東証上場 リビン・テクノロジーズ株式会社(東証グロース上場)が運営するサービスです  証券コード:4445

【最新版】大阪府のマンション価格推移を分析!いつ下落する?今後の予想も

更新日:
【最新版】大阪府のマンション価格推移を分析!いつ下落する?今後の予想も

大阪府のマンション価格は、この10年ほど堅調に上昇を続けてきました。その背景には様々な要因がありますが、インバウンド需要の高まりや地価の上昇などが挙げられます。また、大阪・関西万博が開催されるまでのインフラ整備や民間投資の活発化も、大阪の不動産市場の関心を高める要因の一つといえるでしょう。

2026年時点では、大阪・関西万博はすでに閉幕しましたが、会場となった夢洲では統合型リゾート(IR)の整備が進められているほか、万博跡地の活用に向けた関連プロジェクトも動いています。こうした動きが、大阪の地価や居住ニーズにどのような影響を与えるのかが注目されています。

この記事では過去10年間のデータから、大阪府のマンション価格推移を徹底的に分析しました。今後の相場を左右する要因について理解を深めていきましょう。

大阪府全体のマンション価格推移

大阪府における新築マンションと中古マンションについて、過去10年間の価格推移を紹介します。ここから、今後の価格推移に影響すると考えられる要因を探ってみましょう。

中古マンションの価格(過去10年間)

まずは、大阪府と大阪市の中古マンションにおける価格推移について見ていきましょう。

大阪府・大阪市 中古マンションの年間価格推移(70㎡あたり)

5,000
4,000
3,000
2,000
0
(万円)

 
 

 
 
 
 

 
大阪府
 
大阪市

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

2,210
2,293
2,389
2,537
2,641
2,820
3,047
3,085
3,117
3,603

2,816
2,861
3,013
3,272
3,406
3,621
3,862
3,886
4,076
5,113

2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025

出典:東京カンテイ「中古マンション70㎡価格推移』2025年(月次版&年間版)

大阪府における平均価格(70㎡換算)は、2016年の2,210万円に対し、2025年は3,603万円と約1.6倍に上昇しています。大阪市ではさらに上昇率が高く、2016年は2,816万円でしたが2025年は5,113万円と約1.8倍です。

また、上のグラフのとおり、大阪府・大阪市ともに平均価格は10年間にわたってほぼ右肩上がりとなっています。大阪府は近年マンション価格の高騰が目立つ東京の代替え先として、投資家たちから注目を集めており、価格水準が上がっていると予想されています。

新築分譲マンションの価格(過去10年間)

以下のグラフは、近畿圏における新築分譲マンション価格推移を2016年~2025年の10年間でまとめたものです。

近畿圏の新築マンション価格推移(2016年~2025年)

6,000
4,000
2,000
0
価格(万円)

 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

4,338
3,933
4,001
4,070
4,178
4,741
5,147
5,003
6,268
6,666

2016
2017
2018
2019
2020
2021
2022
2023
2024
2025

出典:東京カンテイ「Kantei eye 125(マンション化率/マンション・一戸建て住宅データ白書)

近畿圏における新築マンションの平均価格は、2025年は6,660万円となっており前年比から6.3%上昇しました。2017年にいったん3,933万円まで下がったあと、2021年以降は上昇基調が強まり、2024年以降は6,000万円台に乗っています。

また、同資料によると大阪府や京都府では高額物件の供給が目立ち、駅から3分以内の物件のシェアが高まっているとのことです。

中古マンションの成約件数と築年数の関係

中古マンションでは、物件の築年数がどのように成約率へ影響するのでしょうか。以下は、近畿レインズが公表している2024年のデータをもとに作成したグラフです。

大阪府における成約件数と築年数における平均価格がどのように影響するのか見ていきましょう。

中古マンションの築年帯別状況

出典:近畿レインズ「2024年度年刊市況レポート

上の図から、築年数が進むほど平均価格は下がる一方で、成約件数は必ずしも減るわけではないことが読み取れます。築年数における成約件数は築36年以降が5,000件以上と非常に多くなっていますが、リノベーションやリフォームの実施することで、築古物件でも一定の需要があると推測できそうです。

