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東京のマンション価格推移|10年でほぼ2倍に!今後は?

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東京のマンション価格推移|10年でほぼ2倍に!今後は?

東京都のマンション市場は常に変化しており、新築や中古のマンション価格にも変動が見られます。そのため、売却や購入を検討している人は、将来の価格変動を正確に予想することが重要です。

過去10年間のデータから、東京都のマンション価格推移を徹底的に分析します。東京都内でも、東京23区と23区外、首都圏では価格帯が異なるため、エリア別の傾向も確認しておきましょう。

【2026年最新】東京のマンション価格は現在いくら?

東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の資料によると、2026年7月に成約した東京都の中古マンションは、平均価格が7,004万円、1㎡あたりの成約単価が121.08万円でした。

東京都の中古マンションの成約価格と㎡単価
平均成約価格成約㎡単価
2026年1月7,221万円123.05万円/㎡
2026年2月7,172万円119.77万円/㎡
2026年3月7,318万円123.13万円/㎡
2026年4月7,018万円122.68万円/㎡
2026年5月6,702万円116.44万円/㎡
2026年6月6,835万円116.91万円/㎡
2026年7月7,004万円121.08万円/㎡

仮に専有面積70㎡のマンションを成約㎡単価から単純計算すると、東京都全体では約8,476万円、東京都区部では約9,504万円が目安です。成約価格は高い水準にあり、東京都の中古マンション市場は依然として価格の高止まりが続いていることがうかがえます。

一方、新築マンションの価格は、SUUMOに掲載されている物件を見てみると、東京都内でもエリアによって販売価格には大きな差があります。たとえば港区では、2026年8月時点で1億円を超える新築マンションが多く掲載されていますが、東京都下などでは都心部よりも安い価格帯の物件が見られました。

東京都のマンション価格はエリアによって大きく異なるため、マンションを購入・売却する場合は対象となるエリアを絞って相場を確認することが大切です。

参考:東日本不動産流通機構「月例速報マーケットウオッチ・サマリレポート 2026年7月度

東京都の新築分譲マンションの価格推移(過去10年間)

下の折れ線グラフは東京23区と23区外、首都圏に分けて、新築分譲マンションの価格推移を示したものです。

東京都と首都圏のマンション価格の推移

参考:株式会社リクルート「首都圏新築マンション契約者動向調査(2025年)」をもとに自社で作成

2015年と比較すると東京23区、23区外、首都圏の一部のエリアにおいて、新築マンションの価格は上昇に転じていることがわかります。

新築分譲マンションの価格上昇率

2015年〜2025年における新築マンションの価格上昇率は以下のとおりです。

新築マンションの平均購入価格の上昇率
 

2015年

2025年

上昇率

東京23区

5,644万円

9,598万円

約70%

東京市部(23区外)

4,542万円

6,557万円

約44.3%

神奈川県

4,623万円

6,858万円

約48.3%

埼玉県

4,050万円

5,725万円

約41.4%

千葉県

4,071万円

5,455万円

約34%

参考:株式会社リクルート「首都圏新築マンション契約者動向調査(2025年)」(PDF)

上の表は株式会社リクルートの調査データをまとめたものですが、東京23区の価格上昇率が他エリアよりも大きく伸びていることがわかります。

東京23区は約70%と突出していますが、東京市部や神奈川県、埼玉県、千葉県でも3〜4割の上昇率となっており、都心周辺に価格上昇の波が広がっていることが読み取れます。

新築マンションの販売戸数と価格の推移

以下は2015年~2025年における、東京23区と首都圏の販売戸数と価格の推移を図にしたものです。

東京都の新築マンション発売戸数と価格の推移

画像引用:セットライフエージェンシー株式会社「10年で2.27倍まで上昇した東京23区の新築マンション!

首都圏における新築マンションの平均価格と販売戸数

画像引用:ニッセイ基礎研究所「首都圏新築マンション市場の動向(2025年11月)

図を見ると、首都圏全体では新築マンションの販売戸数が長期的に減少している一方で、平均販売価格は上昇が続いています。とくに2023年以降は価格の伸びが目立ち、2025年には平均で9,000万円超えとなりました。

一方、東京23区でも販売戸数では同様の動きがみられます。2015年ごろは1.8万程度でしたが、2025年10月時点では大きく減少して535戸まで落ち込んでいます。平均価格は1億5,313万円まで上がっており、都心需要が価格を押し上げていると考えられます。

新築分譲マンションにおける販売戸数の比較
 2015年2025年減少率
東京23区18,472戸5,776戸-68.7%
首都圏40,449戸22,313戸-44.8%

※東京23区は2025年10月までのデータで比較(11月、12月は含まれていません)

参考:ニッセイ基礎研究所「首都圏新築マンション市場の動向(2025年11月)
参考:セットライフエージェンシー株式会社「10年で2.27倍まで上昇した東京23区の新築マンション!

