【2026年最新】札幌の中古マンション相場!価格推移から今後の動向を探る

札幌市のマンション相場は、ここ数年で大きな動きを見せています。住みたい街ランキングの常連でもある札幌は、雪国のなかでも暮らしやすいため、不動産市場でも注目を集めるエリアとなっています。
特に地下鉄沿線や再開発の進むエリアでは価格上昇が続いており、「いまが売りどき・買いどきなのか、それとももう少し様子を見るべきか」と迷う声も少なくありません。
札幌の中古マンション相場の現状から過去の価格推移、そして2026年の見通しまで、最新データをもとにわかりやすく解説します。
もくじ
札幌市の中古マンション相場【直近13カ月分】
マンションの市場価値やその推移は、エリアによって大きく異なります。
まずは、東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の公表したデータから、札幌と首都圏(東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県)の価格推移や上昇率を比較してみましょう。
成約価格の推移
以下は、中古マンションにおける平均成約価格の推移を札幌と首都圏で比較したものです。
札幌市
首都圏
1~3月期
4~6月期
7~9月期
10~12月期
1~3月期
札幌市の中古マンション成約価格は、2026年4月時点では高い水準を維持しています。2025年4~6月期にやや下がったものの、直近1年では成約価格は堅調に推移しているといえます。
| 期間 | 札幌市の成約価格 | 首都圏の成約価格 |
|---|---|---|
| 2025年1~3月期 | 2,393万円 | 5,011万円 |
| 2025年4~6月期 | 2,236万円 | 5,188万円 |
| 2025年7~9月期 | 2,421万円 | 5,314万円 |
| 2025年10~12月期 | 2,426万円 | 5,287万円 |
| 2026年1~3月期 | 2,522万円 | 5,492万円 |
参考:公益財団法人 東日本不動産流通機構「季報 Market Watch サマリーレポート 2026年1~3月期」
首都圏と比較すると札幌市の成約価格は、おおむね半額程度で推移しているといえます。居住用としてはもちろん、投資用物件としても手が届きやすい価格帯です。
札幌市は大学や企業が集中しており、学生やファミリー層からも高いニーズが期待できます。そのため、投資初心者にとってもリスクを抑えながらスタートしやすいエリアといえるでしょう。
また、不動産市況として中古マンション価格は上昇傾向を示しており、売却するタイミングとしても好機といえます。
3カ月ごとの成約価格を確認すると、札幌市と首都圏ともに1~3月は他の時期に比べて高値で成約されている傾向です。これは、転勤や就職などによる引っ越しシーズンにあたるため、マンション購入の需要が高まることが要因のひとつだと考えられます。
成約価格の上昇率
札幌市におけるマンションの価格推移をより深く理解するために、2025年と2026年の成約価格を基準とした上昇率のデータを作成しました。
| 期間 | 札幌市の成約価格 | 札幌市の前期比 | 首都圏の成約価格 | 首都圏の前期比 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年1~3月期 | 2,393万円 | - | 5,011万円 | - |
| 2025年4~6月期 | 2,236万円 | -6.6% | 5,188万円 | +3.5% |
| 2025年7~9月期 | 2,421万円 | +8.3% | 5,314万円 | +2.4% |
| 2025年10~12月期 | 2,426万円 | +0.2% | 5,287万円 | -0.5% |
| 2026年1~3月期 | 2,522万円 | +4.0% | 5,492万円 | +3.9% |
参考:公益財団法人 東日本不動産流通機構「季報 Market Watch サマリーレポート 2026年1~3月期」
札幌市では、「2025年7~9月」に前期比で約8%の成約価格の上昇が見られます。これは㎡単価が単純に上昇したからではなく、成約した物件の専有面積が広がったからだと考えられます。
一方、首都圏では2025年10~12月期の成約価格が0.5%下落しましたが、単純に面積の小さい物件の成約が増えたからだとはいえません。エリアや築年数など、成約物件の構成が影響した可能性もあるためです。
