八街市の不動産売却・査定で注目すべきエリアと今後の動向
本記事では、八街市の不動産売却の動向と人気のエリアについて国土交通省のデータをもとに解説します。人口密度は不動産の需要にかかわる重要なポイントのひとつです。人口密度が高いエリアほど、不動産の需要が高くなります。
人気のエリアは直近の成約情報からわかります。不動産の成約情報は国土交通省が運営している「REINS MARKET Information」「土地総合情報システム」などで確認できます。
不動産売却・査定を検討中の方は参考にしてください。
八街市の不動産の需要
出典:八街市オープンデータサイト (https://www.city.yachimata.lg.jp/)を加工して作成
八街市の人口密度は標準的で、一定数不動産の需要があると考えられます。ただし、八街市の人口は年々減少しており、不動産需要が低迷するおそれがあります。
人口減少の要因は、転出者数の増加です。転出者数の増加には、千葉市などの大都市への就職や進学、東日本大震災の影響が考えられます。千葉市は東京都に比べて就職や進学の機会が少ないため、若者や子育て世帯などが転出する傾向があります。また、2011年の東日本大震災では、八街市は震度6強の強い揺れに見舞われ、住宅やインフラなどに被害が出ました。この影響で、八街市から他の地域に移住する人が増えました。
八街市で人気のエリア
出典:土地総合情報システム(https://www.land.mlit.go.jp/webland/)
千葉県八街市の不動産は、「富山」で多く取引されています。このエリアには、商業施設の「イオン八街店」をはじめ、スーパーやドラッグストアが点在し、生活施設が充実しているため、住みやすい環境が整っていることが魅力です。また、「千葉県立八街高等学校」や「八街中央公園」などの学校や公園も近隣にあり、ファミリー層に人気があります。
まとめ
- 八街市の不動産需要は減少傾向にある
- 八街市は富山で多く取引されている
【八街市】の不動産の取得方法(2018年調査)
八街市における不動産取得方法の調査です。総務省が行う土地統計調査をもとにしました。
調査方法
- 2018年に調査を実施
- 全国の約340万の住戸・世帯が対象
- 標本調査で、1地域で17住戸・世帯を対象
- 回答方法はインターネット、郵送、直接提出のいずれか
※出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)
「[持ち家の購入・新築・建て替え等の状況] 住宅の建築の時期(7区分),住宅の購入・新築・建て替え等(8区分)別持ち家数-全国,都道府県,市区町村」