できるだけ築浅の状態でマンションを売却するのが理想ですが、難しい場合は価格が大きく下がる築21~25年あたりを目安とするとよいでしょう。

大阪府エリア別のマンション価格推移

大阪府内でマンション価格の比較的高いエリアに着目し、実際に取引された価格に基づきマンション市場の実態を掘り下げてみます。

着目するエリアは、次のとおりです。

  • 大阪市都心部の5区(中央区・北区・西区・福島区・天王寺区)
  • 堺市で相場価格が高い3区(北区・堺区・西区)
  • 大阪市、堺市に次いで人口の多い東大阪市・豊中市

大阪市5区の中古マンション価格推移

大阪市5区(中央区・北区・西区・福島区・天王寺区)の位置

大阪市5区(中央区・北区・西区・福島区・天王寺区)の位置

以下のグラフは、大阪市都心部の5区(中央区・北区・西区・福島区・天王寺区)における中古マンションの平均取引価格の推移です。

大阪市5区の中古マンション平均価格

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ

2020年から2025年にかけて、大阪市5区では全体として上昇傾向にあります。とくに2024年以降の伸びが目立ち、なかでも天王寺区と北区は高値で推移しています。2025年は天王寺区が最も高くなり、4,000万円台となりました。

大阪市5区の平均取引価格
大阪市
北区
大阪市
天王寺区
大阪市
中央区
大阪市
福島区
大阪市
西区
20203,083万円3,189万円2,742万円2,733万円2,572万円
20213,437万円3,283万円2,759万円2,850万円2,703万円
20223,260万円3,034万円3,004万円2,805万円2,738万円
20233,016万円3,344万円3,049万円3,119万円2,797万円
20243,949万円3,432万円3,272万円3,095万円3,213万円
20253,760万円4,039万円3,431万円3,390万円3,495万円

堺市3区・東大阪市・豊中市の中古マンション価格推移

堺市の3区(北区・堺区・西区)・東大阪市・豊中市の位置

堺市の3区(北区・堺区・西区)・東大阪市・豊中市の位置

以下のグラフは、堺市の3区(北区・堺区・西区)・東大阪市・豊中市における中古マンションの平均取引価格推移です。

堺市3区・東大阪市・豊中市の中古マンション価格推移

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ

2020~2025年の上昇率は、豊中市が一貫して最も高い水準で推移しており、2024年には3,284万円まで上がっています。堺市北区も比較的高めですが、2025年はやや下がってしまいました。一方、堺市堺区は2025年に大きく上昇しており、他エリアより変動がやや大きいことがわかります。

堺市3区・東大阪市・豊中市の平均取引価格
堺市堺区堺市北区堺市西区東大阪市豊中市
20201,649万円2,212万円2,208万円1,658万円2,741万円
20211,678万円2,293万円2,378万円1,804万円2,806万円
20221,976万円2,576万円2,327万円2,087万円3,109万円
20232,112万円2,591万円2,375万円1,816万円3,157万円
20241,954万円2,684万円2,353万円2,018万円3,284万円
20252,526万円2,195万円2,301万円1,930万円3,184万円

10エリアの中古マンション取引価格

大阪市5区(中央区・北区・西区・福島区・天王寺区)・堺市3区(北区・堺区・西区)・東大阪市・豊中市の10エリアにおいて、2025年の取引価格をまとめたのが次の表とグラフです。表とグラフは価格が高い順に並べています。

10エリアの平均取引価格
エリア2025年の取引価格
大阪市天王寺区4,039万円
大阪市北区3,760万円
大阪市西区3,495万円
大阪市中央区3,431万円
大阪市福島区3,390万円
豊中市3,184万円
堺市堺区2,526万円
堺市西区2,301万円
堺市北区2,195万円
東大阪市1,930万円
10エリアの中古マンション取引価格(2025年)