2026年1~3月期の数字を確認すると、札幌・首都圏において、中古マンション市場は上昇トレンドにあるといえるでしょう。ただし、札幌市の中古マンション価格は、東京都に比べて価格の変動が少なく、同資料においても2,200~2,400万円の間で推移しているのが見て取れます。
これは市場規模が比較的小さく、成約件数の変動や一部の高額取引が全体の価格に影響しやすいためです。以上の傾向からもわかるように、札幌市でのマンション売却は「売りどき」を見極めることが非常に重要です。
成約価格が上がるタイミングを狙うことで、より有利な条件での売却が期待できます。
成約㎡単価・専有面積の推移
続いて、札幌市のマンションにおける成約㎡単価と専有面積の推移をみていきましょう。
| 期間 | 札幌市の成約㎡単価 | 札幌市の専有面積 | 首都圏の成約㎡単価 | 首都圏の専有面積 |
|---|---|---|---|---|
| 2025年1~3月期 | 32.0万円 | 74.71㎡ | 79.8万円 | 62.79㎡ |
| 2025年4~6月期 | 30.0万円 | 74.45㎡ | 82.8万円 | 62.63㎡ |
| 2025年7~9月期 | 31.8万円 | 75.82㎡ | 85.1万円 | 62.39㎡ |
| 2025年10~12月期 | 31.8万円 | 76.19㎡ | 84.1万円 | 62.83㎡ |
| 2026年1~3月期 | 32.5万円 | 77.57㎡ | 86.2万円 | 63.67㎡ |
札幌市の中古マンションは、一時期㎡単価が30万円まで落ち込みましたが2026年1~3月期には32.5万円まで回復しており、価格水準は堅調です。
首都圏と比べると価格は半分以下ですが、札幌市は市場の安定感や将来性が評価されており、投資用の物件としても扱いやすいエリアといえそうです。さらに、札幌市は専有面積の変化によって平均価格が動きやすいため、価格上昇だけで判断せず、㎡単価や物件の広さもあわせて確認することが重要です。
以下は、成約㎡単価の推移をわかりすくまとめたグラフです。札幌市・首都圏ともに2025年1月~2026年3月は大きな動きは見られず、堅調に推移しています。
札幌市
首都圏
1~3月期
4~6月期
7~9月期
10~12月期
1~3月期
参考:公益財団法人 東日本不動産流通機構「季報 Market Watch サマリーレポート 2026年1~3月期」
グラフや表の数字から、札幌市のマンションはまだ価格が上がりきっていない分、買い手にとっては検討しやすい価格帯が続いているともいえます。
成約件数の推移
成約件数の推移からも、中古マンションのニーズの変化を読み取れます。2025年1月~2026年3月までの上昇率をグラフと併せてみていきましょう。
首都圏と比較すると件数差が大きすぎるため、今回は札幌市と東京都区部で比較しています。
| 期間 | 札幌市の成約件数 | 東京都区部の成約件数 |
|---|---|---|
| 2025年1~3月期 | 646件 | 5,584件 |
| 2025年4~6月期 | 689件 | 5,533件 |
| 2025年7~9月期 | 665件 | 5,411件 |
| 2025年10~12月期 | 702件 | 5,384件 |
| 2026年1~3月期 | 613件 | 5,395件 |
札幌市の中古マンション成約件数は、2025年10~12月期には702件まで増加しました。一方、2026年1~3月期は613件まで減少しており、直近ではやや取引が落ち着いています。東京都と比べると件数規模は8倍ほど異なるものの、札幌市も四半期ごとに600~700件前後の成約があり、一定の流動性は確認できます。
札幌市
東京都区部
参考:公益財団法人 東日本不動産流通機構「季報 Market Watch サマリーレポート 2026年1~3月期」
中古マンションの築年数を見ると、北海道では30年前後の築古物件の成約が多く、比較的古い物件でも安定して取引されているといえるでしょう。一方、東京都では築28年程度の物件が中心となっており、北海道と比べると若干ですが築浅志向の傾向がうかがえます。
このため、北海道では築古のマンションでも十分に売却のチャンスがある、といえるでしょう。
北海道の築年数と専有面積の推移【直近13カ月分】
今度は、北海道の中古マンションにおける動向を、「築年数」と「専有面積」の推移という観点から読み解いてきましょう。
同じく東日本不動産流通機構(東日本レインズ)の公表したデータから、東京都と比較した各数値を参考にしています。