新築マンションにおける専有面積の減少率

新築マンションの専有面積における減少率は以下のとおりです。

平均専有面積における減少率
 

2015年

2025年

減少率

東京23区

68.6㎡

63.4㎡

-7.58%

23区外

73.7㎡

64.6㎡

-12.35%

神奈川県

72.7㎡

67.2㎡

-7.57%

埼玉県

71.6㎡

65.3㎡

-8.80%

千葉県

74.6㎡

68.1㎡

-8.71%

参考:株式会社リクルート「首都圏新築マンション契約者動向調査(2025年)」(PDF)

2015年と2025年における専有面積の減少率から、東京都や首都圏の一部では新築マンション専有面積が縮小していることが分かります。さまざまな事情が考えられますが、価格上昇に対して面積を抑えることで購入費用を抑える傾向があるといえるでしょう。

特に縮小幅が大きいのは23区外で、約12.35%の減少となっており、価格負担の調整がより強く出た可能性があります。

東京都の中古マンションの価格(過去10年間)

下表は、過去10年間における中古マンションの価格です。なお、価格は70㎡換算した場合のものであり、実際の販売価格とは異なります。

東京都と東京都23区における70㎡あたりの中古マンション価格

東京都と東京都23区における70㎡あたりの中古マンション価格
西暦東京都東京都23区
2016年4,764万円5,249万円
2017年4,825万円5,319万円
2018年4,884万円5,385万円
2019年5,003万円5,566万円
2020年5,167万円5,766万円
2021年5,739万円6,333万円
2022年6,301万円6,842万円
2023年6,423万円7,055万円
2024年6,746万円7,720万円
2025年8,846万円10,393万円

参考:東京カンテイ「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70㎡価格推移(25年・月次版&年間版)

上記のデータによると、東京都の中古マンション価格は2016年で4,764万円ですが、2025年は8,846万円とほぼ2倍の価格となっています。同様に、23区においても2016年の価格は5,249万円ですが、2025年は10,393万円とやはりほぼ2倍の価格に上昇しています。

中古マンションの築年数(過去10年間)

中古マンションは、物件の築年数が売却価格にある程度の影響を与えます。そこで、過去10年間に売り出された物件の平均築年数を確認してみましょう。

東京都と東京23区の中古マンション販売物件の平均築年数

東京都と東京23区の中古マンション販売物件の平均築年数
西暦東京都東京23区
2016年21.9年21.8年
2017年22.4年22.3年
2018年23.5年23.5年
2019年24.5年24.5年
2020年25.4年25.4年
2021年26.5年26.3年
2022年27.3年27.0年
2023年28.7年28.7年
2024年29.8年29.9年
2025年28.8年28.2年

参考:東京カンテイ「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70㎡価格推移(25年・月次版&年間版)

表からわかるとおり物件の平均築年数は年々伸びています。東京都では2016年が21.9年でしたが、2025年には28.8年という結果になりました。東京23区でも2025年は28.2年となっています。

このため、築浅物件だけでなく築20〜30年前後のマンションにも買い手が広がっているといえるでしょう。

都心と郊外における中古マンション価格の差

前述したとおり、東京都内でもエリアによっては、売り出し価格(ポータルサイトなどに掲載される価格)には大きな差があります。では、成約価格(実際に取引が成立した価格)はどれくらいの差があるのでしょうか。

東京都の成約件数と成約㎡単価まとめ
エリア成約件数成約㎡単価
東京都1,863件121.08万円/㎡
東京都区部1,509件135.77万円/㎡
東京都多摩354件58.44万円/㎡

参考:公益財団法人 東日本不動産流通機構「Market Watch サマリーレポート 2026年7月度」をもとに自社で作成

東京都区部の成約㎡単価は135.77万円/㎡で、東京都多摩の58.44万円/㎡と比べると2倍以上の差があります。また、成約件数も東京都区部が1,509件、多摩が354件となっており、同じ東京都内でも市場規模や価格水準には大きな違いがあることがわかります。

そのため、マンションの売却・購入を検討する際は、東京都全体の平均値よりも、対象エリアの価格水準を参考にするほうが実態に近い相場を把握できます。

今後の予想!マンション価格はどうなっていく?

東京都のマンション価格は今後どのように推移していくのでしょうか。

今後の価格変動に影響を与える要因や、将来的な売却に備えて押さえておきたいポイントについて詳しく解説します。

転入数は東京都以外の首都圏でも増加傾向

人口減少の加速が問題視されている日本ですが、2021年以降は海外からの転入により人口は上昇を続けています。総務省統計局が公表しているデータでは、2024〜2025年では東京都だけでなく神奈川県、埼玉県など7都府県で転入の増加が見られます。

都道府県別転入超過数

画像引用:総務省統計局「住民基本台帳人口移動報告 2025年(令和7年)結果」

転入数の増加が続く東京都や首都圏では、マンションを含めた不動産の価格上昇が今後も続くと考えられます。ただし、東京都は23区外も含んでいるため、上昇の勢いに陰りが見えているエリアもあるでしょう。

建築費・供給減少は価格を押し上げる要因になる

建築資材や人件費の上昇が続くと、マンションの建設にかかるコストが増え、新築物件の販売価格を押し上げる要因になります。また、土地の取得費や工事費が高騰すると、確保できる人が限られ、市場の供給が減る可能性があります。

新築価格が上昇したり供給戸数が減ったりすると、購入希望者の一部が中古マンションに流れることも考えられるでしょう。その結果、中古マンションの需要が高まり、価格を下支えする要因になることがあるのです。

ただし、実際のマンションの価格は金利や景気、購入需要などにも左右されるため、建築費や供給だけで決まるわけではありません。

今、マンションを売ったらいくらになる?

東京23区のマンション価格は現在大きく上昇していますが、平均価格はあくまで市場全体の目安です。同じエリアでも築年数や駅距離、階数、専有面積などによって売却価格は大きく左右されます。いまの相場を知りたい場合は、実際の物件条件をもとに不動産会社の査定を受ける必要があります。

自分が所有するマンション価格を把握する際は、不動産の一括査定サイトを利用すると便利です。

一括査定サイトの「リビンマッチは、1度の入力だけで複数社から査定結果を受け取れる無料のサービスです。不動産会社によって査定額にはばらつきがあるため、必ず比較・検討しましょう。

この記事の編集者

リビンマッチ編集部アイコン リビンマッチ編集部

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