っている計算ですが、木造戸建ての場合、耐用年数が22年であり、ほぼ建物に価値はなくなります。

そのため、マンションは建物を重視して査定額を出します。戸建ての場合は、すぐに建物の価値が落ちてしまうため、土地を中心に査定を出すのが一般的な考え方です。

修繕積立金か建物状況か

査定額を算出する際、将来的にかかる修繕費も査定調査の対象です。マンションの場合は、積立金の額が査定額に反映されます。月々に積み立てられる修繕積立金によって修繕計画を立てるためです。

一方、戸建の場合は毎月の修繕積立金という概念がないため、すべて個人の判断と負担によって建物を修繕する必要があります。そのため、戸建の場合は建物の状況を調査して、何年後にどのくらいの修繕費が発生するのか加味したうえで、査定額を算出します。

このように、査定を出す際、積立金の負担額が明確に反映されるマンションと異なり、戸建は将来的な修繕費の負担を判断するため、建物状況を調査される点に違いがあります。

建設会社か建物スペックか

マンションは、建物のブランドや強度などの信用度が査定に反映されます。対して戸建ては、仕様や設備など、単純な建物スペックが調査される点に違いがあります。

戸建てでも建築会社によってブランドイメージはありますが、マンションほどブランドが重視される傾向は少なく、仕様や設備が充実していれば評価は上がります。

一方でマンションは、大手建設会社のブランドイメージが強く、大手の人気ブランドのマンションであれば、それだけで評価が高くなります。

知名度に劣る建設会社のマンションでも、仕様や設備がよければ査定評価は上がりますが、それよりもブランドイメージが重視されるのは、マンションの大きな特徴です。


マンションの査定時の調査方法は訪問査定と机上査定の2タイプ!その違いは

マンション査定時の調査方法である、訪問査定と机上査定の2タイプについて、その違いを解説します。

現地調査があるかないか

訪問査定と机上査定のもっとも大きな違いは、現地調査があるかないかです。訪問査定は現地調査をしたうえで、立地や周辺にある商業施設や教育施設、住環境のよさなどを加味して査定額を算出します。

一方、机上査定は現地調査をせずに、過去の成約事例や現在売り出し中の事例、査定物件の築年数や間取りなど、机上の情報だけで査定額を算出する方法です。

そのため机上査定は、物件の状態が査定額に反映されていない分、訪問査定よりも精度が落ちます。売却に向けて具体的に動き出す際には、訪問査定が必要です。

建物の状況を加味するかしないか

管理状況や修繕状況など、建物の状況を加味するかしないかも、訪問査定と机上査定の大きな違いです。

訪問査定は建物の状況を加味しますが、机上査定は建物の状況を加味せずに査定額を算出します。

建物の管理状況や修繕状況は、買い手が見たときの評価につながりやすい部分であるため、訪問査定の際には、査定額に必ず反映します。

マンションは建物の状況によって、修繕積立金など将来の負担が増えるリスクがあります。実際に売却する際には、訪問査定によって正確な査定を出すことが大切です。

営業担当者との面談があるかないか

訪問査定と机上査定の違いとして、不動産会社の営業担当者との面談があるかないかは、重要なポイントです。

訪問査定はマンションの現地調査があるため、営業担当者と会う機会がありますが、現地調査のない机上査定では、担当者と会うことはありません

マンション売却は、不動産会社の営業担当者と一緒に進めていくものであるため、双方のコミュニケーションを取ることは、売却を成功させるうえで最重要です。

営業担当者との面談機会があれば、売買に関する疑問や不安の相談もできるため、売却を真剣に考える場合は机上査定だけでなく、訪問査定も実施しましょう。

マンションの査定依頼は「リビンマッチ」へ

不動産の一括査定サイトリビンマッチに加盟している不動産会社は、厳選なる審査を突破した選りすぐりの会社だけです。全国にある不動産会社を厳しい目で調査し、基準に満たない場合は加盟をお断りしています。

そのため、リビンマッチを利用して査定依頼すれば、優良会社のみから査定を受けられます。一括査定サイトでは、まず複数社に机上査定をしてもらいます。担当者との相性や連絡の仕方、査定額などを確認し、「本格的に査定してほしい」と感じる会社があれば、その会社だけに訪問査定を依頼できます。

まず机上査定での査定額や会社の対応を確認してから、訪問査定を依頼することで、信頼できない会社からのマンション訪問を防げます。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部 リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。

コンテンツの引用ルール

運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)

カテゴリー
不動産売却コラム
タグ

リビンマッチコラムを引用される際のルール

当サイトのコンテンツはどなたでも引用できます。 引用にあたって事前連絡などは不要です。 コンテンツを引用される際は、引用元が「リビンマッチ」であることを必ず明記してください。

引用ルールについて

カテゴリー一覧

Copyright © Living Technologies Inc. All rights reserved.
トップへ