中古マンションの築年数の推移
北海道と東京都にある中古マンションにおいて、成約した築年数の推移をグラフにまとめましたました。
| 年月 | 北海道の築年数 | 東京都の築年数 |
|---|---|---|
| 2025年4月 | 29.43年 | 25.26年 |
| 2025年5月 | 31.60年 | 25.37年 |
| 2025年6月 | 29.98年 | 25.87年 |
| 2025年7月 | 28.41年 | 25.75年 |
| 2025年8月 | 31.53年 | 25.03年 |
| 2025年9月 | 30.25年 | 24.93年 |
| 2025年10月 | 30.26年 | 25.25年 |
| 2025年11月 | 30.60年 | 26.02年 |
| 2025年12月 | 30.39年 | 25.99年 |
| 2026年1月 | 29.83年 | 25.70年 |
| 2026年2月 | 28.73年 | 26.42年 |
| 2026年3月 | 30.17年 | 26.30年 |
| 2026年4月 | 31.23年 | 25.98年 |
参考:公益財団法人 東日本不動産流通機構「月例速報 Market Watch 2026年4月度」
中古マンションの築年数を見ると、北海道では30年前後の築古物件の成約が多く、比較的古い物件も安定して取引されている傾向があります。一方、東京都では築25年程度の物件が中心で、北海道と比べて築浅志向があることがうかがえます。
このため、北海道では築古物件でも十分に売却のチャンスがある、といえるでしょう。
専有面積の推移
北海道と東京都で成約した中古マンションの専有面積の推移をまとめると、以下のようになります。
| 年月 | 北海道の専有面積 | 東京都の専有面積 |
|---|---|---|
| 2025年4月 | 76.06㎡ | 57.82㎡ |
| 2025年5月 | 74.22㎡ | 59.47㎡ |
| 2025年6月 | 73.01㎡ | 58.04㎡ |
| 2025年7月 | 78.59㎡ | 57.27㎡ |
| 2025年8月 | 73.42㎡ | 57.26㎡ |
| 2025年9月 | 75.24㎡ | 58.76㎡ |
| 2025年10月 | 75.62㎡ | 58.06㎡ |
| 2025年11月 | 75.41㎡ | 58.46㎡ |
| 2025年12月 | 76.83㎡ | 58.59㎡ |
| 2026年1月 | 76.45㎡ | 58.69㎡ |
| 2026年2月 | 78.55㎡ | 59.88㎡ |
| 2026年3月 | 77.38㎡ | 59.43㎡ |
| 2026年4月 | 75.83㎡ | 57.21㎡ |
参考:公益財団法人 東日本不動産流通機構「月例速報 Market Watch 2026年4月度」
成約物件の専有面積を比較すると、北海道では物件の面積がおおむね74〜77㎡ほどとなっており、比較的広めのファミリー向け物件が中心となっている様子がうかがえます。
一方、東京都では58㎡前後のコンパクトな物件が多く、少人数世帯向けの需要が主流です。
このように、北海道(札幌市を含む)では広めの間取りでもしっかりと成約につながっており、ファミリー層をターゲットにした物件も十分なニーズがあることがわかります。
専有面積における変動率
以下は、専有面積の推移における変動率をグラフにしたものです。2025年4月~2026年4月を基準にして作成しています。
北海道
東京都
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
1月
2月
3月
4月
参考:公益財団法人 東日本不動産流通機構「月例速報 Market Watch 2026年4月度」
専有面積の推移を見ると、北海道(札幌市を含む)ではおおむね100%前後で推移しており、成約される物件の広さはこの1年で大きく変わっていません。月単位で見ると多少の増減はあるものの、平均的には安定した傾向を示しています。
一方、東京都の動きを見ると、専有面積は前年よりやや減少傾向にあり、全体としてややコンパクトな物件が増えている傾向がうかがえます。
こうした比較からも、北海道では引き続き広めの物件に安定した需要があるといえるでしょう。
価格推移から見る!今後の札幌市マンションの相場動向
最後に、これまでご紹介してきたデータを踏まえつつ、今後の札幌市マンションの相場動向や売却のタイミング、高く売る方法について紹介します。
売れ残りリスクはどのくらい?