0
1,000
2,000
3,000
4,000
(万円)

 
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

4,039
3,760
3,495
3,431
3,390
3,184
2,526
2,301
2,195
1,930

大阪市
天王寺区
大阪市
北区
大阪市
西区
大阪市
中央区
大阪市
福島区
豊中市
堺市
堺区
堺市
西区
堺市
北区
東大阪市

出典:国土交通省「不動産情報ライブラリ

表やグラフからは、大阪府内でもエリアによって中古マンション価格にかなり差があることが分かります。とくに大阪市5区は価格水準が高く、2025年は天王寺区が4,039万円、北区が3,760万円です。アクセスの良さや居住ニーズの強い地域ほど価格が高く、郊外に向かうほど価格が抑えられているといえるでしょう。

今後の予想!大阪府のマンション価格はどうなっていく?

2025年以降、大阪府のマンション価格はどのように変化するのでしょうか。

大阪都市圏の経済に影響を与える要因に注目し、高く売れるタイミングの見極め方などを解説します。

再開発効果が期待される大阪都市圏

2025年に大阪・関西万博が開催されましたが、2045年に完成予定のリニア中央新幹線の大阪延伸が実現すると、大阪都市圏のポテンシャルはさらに高くなり、今後10年以上にわたって国内外の注目を集めるエリアになると予想できます。

また、国土交通省の「令和8年地価公示」によると、大阪圏の公示地価は全用途平均が上昇しており、令和5年と比較すると約2.17倍も上昇しています。さらに地価の上昇が期待され、大阪市都心部はより注目したいエリアです

参考:リニア中央新幹線 早期全線改行実現協議会

大阪府のマンション、売りどきは?

大阪市の「大阪市人口ビジョン」によると、大阪府全体として今後は人口減少が進むと考えられているものの、大阪市の減少幅は小さいと予測されています。世帯数も比例して減少しますが、単独世帯や夫婦のみ世帯が増えているため、人口減少のピッチよりも緩い減少カーブになる可能性があるためです。

そのため、大阪市のマンション需要はこれからも縮小する可能性は低いと見られます。周辺市においては、人口の自然減や大阪市への転出などにより、減少カーブは大阪市に比べ大きなものになるでしょう。

しかし、大阪府全体で活性化を図る政策が今後も継続される見込みです。そのため、マンション価格相場が落ち込む要因は今のところ考えられません。

マンションの売りどきは、さまざまなタイミングの中で、適宜に判断することが望ましいでしょう。

今、売ったらいくらか?を常に把握する

大阪府のマンションを所有している場合、いつでも売りに出せる準備は必要です。具体的には、「今、売ったらいくらか?」を常に把握しておきましょう。

不動産価格の情報は、一般に公開されるまで時間のかかるものです。気づいたときには相場価格が大きく変動していた、ということも少なくありません。自身のマンション価格を定期的に確認し、客観的な価格推移を知っておきましょう。

おすすめは、不動産の一括査定サイト「リビンマッチ」を活用し、複数の不動産会社から査定価格を提示してもらう方法です。これにより、得意分野が異なる複数の専門家が把握している相場観を捉えられます。

査定価格を提示してもらったからといって、今すぐ売る必要はありません。売却のタイミングを探るためにも、リビンマッチを有効に活用しましょう。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部アイコン リビンマッチ編集部

リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。

コンテンツの引用ルール

運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)

カテゴリー
不動産売却コラム

リビンマッチコラムを引用される際のルール

当サイトのコンテンツはどなたでも引用できます。 引用にあたって事前連絡などは不要です。 コンテンツを引用される際は、引用元が「リビンマッチ」であることを必ず明記してください。

引用ルールについて

カテゴリー一覧

Copyright © Living Technologies Inc. All rights reserved.
トップへ