すぐにわかる!マンションの売却相場の調べ方&高く売るポイント

「マンションを売ろうかな」と思ったら、まずやるべきことは、売却価格の相場を調べることです。相場を知らないまま売り出すと、安く売ってしまったり、反対に高く価格を設定しすぎて売れ残ったりするおそれがあるためです。
納得できる価格で売却するためにも、どうすればマンションの売却価格の相場を調べられるのかをわかりやすく紹介します。
マンションの売却相場の調べ方
希望どおりの価格でマンションを売却するには、下調べが必要不可欠です。大切なマンションを少しでも高く売るために、不動産会社へ売却を依頼する前に必ず相場を調べましょう。
REINS Market Information
REINS Market Information(レインズ・マーケット・インフォメーション)とは、国土交通省の指定流通機構※が管理、運営しているWebサイトです。REINS Market Informationでは、全国各地にあるマンションと戸建ての取引価格を閲覧できます。
※指定流通機構
宅地建物取引業者(不動産会社など)が不動産情報や成約情報を交換するため、国土交通大臣が指定した公益法人のこと。
マンションの売却相場を調べてみる
REINS Market Informationの使い方は、次のとおりです。
- 物件種別を選ぶ
- 都道府県と地域を選択して検索
- 築年数や間取りなどの追加条件を入力して検索
詳しく条件を入力することで、より正確なマンションの相場価格を調べられます。
東京都品川区で築年数20年以内、60㎡〜80㎡の2LDK、1年以内に成約したマンションで条件を絞ると、単価(1㎡あたりの価格)は平均で167〜182万円でした。築年数や専有面積などによって価格は異なりますが、7,000万円〜7,600万円程度が相場価格です。
※2026年4月時点
不動産情報ライブラリ
不動産情報ライブラリは、国土交通省が管理、運営しているWebサイトです。マンションや戸建てだけでなく、土地や農地など不動産の成約価格を確認できます。
マンションの売却相場を調べてみる
不動産情報ライブラリでは、次のような手順でマンションの成約価格を調べられます。
- データの検索・ダウンロードを選択
- 地域・価格情報区分・種類・時期を設定
- 一覧表示を選択し、必要に応じてダウンロード(Excel)
大阪府大阪市淀川区では、築年数20年以内で3LDKという条件に絞って確認したところ、㎡単価は平均62万円でした。マンションの取引価格の平均は約4,300万円となっています。
※2026年4月時点
不動産売却のWebサイト
不不動産の一括査定サービスを提供しているWebサイトで、相場を確認するのもひとつの方法です。「リビンマッチ」のマンション売却では、地域や築年数からマンションの相場価格や年単位の価格推移、取引数を確認できます。
マンションの売却相場を調べてみる
リビンマッチでマンションの売却相場を調べる方法は次のとおりです。
- 「あなたのマンションの売却相場を知る」から都道府県名をクリックする
- 売却したいマンションがある市区町村名をクリックする
上記の2ステップでマンションの売却価格の相場が表示されます。
2024年のデータになりますが、愛知県名古屋市東区の場合は㎡単価が約44万円、築20年のマンションは約2,900万円が相場だとわかります。リビンマッチでは、売却価格の推移もわかるので売り時を逃しにくくなるでしょう。
※2024年7月時点
不動産ポータルサイト
不動産ポータルサイトは、複数の不動産会社が取り扱っている物件をまとめて掲載しているWebサイトのことです。物件の条件を絞り込み、所有しているマンションと似た物件を見つけることで、売り出し価格からおおよその売却価格を推測できます。
マンションの売却相場を調べてみる
不動産ポータルサイトで確認できるのは、基本的に成約価格ではなく売り出し価格です。売り出し価格は値下げ交渉などで変わることもあるため、あくまで参考として考えるとよいでしょう。
ポータルサイトは数多くありますが調べる手順に大きな差はありません。以下の方法でマンションの売り出し価格を調べられます。
- エリアもしくは路線から対象地域を選択
- 市区町村を選ぶ
- 売却に出すマンションと条件が似ている物件を探す
神奈川県横浜市鶴見区にあるマンションの場合、築年数20年以内、最寄り駅までの距離15分以内、2LDKの物件に限定したところ、平均4,200万円前後で売りに出されていました。売り出し価格と成約価格の乖離率は5〜10%前後のため、成約価格はおおむね3,800万円〜4,000万円程度と考えられるでしょう。
※2026年4月時点
マンションの売却相場を調べるときの注意点

マンションの売却相場を調べるときは、次の点に注意しましょう。
- リノベーション済の物件は避ける
- 必ずしも相場の価格で売れるとは限らない
- 複数のWebサイトを活用する
リノベーション済の物件は避ける
リノベーションしたマンションは、施工費用が上乗せされていることがあるため、相場より高値で売り出されているケースがあります。
売却したいマンションが特にリノベーションしていない物件であれば、相場を調べる際にリノベーション済みの物件を除いて検索しましょう。リノベーションやリフォーム済みの物件を避けて調べることで、より的確に相場を把握できます。
必ずしも相場の価格で売れるとは限らない
上記で調べられるマンションの相場はあくまでも目安です。必ずしもWebサイトで確認できた価格で売却できるとは限りません。
不動産ポータルサイトや不動産会社の公式サイトに掲載されている価格は、基本的に売主の希望価格です。買主との交渉次第では、売り出したときより低い価格で取引されます。
また、マンションの売却価格は売主の事情によっても変わります。たとえば、離婚や転勤など売却期限が限られていて早く売ることを優先する場合、相場よりも少し低い価格で売りに出すことになるでしょう。
複数のサイトを活用する
売却相場を調べるときは、ひとつのサイトだけで完了させるのではなく複数の物件情報サイトを活用しましょう。
情報源にするサイトをひとつに絞ると、得られる情報が少なく、偏るおそれがあります。公的なサイトから民間のサイトまで幅広く活用し、平均値を出すことをおすすめします。
マンションを少しでも高く売るコツ

