世田谷区のマンション売却の動向と人気のエリア
世田谷区のマンション売却に関心を持っている方にとって、エリアの動向や人気のスポットを知っておくことは大切です。この記事では、世田谷区のマンション売却の現状と今後の動向、そして人気のエリアについて解説します。
世田谷区のマンション売却の現状と今後の動向
出典:世田谷区オープンデータサイト (https://www.city.setagaya.lg.jp/)を加工して作成
世田谷区のマンションの平均成約価格は2年間で585.98万円も上昇しており、需要が高いことがわかります。この地域は公園や緑地が多くいたことや、交通の便がよいこと、子育て支援が充実していることなど、ファミリー層にとって生活しやすい地域です。
さらに、品川と大阪を結ぶリニア中央新幹線の整備が進められ、駅周辺の再開発や新たな商業施設のオープンが予定されています。2027年には品川と名古屋間が部分的に開業される予定で世田谷区のマンション売却市場は更に活性化すると予想されます。ただし、都心部へのアクセスがよく、生活利便性が高い分、地価の上昇に伴うマンション価格の高騰が懸念されています。
世田谷区で人気のエリア
出典:REINS MARKET Information (http://www.contract.reins.or.jp/search/displayAreaConditionBLogic.do)
世田谷区は「松原」で多く取引されています。この地域は駅や国道に沿って商業施設が集まり、静かな住宅街が広がっています。都心へも行きやすく、明大前駅から京王井の頭線急行で約10分で、渋谷や新宿にアクセスできます。明大前駅周辺には、飲食店やスーパー、コンビニなどが充実しており、生活に便利です。また、警察署や税務署などの公共機関もあり、安全で快適な暮らしができる地域です。
世田谷区のマンション売却状況(2022年7月~2023年月6月)
世田谷区におけるマンション売却状況の調査です。国土交通省が公開している土地総合情報システムのデータによると、2022年7月~2023年6月の平均取引価格は4,500,000円(11%)増加し、取引件数は117件(52%)減少しました。
調査方法
- 出典:国土交通省「土地総合情報システム」2022年7月~2023年月6月
- 戸数の集計データを使用
- 取引価格に仲介手数料等の諸経費は含まれない
- 平均取引価格は中央値をもとに算出
世田谷区のマンション売却状況(表データ)
世田谷区のマンション売却状況
年/月
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最高取引価格
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最低取引価格
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平均取引価格
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取引件数
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2022年7月~9月
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240,000,000
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5,300,000
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40,000,000
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223
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2022年10月~12月
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440,000,000
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5,100,000
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40,000,000
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218
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2023年1月~3月
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220,000,000
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4,800,000
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50,000,000
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196
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2023年4月~6月
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130,000,000
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7,900,000
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44,500,000
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106
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世田谷区のマンション売却状況(グラフデータ)
※国土交通省不動産取引価格情報
(https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet)を加工して作成
世田谷区のマンション戸数の推移
世田谷区にあるマンション戸数の推移です。非木造の共同住宅数のデータを使用しています。2003年から2018年のデータによると、世田谷区のマンション戸数は15年間で69,210戸(34%)増加しました。平均戸数は242,188戸です。
調査概要
- 出典:総務省の「社会・人口統計体系」
- 対象:1棟に2つ以上の住宅があり、共用空間をもつ「共同住宅」
- 地域:国勢調査の調査区から抽出し、調べた地域(ただし東日本大震災の影響で避難地域に設定された地域は除外)
世田谷区のマンション戸数の推移(戸)
2003年度
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2008年度
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2013年度
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2018年度
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199,460
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242,170
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258,450
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268,670
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※出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)
「社会・人口統計体系」(総務省統計局)を加工して作成
世田谷区マンションの世代別世帯数
世田谷区の共同住宅数に関する調査で、グラフは世代別に共同住宅を住居にしている世帯数をあらわします。総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」をもとにしています。
世田谷区の世帯でもっとも多いのは、65歳以上で51,060世帯でした。もっとも少なかったのは25歳未満で15,620世帯です。
調査概要
- 出典:総務省の「平成30年住宅・土地統計調査」
- データ:共同住宅数の非木造のみ使用
- 対象:1棟に2つ以上の住宅があり、共用空間をもつ「共同住宅」
- 地域:国勢調査の調査区から抽出し、調べた地域(ただし東日本大震災の影響で避難地域に設定された地域は除外)
世田谷区の世代別共同住宅数(世帯数)
25歳未満
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25~34歳
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35~44歳
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45~54歳
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55~64歳
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65歳以上
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15,620
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41,700
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46,660
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46,080
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33,850
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51,060
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※出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)
「[家計を主に支える者と住居] 家計を主に支える者の年齢(6区分),住宅の建て方(4区分),構造(2区分)別主世帯数-全国,都道府県,市区町村」