立地や物件の築年数など条件によって異なりますが、札幌市(北海道)では、都心部では敬遠されがちなファミリータイプの物件や築古のマンションにも堅調な需要があります。そのため、他の都市に比べると売れ残りのリスクは比較的低いといえるでしょう。
とはいえ、以下のような物件は売れ残る可能性があるため注意が必要です。
相場より明らかに高い価格設定の物件
エリアを問わず、相場を大きく上回る価格設定がされたマンションは、購入希望者から敬遠されやすく内覧すらされないケースも少なくありません。
防寒性能や除雪管理が不十分な物件
北海道では、寒冷地対策がされていないマンションはマイナス評価になることがあります。
床暖房や二重・三重ガラスなどの防寒設備がなかったり、除雪体制が不明確であったりと、寒さが厳しいエリアならではの対策が必須です。
駅からの距離が遠い物件
札幌市における積雪量は年間5m程度といわれており、冬季には道路状況が悪化しやすく、車での移動が制限されるケースもあります。
札幌市は地下鉄など交通網が充実しているため、都心部と同様に駅から遠い物件は不利になりがちです。
リフォームされていない築古物件
札幌では築年数が経った物件にも安定した需要があります。ただし、水回りや内装などの老朽化が目立つと、内覧時の印象が悪くなり、選ばれにくくなることがあります。
札幌市(北海道)のマンション売却、ベストなタイミングはいつ?
札幌市の中古マンション成約価格は全体として上昇傾向にあり、いまは売却を検討するのに適したタイミングといえます。
ただし、不動産の成約価格は年によって大きく変動するおそれがあるため、札幌市や北海道で売るタイミングを見極めることが大切です。
おすすめは、住み替えや転勤の動きが活発になる1~3月です。この時期は需要が高まり、成約件数・価格ともに上がる傾向があります。
また、冬の時期は、床暖房や二重窓など防寒性能の高さをアピールできる絶好の機会です。購入希望者に好印象を与え、より有利な条件で売却できる可能性も高まります。
いまマンションを売るなら、いくらで売れる?によって
札幌市(北海道)の中古マンションは、タイミングにって比較的高値での売却ができることがあります。
ただし、売却価格は築年数や設備の状態、立地条件などによって価格は大きく変わるため、事前に正確な相場を把握することが大切です。
自分の物件がいくらで売れそうかを知ることで、不動産会社の査定額が妥当かどうかを見極められます。売却価格の相場をつかむには、複数の不動産会社に査定を依頼するのが基本ですが、優良な会社を探すのは手間も時間もかかります。
そこでおすすめなのが、不動産一括査定サイトの利用です。一度住まいの情報を入力するだけで複数社に査定を依頼でき、相場感がつかみやすく、信頼できる会社を見つけやすくなります。
札幌市で中古マンションの売却を検討している方は、まずは一括査定サイトのリビンマッチで「いま売るならいくらか?」を確認してみてはいかがでしょうか。
この記事の編集者
リビンマッチ編集部
リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
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運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)
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