マンションを少しでも高値で売却するコツを紹介します。
中古マンションの需要は年々高まっていますが、高値で売却するにはいくつかのコツが必要です。売却前に、次の高値売却のコツを押さえましょう。
- 焦ってすぐに値下げをしない
- 専任媒介で仲介契約を交わす
- 売却時期を見きわめる
- 担当者との相性を確かめる
- 複数の不動産会社に査定を依頼する
それぞれのコツを詳しく解説します。
焦ってすぐに値下げをしない
マンションが売れないからといってすぐに値下げするのは、避けるべきです。売り出してからすぐに価格を下げると、さらなる値下げを期待され、なかなか買主が見つからないおそれがあります。
マンションを売却するときは、焦らずに内覧希望者の様子をよく観察しましょう。内覧希望者の温度感を確認して、価格を変えるタイミングを見計らうのが理想です。
専任媒介で仲介契約を交わす
不動産会社に売却の仲介を依頼するなら、専任媒介契約での取引がおすすめです。専任媒介は、不動産の売却状況がわかることレインズ(不動産会社のみが利用できる物件情報サイト)への登録義務があることから、不動産会社の対応が妥当か判断しやすくなります。
さらに、専任媒介契約は売主の自由度がある程度確保されている点もメリットです。不動産会社に仲介を依頼しつつ、売主が独自に買主を見つける自己発見取引もできます。
それぞれの媒介契約の違いをよく理解してから、不動産会社と契約を交わしましょう。
| 一般媒介契約 | 専任媒介契約 | 専属専任媒介契約 | |
|---|---|---|---|
| 複数社との取引 | 〇 | × | × |
| 自己発見取引 | 〇 | 〇 | × |
| レインズの登録義務 | × | 〇 契約締結から7日以内 | 〇 契約締結から5日以内 |
| 活動報告義務 | × | 〇 2週間に1回 | 〇 1週間に1回 |
| 契約有効期間 | 自由 ※行政指導は3カ月以内 | 3カ月以内 | 3カ月以内 |
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売却時期を見きわめる
新生活や転勤シーズンなどマンションの需要が高いシーズンは、高値売却のチャンスです。
マンションをはじめとする居住用物件の需要が高まる時期は、1~4月上旬と9月です。このタイミングを狙えば、マンションが高値で売れるだけでなく、時間をかけずに売却できる可能性があります。
担当者との相性を確かめる
売却するマンションの価格は、売主と不動産会社の担当者が相談して決めています。売り出し価格が相場と比べて高すぎると、買主があらわれにくいため、適切な価格に調整する必要があるのです。しかし、買主が見つかりやすいからと安い価格をつけても、高値売却の機会を失ってしまいます。
また、実際に成約に結びつけるには、担当者の力量も重要です。対応や話し方だけでなく、提案力や実績などを確かめて、相性のよい担当者を見つけましょう。
複数の不動産会社に査定を依頼する
高値でマンションを売却するには、複数の不動産会社に査定を依頼することも大切です。
マンションの査定価格の算出方法は、不動産会社によって異なります。また、マンション売却を得意としているかどうかでも、査定価格のつけ方に違いが出るでしょう。マンションの売却に自信があれば、それだけ高い価格をつけられます。
できれば3社ほどに査定依頼し、査定価格や売却サポート、アフターサービスなどの内容から依頼すべき不動産会社を決めるとよいでしょう。
一度に最大6社が査定!マンション売却なら一括査定サイトがおすすめ
複数の不動産会社への査定依頼には、大きなメリットがあります。
しかし、複数の不動産会社に連絡するには、とても手間がかかります。ときには、マンションの売却が得意ではない不動産会社にあたってしまうこともあるでしょう。そういった手間を省けるのが、一括査定サイトの「リビンマッチ」です。
リビンマッチでは売却したいマンションの情報を一度入力すれば、最大6社の不動産会社へ査定を依頼できるのです。もちろん、売却したいマンションの地域に対応できる不動産会社が査定を担当します。
手間なくスピーディに、多くの不動産会社へ査定を依頼したいときは、リビンマッチを利用してください。
この記事の編集者
リビンマッチ編集部
リビンマッチコラムでは、むずかしい不動産の事をできる限りわかりやすく、噛み砕いて解説しています。不動産に対するハードルの高いイメージ、とっつきにくい苦手意識を少しでも取り除いて、よりよい不動産取引のお手伝いをさせていただきます。
誤字脱字や事実誤認などございましたら、ぜひともご指摘ください。
運営会社:リビン・テクノロジーズ株式会社(東京証券取引所グロース市場)
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